ページの先頭です。
ここから本文です。
設備配管と構造材が干渉しないか確認します。特に排水管が干渉しやすいので、注意します。
火打土台は構造上の役割は大きくないので、干渉しそうな箇所は配置しなくてもよいでしょう。
大引も排水管等と干渉していないかチェックします。
柱の引抜力が25kN(N値:4.7)を超えると、Zマークのホールダウンでは対応できないため、ホールダウン金物を2個使います。
30kN(15kN用2コ使い N値:5.6)の同等認定品がありますので、それで代用しても良いですが、そのようなホールダウン金物も37kNくらいまでしか対応できません。それを超える引抜力が発生している時は、20kN用や25kN用を2コ使いすることになります。図面のように外袖壁などは、ホールダウン金物を2コ取り付けられませんので、柱頭柱脚金物配置図とよく照らし合わせてチェックしましょう。
大壁造の場合、寸法の異なる柱が混在すると壁下地を張りにくいので、通常は室内側か外壁面側の柱面が揃うように、寸法が大きい方の柱をずらして配置します。そして、その柱は壁下地面材を張る範囲を削り取り(削り取ることをしゃくると言います)ます。
内面合わせか、外面合わせか、について伏図をチェックします。
真壁の場合、壁の仕上げ面は柱面より内側です。梁幅は柱寸法とほぼ同じなので、梁下端が天井高さより低いと、梁が見えます。