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木造軸組構法の構造の基本

  • 第一章「木造軸組構法の構造の基本」
  • 部材の名称と柱-梁、柱-土台の接合
  • プレカット加工の標準的な継手仕口
  • 構造材の標準寸法
  • 壁の構造と床の構造
  • 鉛直荷重と水平荷重
  • 鉛直荷重の流れ
  • 水平荷重に抵抗する部材
  • 鉛直荷重に対して丈夫な構造
  • 水平荷重の流れと抵抗する部材
  • 水平荷重に対して丈夫な構造
  • 第2章「構造設計の手順」
  • 第3章「プレカット伏図のチェック」
  • 第4章「合理的な構造にするために」
構造材の標準寸法
部位 短辺(mm) 長辺(mm) 長さ(m)
105 105 3,4,6
120 120 3,4,6
梁桁 105 105~450 3,4,5,6
120 120~450 3,4,5,6
土台 105 105 3,4
120 120~450 3,4
母屋 90 90 3,4
105 105 3,4
大引 90 90 3,4
105 105 3,4
120 120 3,4

通常は、設計終了後に図面に合わせて木材を製材するのではなく、流通しているものから選んで使用します。
ほぼ、全国どの地域でも流通していると思われる寸法は、上の表です。
このサイトでは、「こうした方が良い」とか「ああしない方が良い」などと、様々情報が出てきます。
しかし、それらの知識にとらわれ過ぎて、入手困難な材料の使用を工務店に強要しないために、この情報も頭の片隅に置いていて下さい。
また、長い材を現場に運ぶには、大きなトラックが必要です。そのようなトラックが現場前まで入って来られない場合は、材長が制限されます。