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写真:リフォーム後のリビングでくつろぐU様ご夫婦

File:74 U様邸

人も、風も、光も通りやすい。動線にこだわったフルリフォーム

お子様が独立され、ご夫婦ふたり暮らしになったU様。使わなくなった子供室部屋や物置部屋を、うまく活用して快適に暮らしたいと思われていた頃、マンション内でリノベーションをされたお宅があり、見学されたご夫婦は「ここまで大きく間取りを変更できるのか」と感心され、暮らしを一新しようとリフォーム計画が動き出しました。

写真:リフォーム後のリビングから見た寝室
どの部屋も収納も、2方向以上から行き来できる間取りに大変身したU様邸。奥様の寝室(写真・奥)とリビング(写真・手前)の間に設けたウォークインクローゼットは普段は両方のドアを開け放ち人と光と風の通り道に。

コンシェルジュとの出会いが
悩みと迷いを吹っ切るきっかけに

まずは情報収集をとインターネットでリサーチを始められたU様ご夫婦。しかしあまりに多くの情報があふれていて、かえって混乱してしまったそうです。「その時点では“理想の暮らし”をイメージしていただけで、具体的にどんなプランが良いかなどまったく知識がない状態。依頼先をどう選ぶべきかも、調べれば調べるほどわからなくなりました」。現場見学会やリフォーム相談会にも足を運ばれたもののピンと来ない日が続き、「リフォームはもう無理かも……」と思われたこともありました。

そんな時、気分転換にと訪れたパナソニックショウルームでのコンシェルジュとの出会いが転機に!「依頼先に直接相談するのとは違い、第三者の立場からアドバイスしてくれるので安心できました。悩みも真摯に聞いてくれ、どんな段取りで進めばよいかを教えてくださって、道筋が明確に。計画が一気に進み始めました!」とご主人。その場で知ったショップ紹介サービスにさっそく申し込まれ、“理想の暮らし”をもとにコンシェルジュが厳選した3社のリフォーム会社の紹介を受けられました。

写真:玄関は来客用と家族用の2つにリフォーム
玄関に設けた来客用通路(写真左)と家族用通路(写真右)。洗面やキッチンに直行したいときは家族用通路から最短距離で移動できます。扉を閉めて家族用の靴を隠せるので玄関はいつもすっきり。

すべての部屋と収納がいろいろな方向から出入りできる生活動線の提案に感動

U様のリフォームのご要望の1つは「住まいを隅々まで活用したいという事でした」。その要望に対し、3社のうち1社のプランにご夫婦は驚かれました。それは、TPOに合わせて何通りもの使い方を楽しめるという予想外のプランでした。

玄関には来客用・家族用と通路を2つ設け、お客様はそのままリビングへ、ご家族はランドリールーム・洗面室を通ってリビングやキッチンへと抜けられるように。「買い物からの帰宅時は、洗面室で手洗いをしてリネン庫にストック品を収納し、そのままキッチンに食材を持ち込めます。一筆書きの動線で完結するのでとてもラクです。また、リビングと寝室の間にあるウォークインクローゼットは2方向からアクセスできるように。両方の扉を開けたままにすれば、通路に早変わり!わが家を隅々までフル活用できます。光や風がよく通るようになる点も気に入り、『理想の間取りはこれだ!』と、お願いすることにしました」。

写真:デザイン性と機能性を兼ね備えた『Lクラス キッチン』
キャビネットは手元が隠せる『ハイステップ対面』タイプに。立ち上がった部分は収納になっていて細々とした調理グッズもすっきり。食器洗い乾燥機の部分も同じ扉デザインでと統一され、家具のような仕上がりになりました。

南から北へキッチンを大移動!
生活感を感じさせないプランに

以前は南側の窓に面した独立タイプのキッチンだったU様邸。しかし窓からの日差しが強く「洗い物をする手元が日焼けするほど」だったそう。また、閉鎖的なのにキッチン入り口がリビングから丸見えで、来客時に生活感が伝わってしまうのも気になっていたそうです。

