パナソニックの
ビルトイン食洗機は、
滋賀県草津市で一貫生産※。
早さと品質を両立したモノづくりに
取り組んでいます。
一緒にビルトイン食洗機が
できるまでを見てみよう!
※プルオープンタイプは日本製。フロントオープンタイプは中国製です。
ひとの目で
細かく検品
プレス圧をきめ細かく制御して作り上げたパーツは、1枚1枚ひとの目で検品。絞りや穴開けなど、すべての加工に不備がないか入念にチェックします。
「水」を使う製品だから、蓋のパッキン取り付けにも確かさを追求。綿密なプログラムでロボットが取り付けます。
専用システムで
自動チェック
ドライバーのビス締めを確認できる「ビス締め防止カウンター」など、ミスを見逃さない装置を活用。正確に作業しなければ次の工程へ進めない仕組みになっています。
現在の状態と正しい商品画像を照らし合わせて、不備がないか常にモニターで確認します。
ライン上のカメラが作業品質をチェック。異常があれば、LCD表示やブザー音で知らせラインを自動停止させます。
数種のボディと
洗浄槽を合体
工場1階で成型加工されたボディは、エレベーターで2階の取り付け完成ラインへ。基幹部品の取り付けラインと合流地点で、洗浄槽と合体。異なるタイプの食洗機の情報が各パートで正確に管理され、100種以上の商品が生まれます。
電源・スタートといった各種ボタンや引き手など、計測部位ごとに加圧測定し、操作しやすさを数値で確認します。
電気安全規格に準じて、材料が電気をどの程度通すかの電気特性や十分な絶縁耐力があるかどうかを確認。
かすかな異音も
見逃さない
商品が完成すると、無音室へ。実際に作動させ、音を聞いて異常がないか確認します。不良品を出さないよう、毎日欠かさず厳しくチェックしています。
品質検査では完成品の抜き打ち検査も実施。実際に配管につなぎ、作動させて念入りにチェックします。
商品の受注出荷システムは一元管理。お客様からの注文に対し、タイムリーに出荷されます。
ヒラメキ
作業品質を支える
「からくり」
「第27回からくり改善くふう展2022」
においてアイデア賞を受賞!
各組み立てラインに運ばれる部品コンテナ。重いコンテナをいくつも持ち上げ、荷台に乗せるスタッフの負担を減らし、作業時間の短縮や事故防止も図りたい…。
そこでみんなで知恵を出し合い考案したのが「からくり作業台」。
コンテナレールに作業台を接続。レバーを踏み込むと作業台とレールが結合し、軽く転がすだけで荷物を載せることが可能。
同時に補助具が傾き、コンテナの落下を防止します。電動ではなく、すべて「からくり仕掛け」。こうした日々の小さな開発が効率化と安全性を向上させます。
長年のご愛用に応えるために
徹底した品質管理を実現
専門施設で行う耐久性試験を
一部ご紹介します。
ドア(フタ)開閉試験
1日10回開閉しても10年で約36000回、それを大きく上回る最大20万回の連続開閉テストを行います。
ドアを繰り返し開閉し、パネルや引手、レールの破損や摩耗を確認。押し込む圧力や開閉速度を設定して測定します。
連続運転試験
「標準」「強力」などの各コースで洗浄〜乾燥を反復で運転し、耐久年数10年分を超える回数の動作試験を実施。
高湿環境試験
温度40℃、湿度95%で長時間運転し続け、結露で機器が故障しないかテスト。もちろん高温、低温等の過酷環境も確認。
EMC評価試験
他の機器に電磁波の影響を与えず、かつ、外部からの電磁波妨害に影響されない能力を検証します。