リフォーム・リノベーションのヒント集

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2026/02/27

フルリフォームの費用相場は?戸建て・マンションの費用や価格を抑えるポイントを紹介

フルリフォームの費用は、築年数や工事の規模によって異なります。また、戸建てとマンションでは、かかる費用や可能なリフォーム内容が違ってきます。それぞれの費用相場と、予算別リフォーム事例、予算を抑えるポイントを紹介します。

【戸建て】フルリフォームの費用相場

戸建てのリフォームはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。リフォームする範囲や、内容、選ぶ設備のグレードによって費用は異なります。

戸建て住宅をリフォームした事例の中で、最も多かった価格帯は「1,001~1,500万円」でした。次に「501~1,000万円」「1,501~2,000万円」の順番になっています。全体では「501~2,000万円」までの価格帯が全体の約75%を占めています。

調査対象:リフォームショップ紹介サービスでの完工物件 1万件
調査期間:2019年5月~2025年8月

築年数が経過するほど、基礎や構造部分が劣化していることが多く、大掛かりな工事が必要になることがあります。1981年以前の旧耐震基準で建てられた家は、耐震性が低いため、耐震補強や大規模なリフォームになることがあります。

【戸建て】リフォームの内容ごとの費用内訳

中古住宅のリフォームは、クロスの張り替えから、設備の交換などの簡単なものから、間取り変更や耐震補強工事など、大掛かりな工事になることもあります。築年数が経つにつれて、劣化している部分が増え、リフォーム箇所が多くなります。築年数ごとにリフォーム工事の内容と費用の内訳を紹介します。

築5~10年の場合
クロスの張り替え・床材の張り替え・畳の表替え 約20~150万円程度
築10~20年の場合
キッチン・浴室・トイレ・洗面・給湯器交換 約50~180万円
(設備1箇所あたり)
外壁・屋根塗装 約50~180万円
フローリング張り替え(築15〜20年) 約1~7万円程度/畳
築20~30年の場合
スケルトンリフォーム 約250~2920万円
(25〜40坪目安)
間取り変更・配管更新・大規模改修 約250~2920万円
築30年以上
耐震補強・断熱工事・大幅な間取り変更 約750~2500万円
(内外装一体改修の場合)
建て替えレベルの全面改修(築50年以上) 約1500万円以上

100万円以内でできるリフォーム例:クロスやフローリングの張り替え・ユニットバスの入れ替えなど

予算が100万円以内でできるリフォームは、設備交換のほか、部分的なリフォームが可能です。また、リビングの壁紙の張り替えやフローリングの重ね貼りなど、部屋の印象を変えるリフォームもできます。

事例:古くなったトイレを最新のトイレにリフォーム

自動開閉、自動洗浄機能を備えたトイレに交換。手すりを設置するなど、快適性と安全性に配慮したトイレにリフォーム。

事例:洗面とランドリールームの動線を見直し、快適性を向上

洗濯家事をまとめてできるランドリールームへ洗面台を移動し、家事効率を向上。冬の寒さを和らげる工夫と快適性にこだわった洗面室にリフォーム。

300万円以内でできるリフォーム例:水まわり設備の一新やリビングの内装工事など

予算が300万円以内でできるリフォームは、水まわり設備の一新や内装工事など、住まいの快適性を高めるリフォームが可能です。キッチンを対面キッチンにしたり、収納を追加するなど、限られたスペースでのリフォームができます。水まわりをまとめてリフォームするなど、リフォーム箇所をまとめることで予算を抑えることができます。

事例:キッチンをフラット対面にリフォーム

キッチンは吊戸棚を撤去し、大容量の収納と家電の配置にこだわり、スッキリとした空間に。機能性とデザイン性を両立した見せたくなるキッチンにリフォーム。

事例:LDKと洗面室を中心に動線を再構築

キッチンは、腰壁、垂れ壁を取り払いレイアウトを変更。奥まで光が届く開放的な空間に。使わなくなった和室は、家事室とパントリーにするなど、収納力と家事動線を考えた使いやすいキッチン空間に。

500万円以内でできるリフォーム例:間取り変更や耐震補強などが可能

500万円ほどの予算があれば、水まわり設備の交換や内装リフォームのほか、間取りの一部変更、耐震補強など、幅広い改修が可能です。キッチンやリビングなど暮らしに直結する部分から見直すことで、費用を抑えつつ満足度の高いリフォームが実現します。

事例:築30年の戸建てで、L型からI型へ変更したキッチンリフォーム

キッチンは動線を整え、設備はスキマレスシンクやセンサー水栓で清掃性と利便性をアップ。白を基調に、自然素材の壁や床で明るく快適な空間にリフォーム。

事例:家族との時間を大切にしたLDKリフォーム

暗く狭かったキッチンを移動し、間取りを見直して開放的な空間に。段差をなくしてバリアフリー化し、家族の帰省時も快適に過ごせるよう配慮。コミュニケーションが自然に生まれるリビングに。

