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木造軸組構法の構造の基本

水平荷重の流れ

地震力は、まず建物の中で最も重い屋根や床に大きな力が加わります。

?@地震力は屋根面や床面を流れ、
?A壁(耐力壁)に伝わります。
?B1階の壁は2階壁を流れてきた
地震力も受け、基礎に伝えます。

風圧力は、壁面や屋根面が受けた荷重が軒桁や胴差に加わります。 軒桁や胴差から
?@屋根面、床面に流れ・・・・・・
あとは、地震力と同じように流れます。

水平荷重の流れ
水平荷重に抵抗する部材

壁=鉛直構面 (例)筋かい耐力壁、面材張り耐力壁
屋根面・床面=水平構面 (例)屋根構面(垂木に野地板を釘打ち)、火打構面、床構面

このように水平荷重に抵抗する部材は、【面】です。
木造軸組構法では柱やを少し大きくしても耐震性能は上がりません。