人が1日に身体に取り入れる物質で
いちばん多いのは空気です。
食べものや飲みものは気にするのに「空気の質」は気にしないの?
人は長い時間を室内で過ごし、多くの空気を体内に取り入れますが、室内には目に見えない汚れが漂っています。また、外からの空気にはいろんな汚れが混ざっています。換気によって汚れた空気を外に出し、新鮮できれいな空気を取り入れることで、人も住まいも健康的に暮らせる環境をつくることができます。
※1 内山巌雄(国立公衆衛生院)「空気とヒトー生理的立場からー」(1999)
※2 環境省 熱中症環境保健マニュアル (2018)
■人が生涯で摂取するもの
参考文献:村上 周三「住まいと人体 : 工学的視点から」
日中は、オフィスや学校へ、
お買い物やランチへ、
家族それぞれが過ごす施設空間の
換気が気になります。
換気とは外の空気と室内の空気を
入れ替えること。
換気とは、屋外から新鮮できれいな空気を給気して、室内で発生した汚れた空気を室外に排気することです。不特定多数の人が出入りするオフィスや店舗などの施設空間では、用途や収容人数に合わせて必要な換気量や換気経路を確保し、施設を訪れる人や働く人たちの快適な環境づくりを目指すと共に、換気による熱ロスを抑えるなど省エネに配慮した換気設計が重要です。
- 給気
- 外の新鮮な空気を室内に取り入れる
- 排気
- 室内の空気を室外に排出する
- 循環
- 気流をつくる
オフィスや店舗に適した換気
設計のポイントは?
- ポイント1.
- 必要な換気量の確保
- ポイント2.
- 適切な換気経路の確保
- ポイント3.
- 換気による熱ロスの抑制
給気・排気・循環で空気の質を高めましょう。
オフィスや店舗に最適な換気方式と空気浄化技術は?
きれいな空気を取り入れる「給気」、汚れた空気を外に出す「排気」、空気を浄化して気流をつくる「循環」を組み合わせることで快適な空気環境の創造をお手伝いします。
換気(給気・排気)
- 第1種換気
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換気扇を使って確実に換気
「給気」と「排気」ともに換気扇で行うため、空気の流れが制御しやすく、より確実に換気できる方式です。気密性が低い建物でも安定して換気ができます。給気側にフィルターを設置することで汚れた空気の侵入も抑えます。
- 熱交換換気
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換気による熱ロスを抑制
「排気」によって空気とともに捨てていた熱を「給気」する時に回収。空調負荷を軽減し、冷暖房コストを抑えます。外気を室温に近づけて「給気」するため、夏の熱い空気や冬の冷たい空気の侵入を抑制し、不快感を緩和します。
●熱交換気のしくみ(冬期の場合)
※熱交換率は機種や風量によって異なります。
循環
- 次亜塩素酸(電解水)
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汚れた空気を次亜塩素酸で洗う
食塩水を電気分解することで次亜塩素酸(電解水)を生成。次亜塩素酸を含んだフィルターに汚れた空気を通過させることで、汚れた空気を洗います。
【設置例】事務所 第1種全熱交換形換気システム
人の集まるオフィスは空気がよどみやすく空気環境への不安が残ります。就業時間や在室人数に応じて自動運転する換気システムを活用するなど、省エネで清潔な空気環境を目指しましょう。
【設置例】レストラン 第1種全熱交換形換気システム
店舗や飲食店などの商業施設では、用途や収容人数によって適切な換気量の確保が求められます。お客様や従業員が気持ちよく過ごせる快適な環境づくりや、省エネに配慮した換気設計を考えましょう。
お困りごとにお応えします!
換気で外の熱い(冷たい)空気が入ってきて不快、ニオイが気になる、空気がよどみやすいなど、オフィスや店舗など複数の人が集まる空間では、空気環境に求める声もいろいろ。換気・循環機器で現場の困りごとにお応えします。
冷暖房中の快適な室温なのに、換気で熱い空気や冷たい空気が入ってくる。
熱交換気ユニット
詳細を見る●熱交換気のしくみ(冬期の場合)
混雑時に換気量が足りているのか心配。だけど人がいない時に無駄な換気をするのは気になる。
熱交換気ユニット 床置形
詳細を見る換気を見直したいけれど、大がかりな工事が必要?
熱交換気ユニット 床置形
詳細を見るドアの開閉がしにくい。/ドアを開ける時、重たい。
複数の人が集まる場所の菌やニオイが気になる。
温度ムラを解消したい。
シーリングファン
詳細を見る出入口から入ってくる外の熱い空気や冷たい空気が気になる。
エアーカーテン
詳細を見る
空気の質向上で、
仕事も勉強も能率アップ!
施設の面積や収容人数だけでなく、使う人の年齢や目的、時間など、利用シーンの数だけおすすめの換気方法があります。給気・排気・循環を組み合わせて空気の質を高めれば、仕事も勉強も能率アップ。健康で快適な空気環境づくりをお手伝いします。
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店舗・飲食店
省エネに配慮しながらお客様や従業員が快適に過ごせる換気設計を考慮。
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オフィス
人の集まるオフィスは空気の質も重要。清潔で働きやすい空気環境づくりを重視。
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教育空間
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介護施設
24時間、高齢者が過ごしやすい環境づくりのために適切に換気・循環。
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