500~1,000万円のリフォーム例:水まわり・内装・外装を幅広く見直しできる

500万円以上の予算があれば、水まわり設備の交換や内装・外装のリフォームなど、住まい全体を見直すことができます。耐震補強や断熱改修を検討することもできます。ただし、フルリフォームとなると1,000万円を超えることも多いため、優先順位を整理しリフォーム計画を立てることが大切です。

事例:家族団らんのLDKリフォーム

キッチンを中心にLDKを大幅リフォーム。間仕切りをなくして開放感を高め、収納力のあるカップボードや調湿・脱臭機能付き内装材で快適性も向上。ヴィンテージモダンな温もりのある空間に。

事例:二世帯が快適に暮らせる家へ

二世帯の暮らしに合わせてフルリフォーム。仕切られていたLDKと応接室を一体化し、階段を玄関前に移設し、開放的な空間に。バリアフリー化や間接照明で明るさと安心を両立し、家族が気兼ねなく安心して暮らせる住まいにリフォーム。

【マンション】フルリフォームの費用相場

マンションのリフォーム費用は、専有面積や選ぶ設備のグレードによって異なります。マンションのリフォーム事例を集計したところ、最も多い価格帯は「901~1,200万円」、次いで「601~900万円」、「1,201~1,500万円」という結果でした。

構造体だけを残し、内装や設備を一新するスケルトンリフォームでは、1,000万円を超えるケースも少なくありません。デザインにこだわったり、断熱性能を向上させるなど、希望する内容によって費用は大きく変わります。

調査対象:リフォームショップ紹介サービスでの完工物件 1万件
調査期間:2019年5月~2025年8月

築年数が経ったマンションでは、配管や電気配線などの劣化リスクが増えるため、リフォーム費用が上がる傾向があります。築年数が経つにつれ、リフォームする場所も増えることから、どこまでリフォームをするか決めておくと安心です。

【マンション】リフォームの内容ごとの費用内訳

マンションのリフォーム費用は、工事の内容によっても変わります。水まわりの設備交換や壁や床の張り替えなどの部分リフォームは数十万円~数百万円程度。間取り変更を伴うフルリフォームになると、1,000万円前後かかることもあります。ここでは、キッチン、バスルーム、トイレなどの水まわりや、内装など、場所別にリフォームにかかる費用内訳を紹介します。

水まわり
キッチン交換(システムキッチン、レイアウト変更含む) 約50~200万円
浴室交換(ユニットバス、浴槽交換など) 約100~150万円
給湯器交換(給湯機・ボイラー) 約10~30万円
トイレ交換(トイレ本体、温水洗浄便座など) 約15~40万円
洗面台交換(化粧台、収納など) 約10~50万円
内装
床(フローリング張り替え) 約8~30万円
クロス張替え(壁紙、天井クロスなど) 約3~17万円
収納新設(クローゼット・WIC) 約15~60万円
間取り変更(一部の壁撤去、間仕切り新設) 約5~30万円
LDK
リビングリフォーム(床・壁含む) 約30~100万円
ダイニングリフォーム(アイランド変更など) 約30~150万円
照明設置(ダウンライト・間接照明など) 約5~15万円
床暖房(電気式・温水式含む/6〜10畳程度) 約30~70万円
電気・配線工事(スイッチ増設・コンセント追加) 約1~5万円
玄関・バルコニー
玄関収納交換(シューズボックスなど) 約10~30万円
バルコニー補修(防水・手すりなど) 約10~50万円
窓まわり(サッシ交換・内窓設置など) 約5~25万円

100万円以内でできるリフォーム例:水まわりや内装の一部を中心としたリフォーム

100万円の予算であれば、水まわりや内装の一部を中心としたマンションリフォームが可能です。クロスや床の張り替え、洗面台やトイレの交換、シンプルなキッチン設備の入れ替えができます。間取り変更などの大規模工事は難しいものの、日常的に使う空間を中心に整えることで、住まいの印象や使い心地を大きく変えることができます。設備のグレードや工事範囲によって費用は変わります。

事例:建具の工夫で空間全体の印象を刷新

リビングと和室をつなぐ建具は、上吊りの組子障子を設置。夜は和室からやさしい光が漏れる癒しの雰囲気に。素材や施工方法を工夫して、コストを抑えながら空間の印象を変えたリフォームができます。

事例:家事負担を軽減するキッチンリフォーム

マンションのキッチンをフルリフォーム。開き戸をスライド式収納に変え、出し入れしやすく効率的に。ビルトイン食器洗い乾燥機を導入して家事負担を軽減しています。限られた予算で機能性と快適さを両立したリフォームができます。

