【毎日の備え】
歴史上毎日災害が起きてきた日本。もしものときに頼りになるのは防災の知識です。
ぜひお役立てください。
応急対応
AED
AEDは突然の心停止から命を救うための医療機器です。心臓に対して電気ショックを与え、正常なリズムに戻します。
操作方法を音声でガイドしてくれるため、簡単に使用することができます。救急救命では早期の対応がとても重要です。いざという時には勇気を出して、周りの人に声をかけて使ってください。
応急対応
心肺蘇生
救命の可能性は時間とともに低下しますが、救急車が到着するまでの間、居合わせた人が応急手当を行うことにより、救命の可能性が高くなります。初期対応で重要なのが心肺蘇生です。いざというときにできるように、消防署に連絡すると、無料で救命講習を受けることができるので、体験してみましょう。
応急対応
救出活動
災害が大きくなると、消防署などによる救出活動が間に合わない場合があります。建物の倒壊や落下物などの下敷きになった人の救出活動などを行う場合は、近くにいる人にも声をかけてできるだけ複数で協力して行いましょう。
応急対応
火山灰の除去
噴火時に降ってきた火山灰の除去作業を行うときには防塵マスクをして、ゴーグルまたはメガネをしましょう。また、火山灰はすべりやすいので、はしごや屋根での作業時に気をつけ、下水につまりやすいので流さないようにしましょう。
応急対応
割れた窓をふさぐ
窓が割れてしまった場合、割れたガラスでケガを負わないために、破片などを取り除いたあと、粘着性の高いテープでブルーシートや段ボールを貼り、窓をふさぎましょう。
応急対応
ボランティアの支援
震災後の自宅の片づけなどにボランティアの手を借りることもできます。無理に自分一人で行いケガなどをしないようにしましょう。詳しくはお住まいの自治体、社会福祉協議会などに相談してください。
応急対応
暑さをしのぐために
夏の暑い時期に災害が起こったら、空調設備が使えなくなる場合があります。室内は温度が上がりやすいので熱中症に注意しましょう。
事前に暑さをしのぐアイテムを備えておくと良いです。冷却ジェルシートやうちわ、扇子など電気を使わなくても使用できるアイテムを選びましょう。
応急対応
寒さをしのぐために
避難生活の中で女性の悩みの原因の多くがからだの冷えからくるものです。からだを温めることを心がけましょう。特に雨や汗で濡れたときはすぐに乾いた服に着替えましょう。
また妊娠中はお腹が張ることがあるのでその対策としてもからだを温めるようにしましょう。
応急対応
遠くの知人を頼る
地震のあと、被害が大きく困ったときは家族以外にも遠方の知り合いや友人など、助け合える人がいると安心です。いざというときに頼れるように、ふだんから連絡を取り合っておくと良いでしょう。
応急対応
シーツで作る背負いひも
シーツを2人で持ち、対角部分を4~5回反対向きにねじったら、両端を結んで輪にします。8の字にひねり、まず背負われる人がその部分に上から足を通します。次に背負う人が同じ箇所に腕を通しておんぶします。シーツの結び目を、お互いの体に当たらないような位置に持ってくるようにしましょう。
応急対応
長袖シャツで作る三角巾
まず、長袖シャツの左右の袖の先を結びます。三角巾にしたときに布地が垂れてこないように、裾も結びます。袖の結び目が首の後ろに来るようにして首にかけ、腕を中に通します。身近にあるもので応急処置ができるので、覚えておくと便利です。
応急対応
キッチンペーパーで作るマスク
キッチンぺーパーを使って、あっという間に簡易的なマスクを作ることができます。まず、キッチンペーパーをじゃばらに折ったら、両端に輪ゴムをホチキスで止めます。じゃばらを広げたら、マスクのできあがりです。
防塵程度なら問題なく使えます。ホチキスの位置でサイズの調整ができます。
応急対応
毛布でできる簡易担架
広げた毛布を両端から丸め、4人以上で持つと簡易的な担架になります。災害時は、たたんで頭にかぶせてヘルメット代わりにしたり、本来の防寒に使ったり、毛布1枚でさまざまな使い道があります。
応急対応
はがれにくい絆創膏の巻き方
災害時は、ケガのリスクも増えます。絆創膏の真ん中に切れ目を入れて、切れ目を交差させて貼るとはがれにくくなります。絆創膏などふだん当たり前の物資が手に入りづらくなることもあるので、このような方法を覚えておくと便利です。
応急対応
ラップでスマホを守る
スマホにラップを巻いておくと、降雨・降雪時などでも、防滴、防汚、防塵対策になります。専用のケースがなくても、この方法でタッチパネルの操作も通話も問題なくできます。
災害時に大切なスマホを守るだけでなく、海でのアウトドアやBBQなど、水で濡れたり、汚れたりするシーンでも役立ちます。
応急対応
低体温症の対処法
寒さや栄養不足、疲労などが原因で身体の中心の温度が35度まで下がると低体温症になってしまうことがあります。震えやつじつまの合わない会話が低体温症のしるしです。
周りの人に低体温症の人がいたら、まず衣類が濡れていたら着替えさせ、温かい飲み物や栄養のある食べ物を与えましょう。
※一部コンテンツについては「防災100のコト」©ステッチより出典