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プレカット図に「階高」の表示がある場合、通常は構造躯体の階高を示しています。
1階階高=土台天端〜胴差天端
2階階高=胴差天端〜軒高
のことです。
根太寸法や床合板の厚さなどを確認し、高さ寸法が正しいか検討します。
特に、法令の高さ規制ギリギリの設計をしている場合、平均GL〜軒高が計画(意匠図)と一致しているか、必ずチェックします。
天井懐の寸法を抑え、梁型が出ない梁せいの範囲を確認します。
この図面の1階で検討してみます。
2,850(階高)−36−2,400(天井高)−9.5 = 404.5mm
梁せいが404.5mmより大きくなると、天井より下に梁型が出てきます。もちろん、デザインとして梁を見せるという選択肢もあります。
壁の中であれば梁は隠れますが、真壁の場合は、梁は壁の中に隠れませんので、注意が必要です。