300万円以内でできるリフォーム例:壁紙や床材の張り替えに加えて水まわりの設備の交換も可能

300万円の予算があれば、キッチン、バスルーム、トイレなどの水まわり設備の交換や、壁紙、床材の張り替えなどの部分リフォームが可能です。キッチンでは、レイアウトを変えずに対面キッチンに入れ替えることもできます。収納や動線を見直し、暮らしやすさを向上させることもできます。構造を上手に活かすことでコストを抑えながら満足度の高い住まいが実現します。

事例:家族と愛猫が安心して暮らせる住まいへ

定年退職と家族構成の変化を機に、マンションをフルリフォーム。和室をつなげてLDKを大空間に。来客時には間仕切りで個室としても使えるように工夫を。キッチンはIHを採用し、浴室は段差のない引き戸仕様にするなど、安全性にも配慮したリフォームです。

事例:カフェのような心地よさを取り入れた、家族の快適リフォーム

子どもたちの成長をきっかけに、内装と設備を一新。対面キッチンに変更し、垂れ壁を撤去して開放的な空間に。腰壁のレンガ風のブルックリンタイルと吊り下げ照明でカフェ風の雰囲気に。寝室には室内窓を設け、採光と通風を確保。デザインと快適性を両立した住まいになります。

500万円以内でできるリフォーム例:水まわりや内装を一新

500万円の予算があれば、水まわり設備を同時に入れ替えたり、内装を一新することもできます。キッチン、バスルーム、トイレ、洗面の水まわりをまとめてリフォームすることも可能で、工期やコストの効率化が可能です。床や壁紙の張り替えのほか、間仕切りの撤去やドアの新設など、工事規模を抑えた間取り変更も検討できます。

事例:壁一面の収納で、すっきり心地よいLDKへ

収納不足を解消するため、LDKに壁一面のキュビオスを設置。オーク柄で床や家具と調和し、統一感をもたせています。畳の小上がりは、建具を開放すればLDKと一体化し、閉めると個室として使える空間になります。

事例:中古マンションを、自分らしく心地よい空間へ再構築

中古マンションを購入し、暮らしに合わせてフルリフォーム。明るい床材と壁面収納のキュビオスで統一感を演出しています。キッチンには家電収納や食品庫を設け、背面は飾り棚として活用。設備や収納を工夫し、コストを抑えながら快適な住まいを実現します。

500~1,000万円のリフォーム例:空間全体のテイストを統一したトータルコーディネートも視野に

500万円を超える予算がある場合、マンションリフォームでは、内装デザインの統一や間取り変更、水まわりの移動など、空間全体をトータルにコーディネートすることができます。将来を見据えてバリアフリーを検討するほか、最新の省エネ設備を取り入れることも可能です。1,000万円の予算があれば、大規模な間取り変更も可能です。

事例:子どもの独立後、友人とくつろぐ開放的な住まいへ

子どもの独立をきっかけに、LDKと和室を一体化して広々とした空間にリフォーム。普段は開放的に、来客時はロールスクリーンで仕切って使える工夫を。動線上に設けたウォークインクローゼットで収納力と快適性が向上。

事例:夫婦ふたりの新しい暮らしに合わせた快適リフォーム

ご主人の定年を機に、4LDKを2LDKへリフォーム。共有スペースとプライベート空間を分け、程よい距離感を確保しています。リビングは、奥様のPCコーナーやご主人のデスク付き収納を設けるなど、お互いの趣味と日常を楽しめる工夫が満載の空間に。

フルリフォームの流れ

フルリフォームは、全体の流れを知っておくことで、計画が立てやすくなります。5つのポイントを紹介します。

1.今の家で改善したいことをまとめる

今の住まいで不便に感じていることや叶えたい暮らしのイメージを整理します。「収納が足りない」「家事動線を良くしたい」「子どもが独立したので間取りを変えたい」など、現状の課題を具体的に書き出すのがポイントです。
家族の意見も聞きながら優先順位を決めると、プランづくりがスムーズに進みます。また、リフォーム後の暮らしを想像しながら、必要な設備を考えたり、デザインの方向性も明確にしておくことが大切です。

2.資金計画を立てる

リフォームに使える総予算がどれくらいかを把握します。自己資金だけでなく、リフォームローンや補助金制度の利用も視野に入れることで、リフォームの選択肢が広がります。

そのためには、自分たちが希望するリフォームにどれくらいの費用がかかるのかを早めに調べておくことが大切です。費用の目安を知ることで、実現できる範囲が明確になり、優先順位をつけやすくなります。

特にフルリフォームは追加費用が発生しやすいため、見積もり金額に対して1~2割程度の予備費を確保しておくと安心です。

3.リフォーム会社を比較する

リフォーム会社選びは、リフォーム成功のポイントです。複数の会社に相談し、提案内容や見積もり、担当者の対応を比較検討します。得意分野や施工実績、アフターサービスの有無などもチェック。大手メーカー系、地元工務店、設計事務所など、それぞれの強みが異なるため、自分たちの希望や予算に合った会社を選ぶことが大切です。

