ら行
ら
り
る
れ
ろ
ライトコート
中庭のひとつ。光庭ともいう。建物の中心部に採光や風通しのために設けた吹き抜けスペース。ライトコートに面する窓を設けることで、室内に光が取り入れられる。
ラーメン構造
柱や梁で建築物を支える構造で、接合部分が溶接されて一体となった構造。ラーメンとはドイツ語で「枠」のことを言う。
欄間
天井と鴨居の間に設けられた開口部。採光・通風を兼ねた装飾としての意味合いがある。小障子、組子、彫物、透し彫りのある板をはめ込んだもの。
リシン吹き付け
砂壁状の吹き付け仕上げ。モルタル下地が硬くなる前に吹き付け、表面を粗くして仕上げる。セメントと砂粒を混ぜた「セメントリシン」やアクリル樹脂に砂粒を混ぜた「アクリルシン」などがある。
立面図
建物の外観を横から見た投影図のこと。東西南北の各方位から見て、屋根の形状や高さ、窓の大きさや形などが分かるように記載されたもの。
リボス
ドイツ・リボス社の塗装用製品。天然植物油・密ろうワックスと無毒・無害の顔料成分だけを使って製造されている。施工が簡単で、人体への安全性や自然環境にも配慮された製品。
リノベーション
既存の建物に改修工事を行い、用途や機能を変更して新たな価値を付け加え、性能を向上させたり価値を高めたりすること。建て替えずに、新築時の機能・性能以上に向上させることをいう。
リノリウム床材
亜麻仁油の酸化物リノキシンに木粉やコルク、顔料などを混合し、麻布などに塗抹して薄板状に成形した床材。抗菌性・帯電防止性・耐久性に優れ、地球環境問題や感染問題に配慮している。
琉球畳
縁のついていない畳のこと。一般的には、縦と横の寸法が等しい正方形の畳で使われる。もともとは沖縄で採れた強度のあるいぐさを使用していた。
ルーバー
開口部に一定の間隔と角度で取り付けた羽目板。日よけ・雨よけ・通風・目隠しなどの効果がある。羽目板が固定したものと動くものがある。固定したものは木製が多く、クローゼット扉などに使用される。動くものはガラス製が多く、ハンドル操作で連動して開閉する。
ルーフバルコニー
マンションの階下の住戸の屋根部分を利用したバルコニーのこと。一般のバルコニーに比べてスペースが広いため、日当たりも良く、開放感がある。
レンジフード
キッチンのコンロから出てくる煙や湯気、臭気を誘引排気するための設備。換気扇を覆っているもの。笠状の空気抜き(フード)と換気扇を組み合わせてあり、より排気効果を高める給気機能付きレンジフードもある。
low-E(ロウイー)ガラス(低放射率ガラス)
複層ガラスの中間空気層に、特殊金属膜をコーティングして、断熱性を高めたガラス。より断熱性・遮熱性を向上させることができる。
ログハウス
丸太を水平に組み上げた壁をもつ建物。スカンジナビアの伝統的な建て方で、素朴な雰囲気が人気。この建て方を丸太組工法という。
陸屋根(ろくやね)
ほとんど傾斜のない平らな屋根のこと。ビルやマンションに用いられることが多く、屋上庭園などとして利用できる。「平屋根」ともいう。
路地状敷地
敷地の一部が道路に向かって細長く伸びた敷地。
建築基準法では、道路から奥まった建築物の敷地は道路に2m以上接して幅が2m以上必要である。その敷地と道路をつなぐ通路部分を「路地状部分」「敷地延長」といい、敷地全体のことを「路地状敷地」「敷延」「旗竿敷地」などという。
ロックウール
玄武岩などを主原料とした人造鉱物繊維。壁や天井の断熱材や吸音材として用いられ、耐火性にも優れている。