500万円くらいでどんなリフォームができるの？

水廻りのリフォームでは、施工箇所に応じて相場費用が下記の通り異なります。

出典：国土交通省-リフォームの内容と価格について

最終的な金額は設備のグレード、リフォーム工事の規模によっても異なりますが、水廻りだけに限定した場合は5,000,000円の予算でもフルリフォームも十分に可能です。

むしろ水廻りのリフォームは、1回でまとめて実施した方が結果的に安上がりになることもあります。別々にリフォームを実施する場合とは違い、設備の仕入れ費や業者側の事務コスト、人件費などを安く抑えられるためです。

リフォームの施工業者によっては水廻りのリフォームパックを用意していることもあります。予算が許すならば、なるべく水廻りは全体で一気にリフォームするのがおすすめです。

中古住宅購入時は、入居前にリフォームを済ませてしまう手もあります。特に売買契約が完了した後、居住までに期間が開く場合には、その期間をリフォームに充てるのがおすすめです。原則としてリフォームは引き渡し後に行いますが、売り主の了承さえ取れれば引き渡し前にもリフォーム計画やリフォーム工事を進めることができます。

中古住宅購入と同時にリフォームを進めておくと、初日から理想の自宅で暮らせるようになるのがメリットです。

リフォームを前提としているなら、内覧時にしっかりと新居の様子を確認して、あらかじめ不満点をピックアップしておくと良いでしょう。不満に感じる箇所こそ、リフォームを積極的にすべき箇所です。

中古住宅購入から入居前の期間は、時間をかけてリフォームできる最初で最後のチャンスとなります。

LDKリフォームを行う際は、下記の2点に留意してプランを立てましょう。

• ▪︎ ライフスタイルに合わせた間取りにする
• ▪︎ 必要なスペースを確保できる導線をつくる

LDKは特に家族生活の中心となる部屋なので、今後一生使い続けられる想定をして、プランニングすることが大切です。そのためプランを練った後もそれで終わりではなく、ほかに良いプランはないか、改善できる点はないかなど、入念にシミュレーションをしましょう。

LDKのリフォームにかかる予算は、工事の規模に応じても大きく異なります。特に間取り変更を伴う工事だと、それだけで数百万円単位の予算がかかることも珍しくありません。

あまりにも高額にならないようにするため、先に予算をしっかりと決めた上で、リフォームプランを練ることが重要になります。