【毎日の備え】
歴史上毎日災害が起きてきた日本。もしものときに頼りになるのは防災の知識です。
ぜひお役立てください。
雪害
雪山での天候変化
雪山では、山麓と山頂で天候が正反対になることもあるので、雪山に入る前には必ず気象状況や天気予報を確認し、気象急変時には無理な行動は絶対に控えましょう。
雪害
雪崩が起きやすい場所
雪崩のスピードは最大時速200kmにもおよぶことがあります。傾斜35~45°の斜面(スキーの上級者コースに相当)や、雪庇(せっぴ)という、雪がひさしのように張り出している場所は要注意。雪庇が崩れると、雪崩が発生することがあります。雪崩発生のおそれがある斜面のそばに近づかないようにしましょう。
雪害
落雪
新雪や晴れの日には雪のゆるみにより、屋根から落雪する可能性があります。家族・隣近所に声をかけてからでかけましょう。
雪害
横断歩道
横断歩道の白線部は、乾いているように見えても、滑りやすくなっている場合があります。歩幅を小さくし、そろそろと歩く「ペンギン歩き」で歩きましょう。体の揺れが小さくなり、転びにくくなります。
雪害
ホワイトアウト
周囲が白一色となる冬の道路で、道路と景色の区別がつきにくくなる現象をホワイトアウトと呼びます。外出時にホワイトアウトに遭遇すると、迷子になって遭難する可能性があるため、近くに安全な場所がある場合は、そこへ避難し状況が良くなるのを待ちましょう。
雪害
雪道を歩くとき
雪道を歩く際は、転んだときの怪我の予防のために、帽子をかぶり、両手には何も持たず、手袋をするなど、身に着けるものを工夫することが安全対策の一つになります。
雪害
雪崩に巻き込まれたとき
雪崩発生の場に遭遇した場合、自分が雪崩に巻き込まれたら雪崩の流れの端へ逃げて、近くの仲間に巻き込まれないように知らせましょう。また身体から荷物を外し、雪の中を泳いで浮上するようにしましょう。
※一部コンテンツについては「防災100のコト」©ステッチより出典