リフォーム用語集

横長方向に取り付けた幅広い形状の板のこと。家の外側についている板状の装飾材やキッチンとウォールキャビネットのすき間を埋める部材も幕板という。

地震が発するエネルギーの大きさを表した指標値。1935年に、アメリカの地震学者チャールズ・F・リヒターによって始めて定義された。マグニチュードは各地の地震動の最大振幅とその地点から震央までの距離を基に算定する。マグニチュードが1増えると、地震のエネルギーは約32倍になる。2増えれば、エネルギーは32倍の32倍で1024倍になる。大きな地震でも、震源から遠く離れれば揺れは弱くなり、逆に、マグニチュードの小さな地震で震源に近ければ強く揺れるので、マグニチュードの値と震度とは必ずしも比例しない。

年輪に直角に木取りした木材の断面に現れる木目（もくめ）のこと。

柱と柱の中間に補助的に入れる柱。壁の中に入っている構造材なので外からは見えない。

価値観の多様化から生まれたライフスタイルの1つ。平日は職場に近い機能的な都心に住み、週末を豊かな住環境で過ごすための別荘や週末ハウスなどの複数の住まいを持つスタイルのこと。“マルハビ”の略称でも呼ばれ、国では、マルチ･ハビテーションの推進を施策している。

壁と天井の接する部分に取り付ける棒状の化粧材のこと。

上部の傾斜が緩く、下部が2段に折れた屋根。腰折れ屋根。

一連の仕上げが切れる最先端部分を見切りといい、その見切りを押さえるための金属部材。

天井板の継ぎ目をぴったり合わさず、間に少し目地部分をとって張る天井を目透かし天井という。目地の幅や深さ、間隔、また、目地の底部分に張る敷目板の材質などに、デザイン性が発揮される。

建物の基礎部分や地面と建物との間に、クッションのような部分をつくり、それにより地震のエネルギーを吸収し、激しい揺れを緩やかな揺れに変換する仕組み。20階以上の高層建築は、耐震構造によって建物が倒壊しなくても、上層階では揺れが大きくなるため、室内の家具の転倒などで被害が生じることがある、そのためにこのような構造が開発され取り入れられている。

基礎に土台を載せ、柱と梁で建物を支える建築工法。柱と柱の間に筋かいと呼ばれる斜めの木材を入れて補強する。日本古来の工法で在来工法ともいう。全体が柱と梁で構成されるため、デザインや間取りの自由度が高い。

• 枠組壁工法

建築の工業化を合理的に進めるため、JISで「建築モジュール」として定められている、設計の基準となる寸法のこと。住宅の場合は90cmが多いが、1mを用いるところもある。

セメントと砂を水で練ったもの。ブロックやタイルの接着や、壁や床の仕上げ材に用いられる。一般的にはセメントモルタルのこと。