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食生活の源となるキッチンは、いつも清潔にしておきたいものです。特に水回りはお手入れせずに放っておくと、水アカによるシンクの汚れや不快なニオイの発生、場合によっては排水詰まりを起こすことがあります。
このコーナーは、当社のサービスエンジニアが現場で聞いたお客様からのご質問やお困りごとを中心に、キッチン・水回りの「おそうじ方法」や「メンテナンス方法」など、お手入れのコツやポイントをご紹介します。
シンクは放っておくと汚れが目立ち、特にステンレスのシンクは白く曇ってきがちです。この白い汚れは水アカで、水道水に含まれるミネラル成分が固まったものです。水アカを防ぐには、日常のひと手間が重要です。食器洗い後、台所用中性洗剤をスポンジにつけてシンクをさっと磨き、洗剤を水で洗い流します。そして仕上げに水滴を残さずきれいに拭き取ります。毎日のひと手間がきれいなシンクを保つコツです。
↑ 水滴をきれいに拭き取る
シンクのタイプに合わせたお手入れにも気をつけてください。クリアシンク(樹脂シンク)の場合は、温度変化による割れが発生しないようドライアイスや熱い鍋を置いたり、熱い物は流さない(熱いものは冷ましてから流す)ようにしましょう。
ステンレスシンクの場合は、缶などを放置すると「もらい錆び」が起きることがあります。その際は専用のクリーナーでお手入れしてください。
ステンレスシンク
https://sumai.panasonic.jp/support/movie/kitchen/12.html
ささっとシンク
https://sumai.panasonic.jp/support/movie/kitchen/01.html
クリアシンク
https://sumai.panasonic.jp/support/movie/kitchen/02.html
↑ 水滴をきれいに拭き取る
↑ 例)白い汚れは水アカ
↑ 例)もらい錆び
吐水口の泡沫器、金具などにゴミが詰まっていませんか?
吐水口の金具が緩んでいませんか?
パッキンがなくなっていませんか?
泡沫器にゴミが溜まっていたら、清潔な歯ブラシなどで水洗いしましょう。経年劣化により破損している場合もありますので、その際は新しい泡沫器と交換してください。パッキンがなくなっていたり、金具を締めてもまだ水漏れする場合は、修理が必要かも知れません。ハイ・パーツショップまでお問合せください。
【動画】泡沫吐水 水栓の吐水口、ストレーナーのお手入れ
https://sumai.panasonic.jp/support/movie/kitchen/03.html
詳しくは下記URLをチェックしてください。
https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/99797/p/4360
↑吐水口の分解図
↑泡沫器とパッキン
水まわりチェックの際には、浄水カートリッジの交換日を確認しましょう。商品により交換サイクルは異なりますが、前回の日付から3カ月〜1年を目安にカートリッジは交換してください。
↑吐水口の分解図
↑泡沫器とパッキン
止水した際、シャワーヘッド、吐水口から水滴が落ちることがありますが、これはシャワーホース・散水板の残留水です。
他の場所の水栓などを使用するとシャワーヘッドから水滴が落ちることがありますが、これは水栓にかかる圧力を逃がすためです。
浄水器用水栓はレバーハンドルで止水しても、残水圧がかかっているため止水までに若干の時間を要します。
水温が低い場合(冬期や地下水使用)やカートリッジ内部に空気が入り込んだ場合に起こりやすくなります。使用するにつれてカートリッジが目詰まりした場合に起こります。カートリッジ交換で当初の状態に戻ります。
水栓チェックの際は、カランまわりもお手入れしましょう。水アカは溜まると固着するため、シンクと同じように使った後はカランもやさしく磨き、やわらかい布で乾拭きして水気をしっかり取りましょう。ガンコな汚れには、研磨剤の入っていないクリーナーをご使用ください。
詳しくは下記URLをチェックしてください。
https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/104745/p/4360
↑カランまわりのお手入れ
研磨剤の入っていないクリーナーは、
ハイ・パーツショップでご購入いただけます。
シンクは長く使用していると排水口、排水トラップ、排水管(ホース)などにヌメリや油脂分などが溜まり、イヤなニオイを発生させたり、排水の流れが悪くなることがあります。これらを予防するにはゴミを溜めないことが重要です。
夕食後は生ゴミを処理し、台所用中性洗剤で排水プレート、網カゴ、排水口を洗いましょう。特に油を使った料理の後は念入りに。週に一度は台所用中性洗剤を含ませたスポンジで溜まったヌメリを落としましょう。
詳しくは下記URLをチェックしてください。
https://sumai.panasonic.jp/support/care/kitchen/03/
そして、仕上げは排水管の詰まり予防です。シンクの止水口に止水プレートなどでフタをして洗剤を薄めたぬるま湯を溜め、フタを外して一気に流します。洗剤が残らないようしっかり洗い流し、仕上げにシンクの乾拭きを忘れないでください。
調理中のイヤな臭いがする時は!
詳しくは下記URLをチェックしてください。
https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/81838/
↑止水プレートの一例
排水口部品は、
ハイ・パーツショップでご購入いただけます。
食洗機庫内のお手入れには、食洗機庫内専用の洗浄剤をご使用ください。台所用中性洗剤は泡立ちすぎて故障の原因になりますので、絶対に使用しないでください。
日常的に食洗機の乾燥機能のみを使用されている場合、月に1~2回程度は洗浄剤を入れて「標準コース」で運転させましょう。食洗機は臭気を封じるため常時、封水が溜まっています。「標準コース」での運転は封水をキレイな水に入れ替えるためで、封水切れによる臭気の発生を防ぐためでもあります。
また食洗機を使用する際、フィルターは毎回清掃し、食器は中央になるべく隙間を空けて置くと汚れがきれいに落ちやすくなります。乾き具合が悪いと感じた場合は(※1)、ドライキープ運転や乾燥時間を長くして使用してみてください。
※1 洗浄性能を下げずに省エネ性能を追求するため、ヒーターの発熱量を抑えている機種もあります。
詳しくは下記URLをチェックしてください。
https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/84401
食洗機専用の庫内クリーナーは、
ハイ・パーツショップでご購入いただけます。
今回の「お手入れBook 〜キッチン編①〜」はいかがでしたでしょうか。
日々のお手入れでシンクや食洗機をより清潔・快適にお使いください。
今回の「お手入れBook 〜キッチン編①〜」は
いかがでしたでしょうか。日々のお手入れでシンクや
食洗機をより清潔・快適にお使いください。