食器のセットのしかたや形状によっては、運転終了後に食器の糸底部に水滴が若干残ることがあります。セット時に少し傾けておくと、残水が少なくなります。乾燥時間の延長やドライキープ運転によって残水は緩和されます。
70 ℃以上の高温で洗浄・加熱すすぎをし、ヒーターを高出力で乾燥させていたフロントオープン機種に比べて、現在ではより省エネ、ECOを考慮し、洗浄・すすぎ・乾燥の性能を維持したまま、運転温度を低下させています。そのため、運転終了後すぐに食器を取り出さない場合、いったん乾いた食器類に、庫内に残った水蒸気が再結露し少し濡れた状態になる場合があります。乾燥時間を延長設定するか、運転終了後すぐに食器を取り出さない場合は「ドライキープ」を設定しておくと再結露を緩和することができます。
乾燥設定が「送風」の場合、ヒーターを使用しないので食器の材質や形状によっては水滴が残ることもあります。ガラス製や樹脂製食器が多いときは、通常の乾燥運転を設定してください。