File:35 S様邸
広くオープンな空間で
上手に見せて、上手に隠す
S様のマンションは築18年。もともとは北側に面した大きなガラス戸の防寒対策のために、リフォームしたいと考えていらっしゃいましたが、マンションの共有部分となるために断念。しかし、新しい生活を始める事もあり、お部屋全体のリフォームを考え始めました。
漠然とした思いを形にする第一歩
リフォームをするにあたって考えていたのは、荷物が増えることでウォークインクローゼットにして収納を増やすこと、寒さ対策、室内の洗濯物干しスペースでした。それ以外には、具体的な予算のイメージや、リフォームの進め方もわからなかったため、リフォーム雑誌に掲載されていたリフォームショップ紹介サービスへ相談しようとパナソニックのショウルームへご来場されました。
ショウルームにご来場時は考えがまだ漠然としていたそうですが、収納や寒さ対策の他にも、ご主人は写真やインテリアが好き、奥様はお花や雑貨が好きなどのご要望をうかがい、3社のリフォーム会社をご紹介させていただきました。
「紹介された3社はもちろん提案内容も違い、様々な意見もしてくれました」リフォーム会社からの意見を聞いているうちに自分たちがどこにこだわりがあるか、どうしたらいいかがはっきりしてきたそうです。
広くオープンな空間で“上手に魅せる”
玄関から入るとすぐに目に飛び込んでくる、正面の壁一面を利用した可動棚。奥様の好きな雑貨を飾るなど、お二人の趣味を感じることができる“魅せる収納”となっています。
日常のグラスもディスプレイの一つ。上手に飾りながら活用しています。棚の奥にはアクセントクロスを貼ったり、照明で素敵に演出もされています。
また、キッチン空間を変えたことで、さえぎるものがなくなりオープンな広々とした空間となりました。以前のキッチンは、Ⅱ列配列で吊戸もあり仕切られた空間でしたが、今回はL型でリビング側はカウンターの仕切りのみ。カウンター上にはペンダント照明がついてお部屋のアクセントになっています。
奥様が若いころから憧れていたお気に入りのキッチンが“魅せるインテリア”としてお部屋の雰囲気を作り出しています。
広くオープンな空間で“上手に隠す”
キッチンスペースの隣にあった、和室を撤去して南面のベランダに面した一角をユーティリティースペースに。洗濯物干し、折畳できる工夫をしたアイロンコーナーを設けました。あえて、キッチンとの間に壁を設けないことで、明るく広々とした空間に。生活感が出るこのスペースは、来客の際には“ロールスクリーンをさっと下ろして隠せるように”しました。
キッチンとリビングの間のカウンター下にはごみ箱など生活用品をしまえるスペースを設置することで、リビング側からは“上手に隠して”すっきり暮らせます。
寝室とユーティリティースペースの間にはなんでもしまえるように、5畳のウォークインクローゼットを設置。落ち着いた青色のカーペット絨毯で繋がった寝室からウォークインクローゼットの空間は収納も十分過ぎるほど確保していて、人からは見られることがない隠された空間にしっかりと整理されています。洋服のサイズや手が届く寸法を計算して有効にしまえるような工夫もしました。上手に隠して、リビングダイニングはすっきり使いやすいお部屋になりました。
広々としたゆとりのある空間を
演出する工夫
玄関を入ると、広々と開放感のあるホール兼リビングダイニングスペース。
以前の玄関は、すこし囲まれた空間でしたが、今回思いきって壁を取りました。結果、玄関から入ってどこにでも荷物が置ける広々したホールに。
正面には壁一面を利用したディスプレイコーナーがあり、入ってすぐに楽しめる魅せる空間が広がっています。左右に広がるオープンな空間の一番のこだわりは、通常のタイルよりも大きなサイズの600角の床タイル。部屋全体の床に貼ることで、広く見せる視覚効果を与えてくれています。
夏はひんやりして足触りも良く、心地が良いそう。寒さ対策として床暖房も入れました。
広々としたゆとりのある空間を演出する工夫は他にも、例えば、天井を高く保つために、そのままにダクト型のスポットライトを採用しました。
白と黒が基調色に構成された部屋もすっきり見えるポイントに。様々な雑貨や小物がお部屋に彩を添えています。
風が通り抜ける間取りに
今回のリフォームで部屋全体の風の通りを気にされたという奥様。以前はそれぞれ独立して2つの部屋だった和室と洋室を、寝室・ウォークインクローゼット・ユーティリティスペースまでつなげることで以前より生活動線がスムーズになったそう。結果的に部屋全体を一周できる回遊性が持て、動線も短く使いやすい間取りになり、風通りも良くなりました。
以前からご主人が気になっていた寒さ対策についても、リビングとキッチンには床暖房を採用して、玄関のガラス扉にはお二人が山の中の建具屋まで通い、木目を選んで作ったオーダーの建具も取り付けられました。
あらゆるところにS様のこだわりが見えたリフォーム。「最初は本当に具体的なプランやイメージはなくて、打ち合わせを進める過程で展示場などを見に行ってヒントを得た感じです。二人で話し合っていくなかで、自分たちがこだわっているものに気がつきました」とおっしゃっていました。
「これからも好きなものを少しずつ取り入れて、暮らしを楽しんでいきたい」というご夫婦。
寒さ対策から始まったリフォームですが、「冬にはバイオエタノールの暖房を購入して見た目も暖かなお部屋にしたい!」と早速、今後の楽しみを教えていただきました。
雑貨屋を巡りながら、お二人で好きなものを一つずつ選び暮らしを楽しんでいく、そんな住まいとなりました。
リフォーム規模 | フルリフォーム |
---|---|
工期 | 約2か月 |
会社名 | パナソニックリフォーム株式会社 |
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