File:78 M様邸

定年後のUターン生活を
快適に
「和モダン」を愉しむ
フルリフォーム

36年前に京都に戸建て住宅を新築されたM様。ところが新居での暮らしを満喫されないまま転勤となり、全国を転々とするお忙しい日々になってしまったそうです。年月を経て定年後の暮らしが目前に迫り、地元に戻って第2の人生をゆっくり過ごしたいと思われるように。そこで空き家状態だったご自宅をリフォームされることを決意されました。都心に住みながら、遠く離れた場所にある自宅のリフォームをどう進めたら良いか悩まれていたところ、ふと立ち寄られたパナソニックショウルーム東京で計画を大きく前に進めるきっかけとなる出会いがありました。

写真：リフォーム後の明るくなったキッチンスペース — キッチン上には木目柄の折下げ天井を設け、間接照明で天井全体を明るく演出。信頼できる施工会社と丁寧なコミュニケーションを重ね、細部にまでこだわった空間を実現されました。

リフォームを進める第一歩
施工を任せる“人”との信頼関係を大切に

パナソニックショウルーム東京でリフォームのご相談をしたM様。どう進めるか検討をしていた最中、担当したリフォームのコンシェルジュから「良い商品を選ぶことも大切ですが、これから何十年も過ごす場所だから快適性や安心感が重要。“商品”だけでなく“施工”も重視したほうが良い」とアドバイスがあったそう。そして「施工を任せるには、信頼できる会社・担当者でないといけない。私たちが責任を持って信頼できる相手を探します」との力強い言葉に『リフォームショップ紹介サービス』の利用を決めたとご主人は話されます。
居住地から離れた場所でのリフォームは、現地に頻繁に足を運んで打ち合わせ・進捗確認ができないため「不安もあった」と話されるM様。
コンシェルジュが紹介したのは、全国に支店があり都心・地元の両方での対応が可能な会社。「実際、問い合わせに対する回答も素早く、メールやオンライン会議を駆使してわかりやすく丁寧に説明してくれたんです。この担当者と会社なら安心して任せられる」と依頼先を決められたそうです。

写真：リフォーム後の和室と掘座卓 — 高級旅館をイメージしてつくられた小上がり和室。掘りごたつでほっこり過ごす時間はゲストからも大好評。ご夫婦もここで読書をされたり、ごろんと横になったりとくつろぎの時間を過ごされているそうです。

理想の“和モダン” デザインで
落ち着きのある洗練された住空間に

プランニングでこだわられたのは“和モダン” デザイン。過去に出張や旅行先で宿泊されたホテルを参考に、京都らしい空間にしたいと考えられました。インテリアも黒をアクセントに和を感じる落ち着きある配色にしました。
和室を小上がりに変え、床高を利用した掘りごたつを設置。和室と玄関ホールの間の開口部は円窓とし、目を愉しませるデザインに。「円窓に合わせて照明器具や床の間のデザインも提案してくれたんです。お客様をお迎えする円窓は、わが家の自慢の“顔”ですね」。

京都という立地から、もう一つご主人がこだわられたのが断熱性。寒暖差が大きい地域のため、「以前も盆や正月はこの家で過ごしていたけれど、夏は蒸し風呂、冬は寝室で布団と寝袋を併用するほど寒かった」と話されます。今回のリフォームでは1階の壁・床・窓の断熱性を大幅にアップ。「冬場でも朝起きて少し暖房をつけるだけで、ずっと暖かい。身体もラクで、健康的ですね」と安心されたご様子です。

写真：リフォーム後の和モダンなバスルームとドレッシング — 「足を伸ばして入浴できるように」と浴室を拡大するのに合わせ、ユーティリティと洗面脱衣室を一体化することで、脱衣や身支度のスペースも十分に確保しています。

水廻りを最新設備に一新し
心身ともに解きほぐされる時間を

毎日をより心地よく過ごすため水廻りも一新。和モダンテイストを浴室にもとり入れたいと『Lクラスバスルーム』を採用され、壁面は『御影ブラック柄』、天井は『ヒノキ柄』を選ばれました。ご自身で木製の桶とバスチェアを用意され、旅館の温泉のような空間にコーディネイトされています。浴槽は『オイルヴェール酸素美泡湯』が楽しめるタイプを選ばれ、「湯船に浸かるだけで全身の角質がやさしく除去され、湯上がり後の肌は不思議なくらいしっとり。妻もかかとがすべすべになったと喜んでいます。酸素を含んだマイクロバブルのおかげで15分ほどで芯からぽかぽかになり、入浴後のぬくもりが長持ちするのも嬉しいですね」と話されます。

リフォームで一新された洗面やトイレなどにも、石目調デザインや日本の伝統色・柄をとり入れ、洗練された和モダンデザインに仕上げられています。

写真：リフォーム後のキッチンから見たLDK — キッチンを挟むようにユーティリティ・洗面脱衣室につながる2つのドアを設け、キッチンをぐるりと回遊できる動線を確保。リビングでの映画鑑賞がご夫婦の楽しみの一つだとか。

夫婦で、家族で、そして来客とともに。
ひろびろLDKで楽しみ方も自由自在

リビングダイニングはかつての応接間などを一体化し、大空間を実現。当初は回遊動線が魅力のアイランドキッチンを検討されましたが、せっかくの大空間の中央にダイニングテーブルを置くことになるため狭く感じるのではと悩まれたそう。そこで片側が壁に接したペニンシュラキッチンにし、キッチンに隣接して横並びにダイニングテーブルを配置しました。
洗面・ユーティリティに抜ける動線を活用して回遊できるプランをリフォーム会社が提案。動線が良く、配膳もラクになり、「LDKをひろびろ使えるようになった」とお喜びです。

　「『トリプルワイドIH』は夫婦で同時に使いやすく、お互いの料理の味見をし合うなど調理が楽しくなりました。ダイニング側からも作業できるオープンキッチンなので、子どもも集まるとキッチンで団らんが始まります。キッチンからは和室も見渡せ、遊びに来られたお客様の様子に合わせて飲み物を出したり、おしゃべりに参加したり。いろいろな楽しみ方ができる空間になりました」と話されます。定年後の日々の楽しみがますます広がる、素敵な住まいになったようです。