そこで、オープンでありながら生活感を隠せるキッチンにしたいとご希望。キッチンを北側に配置して南向きの対面にするプランとしました。吊戸棚をなくしてリビングダイニングとのつながりを大切にしつつ、『ハイステップ対面』プランで高めのカウンターを設けてキッチンの生活感を隠せるようにしました。
キッチン背面には腰高のカップボードを設置し、もともとあった出窓の奥行きを利用した広々カウンターに。『Lクラス キッチン』ならではの、木のあたたかみが感じられる扉の素材、陰影が美しい框組み扉デザイン、鋳物を思わせる黒の取手など高級、というより上質、という感じで奥様のお気に入りになったようです。

写真:高天井を活かした間接照明が美しいリフォーム後のリビング
「ワインを飲むときは間接照明だけにして落ち着いた雰囲気に、新聞を読むときはダウンライトをつけて手元を明るく、など過ごし方に合わせて照明を変えています」とご主人。自宅で過ごす時間が今まで以上に充実したものになったと話されます。

穏やかなおうち時間を演出する
曲線・木目・光を活かしたインテリア

リフォーム会社は、自宅で過ごす時間をより心豊かで穏やかなものにしてもらいたいと、インテリアにも工夫を凝らした提案を行いました。ポイントは、曲線や木目を随所に使い、あたたかさを感じる照明で演出すること。

ご夫婦からは「曲線に沿って天井が上方向へと広がるようなデザインで、同じ天井高でも今まで以上に開放的な雰囲気になりました。やさしい明るさの間接照明や天井にとり入れた木目も、リラックス感を高めてくれています。これから夫婦ふたりで永く暮らしたい、という希望を間取りだけでなくデザインでも実現してくれました。

「あの時、ショウルームで誰にも声を掛けられずにいたら、このリフォームは実現できていなかったと思います。信頼できるリフォーム会社さんにも出会えて本当によかったです」。
フレキシブルな動線にリフォームされたU様邸。「今までどれだけ毎日遠回りしていたんだろうと痛感しました。わが家が思ってもみなかった間取りへと大変身し、帰省した子どもも感動!すべての部屋がスムーズにつながる心地よいわが家で、夫婦ふたりの時間をゆっくり味わいたいと思います」と想いを語られました。

写真:リフォーム後の玄関に設置されたワイン収納

洗面室・キッチンにつながる家族用通路にワイン収納を造作。一年を通して室温が変化しづらい北側にあるため、品質も保ちやすくなったそう。

写真:リフォーム後の洗面はホテルライクに

家族用通路、キッチン、リビングの3方向につながる洗面室。洗面ドレッシング『Lクラス ドレッシング ラシス』の本体キャビネットはオープンタイプを採用し、ホテルライクに仕上げています。

写真:リフォーム後の広々としたキッチンのカウンター

カップボードカウンターは出窓部分の奥行きも利用した広々とした作業台に。既存の住まいの形状・サイズに合わせてコーディネートできる『Lクラス キッチン』ならではのプランニングです。

写真:はしごから階段にリフォーム

はしごで上り下りしていたロフトは体への負担が大きいため、階段に変更。両手を使わずに昇降できるようになり、大きなものやかさばるものの出し入れが格段にラクに。

写真:キッチンまわりでよく使うものはマグネットボードに飾って収納

冷蔵庫横には『カスタムパーツ』のマグネット化粧ボードを設置し、メモ貼付やエコバッグ・エプロンかけとして活用。冷蔵庫がリビングダイニングからの目線が遮り、生活感を隠します。

写真:キッチンの戸棚をディスプレイスペースに

ダイニング側のカップボードはガラス扉を採用し、旅先で手に入れた思い出のグラスなどをディスプレイ。シンプルなキッチン空間にメリハリを与え、ご家族や来客の目を楽しませます。

サニタリー空間のフローリングは汚れが目立ちにくく、お手入れもラクに

家族用通路・洗面・キッチンは芦野石調の床材に。高級感のある石の模様は、髪の毛や汚れなども目立ちにくく、水まわりにぴったり。水拭きもしやすい素材でお手入れも簡単です。

ロフト部分に風と光を通す室内窓を設置

リビング上の一部は吹き抜けではなくロフトになっています。風通しのためにリビング側に『室内窓』を設置。万一のものの落下を考えて庇を設け、庇上を間接照明で明るく演出。

Before

before

After

After
リフォーム規模 フルリフォーム
工期 約3か月
会社名 パナソニック エイジフリー株式会社

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