【毎日の備え】
歴史上毎日災害が起きてきた日本。もしものときに頼りになるのは防災の知識です。
ぜひお役立てください。
大雨・台風
家の外の備え
台風や大雨が近づいてきたら、家の外の備えとして、窓や雨戸はしっかりとカギをかけ、側溝や排水口は掃除して水はけを良くしておく、風で飛ばされそうなものは飛ばないように固定したり、家の中へしまっておきましょう。風雨が強まってから外へ出るのは危険。絶対に避けましょう。
大雨・台風
川の近く
発達した積乱雲がもたらす大雨は雷を伴って短時間に狭い範囲で激しく降ります。
急な豪雨に備え、気象情報をこまめに確認しましょう。集中豪雨の際、川や低い場所から離れ、丈夫な建物に避難しましょう。
大雨・台風
落雷
雷は、海面、平野、山岳など場所を選ばず落ちます。積乱雲発生時や落雷時は、木の下で雨宿りなどせず、樹木や電柱などから4m以上離れて身を低くするか、建物に入りましょう。
大雨・台風
凶器をつくらない
台風が近づいている時は庭やベランダの植木、物干しなどを強風で飛ばないように固定するか家の中にしまいしょう。飛ばされて、他の家や人を傷つける凶器になってしまうかもしれません。
大雨・台風
カーテンでガラス飛散防止
台風の強風では、時に窓ガラスが割れて、室内が危険になる可能性も。窓に雨戸がなかったり、ベニヤ板を張れない場合には、飛散防止フィルムを貼っておくといいでしょう。また、窓のカーテンをしっかりしめて、机や椅子でめくれないように固定し、離れた場所にいることも有効です。
大雨・台風
崖から離れた部屋で寝る
大雨や台風が近づいていて、家の寝室が崖に近い場合は、寝るときだけでも崖から離れた部屋、下の階よりは上の階にいるようにしましょう。水を吸った土砂はとても重たく、窓や壁を壊して流れこんでくることがあります。
大雨・台風
急な崖には近づかない
台風や大雨の直後では、晴れていても急な崖には近づかないようにしましょう。土が雨の水分をふくみ、もろく崩れやすくなっていて、他の家や人を傷つける凶器になってしまうかもしれません。
大雨・台風
台風直撃への備え~家の中~
数日後に台風が直撃、という予報が出たらまずは家の中の備えと点検をしましょう。屋根・壁・窓から雨漏りがないか、窓ガラスにひびや欠けがないか、玄関ドアにすきまがないか、を点検。窓ガラスは、ひびなどがなくても飛散防止フィルムを貼っておくと安心です。
大雨・台風
台風直撃への備え~屋外~
数日後に台風が直撃の予報が出たら、屋外の点検もお忘れなく。雨どい・側溝・ベランダの排水口に、ゴミがたまっていたら掃除をし、屋根に破損がないか調べましょう。強風で飛びそうなものは家の中にしまいます。植木や洗濯小物以外にも、洗濯機・室外機・暑さ対策用のすだれなども危険なので要チェック。
大雨・台風
ブルーシートを備えておく
ブルーシートは、雨漏りや割れた窓をふさぐほか、浸水被害にあったときに、電化製品や貴重品類を包んで防水するのにも役立ちます。
被災後、自治体から配られることもありますが、十分な数ではないので、自ら備えておきましょう。また、固定用ロープもセットで準備しておきましょう。
大雨・台風
大きめのゴミ袋を備えておく
ゴミ袋は、被災後の片づけのときの必須アイテムです。それだけでなく、未使用であれば生活用水を溜めておくこともできますし、穴をあけてかぶればカッパや防寒対策にもなります。台風が近づいてきたら、ゴミ袋を多めにストックしておくと安心です。
被災後、自治体から配られることもありますが、十分な数ではないので、自ら備えておきましょう。また、固定用ロープもセットで準備しておきましょう。
大雨・台風
テレビのdボタンの活用
自宅にいるとき手っ取り早く気象情報を入手するためには、テレビのdボタンの活用をしましょう。dボタンを押すと、自分が住んでいるエリアの天気予報や台風情報、注意報・警報などが入手できます。
大雨・台風
台風進路の右側は特に注意!
台風のとき、地上付近では上から見て反時計回りに強い風が吹き込みます。そのため台風の進行方向に向かって右側では、台風自身の風と台風を移動させる周囲の風が同じ方向に吹いて強くなり、左側と比べて一層の注意が必要となります。
大雨・台風
大雨避難で長靴はNG
大雨のとき、つい履いていきたくなる長靴ですが、水がたまっている場所では動きにくくなるなど、逆に避難の妨げになってしまう場合があります。大雨避難時に長靴をはくのはやめましょう。
※一部コンテンツについては「防災100のコト」©ステッチより出典