4.見積もりを取ってプランを決定する

リフォーム会社が絞り込めたら、現地調査を依頼し、具体的な見積もりとプランを出してもらい、比較します。同じ要望でも会社によって提案内容や金額が異なるため、複数社から見積もりを取るのがポイントです。
見積書では、工事内容の内訳や使用する材料のグレード、工期などをしっかり確認しましょう。費用だけでなく、デザイン性や提案力も含めて総合的に判断することが大切です。契約前にスケジュールや支払い条件も確認しておくと安心です。

5.リフォームを開始する

リフォーム会社が決まり、プランと見積もり内容を確認したら、正式に契約を結びます。契約書には、工事の範囲や使用する設備、素材、金額、支払い時期、工期などの重要事項が明記されています。後からのトラブルを防ぐためにも、内容を細かく確認し、疑問点は必ず担当者に質問し解決しておきます。
契約が完了したら、リフォーム工事がスタートします。フルリフォームでは工期が長くなることもあるため、仮住まいや荷物の保管場所の確保を早めに検討するのがおすすめです。

工事中は現場の進捗を定期的に確認し、担当者とこまめに連絡を取ること。完成後は一緒にチェックを行い、不具合があればその場で修正を依頼します。

フルリフォームをする際に費用を抑えるポイント

相見積もりをとる

複数のリフォーム会社から見積もりを取ることで、全体の相場を把握しやすくなります。同じ内容を依頼しても、会社によって使用する材料や選ぶ設備が異なるため、金額や提案内容に大きな差が出ることがあります。たとえば、フローリングの材質やキッチンのグレード、水まわり設備のメーカー選定によって、仕上がりや費用は変わります。
価格だけで判断するのではなく、どんな素材や仕様で見積もられているのかを確認することがポイントです。
見積書の「内訳明細」を見比べて、自分たちが必要な設備を選択することで、コストを抑えつつ、納得のいくリフォームになります。

優先順位を明確にして工事内容を決める

フルリフォームでは、理想をすべて叶えようとすると費用が高くなってしまいます。まずは今の住まいで「絶対に直したい所」「生活に支障が出ている部分」を明確にします。水まわりが老朽化していたり、断熱不足などは、必ず対応したいポイントです。
戸建ての場合は、耐震性の問題なども優先度が高くなります。内装のデザインや設備のグレードなどは、予算に合わせて調整できるポイントです。設備は標準仕様を選ぶことで、コストを抑えられます。内装は既製品でもデザイン性や機能性の高いものがあるので、選び方の工夫で満足度が変わります。

フルリフォームが得意な会社に一括して依頼する

リフォーム箇所ごとに複数の会社へ依頼すると、工事内容の重複や調整の手間が増え、結果的に費用が高くなる場合があります。
戸建てでは、外壁と内装を別の会社に依頼するケースがありますが、全体の進行管理や仕上がりの統一感を出すのが難しくなることも。

また、キッチンや水まわり、内装など時期をずらして別々にリフォームするケースでは、それぞれの工事で出張費や養生費、管理費が毎回かかるため、結果的にトータル費用が高くなることもあります。リフォームをする時は、できるだけまとめて工事をすることで余分なコストを抑えることができます。

フルリフォームの実績がある会社に一括して任せると、設計・施工・管理の流れがスムーズです。 全体のテイストや仕上がりの統一感も生まれ、コスト面だけでなく品質面でも安心です。経験豊富な会社なら補助金やローンなどの資金相談にもまとめて対応してくれるため、全体のコストを抑えやすくなります。

利用する住宅ローンを比較・検討する

フルリフォームでは、資金計画が重要になります。リフォームローンには「無担保型」と「有担保型」があり、規模や目的に合わせて選べます。無担保型は担保不要で手続きが簡単ですが、金利がやや高め。反対に、有担保型は金利が低く、長期返済が可能なため、大規模リフォームに向いています。
また、リフォーム費用が高額になる場合は、住宅ローンを活用する方法もあります。中古住宅を購入してリフォームする際には、住宅金融支援機構の【フラット35】リノベを利用すれば、低金利・長期返済で費用負担を軽減できます。さらに、住宅ローン控除の対象になる場合もあり、税制面での優遇もあります。

将来的な金利上昇のリスクも見据え、さらに結婚や出産、子どもの教育費、老後資金などのライフプランも含め、今の自分の資産状況に適切なタイプを検討しましょう。

補助金や減税の制度を活用する

省エネ性や耐震性向上、バリアフリーなどのリフォームでは、国や自治体の補助金や減税制度を活用できる場合があります。
「住宅省エネ2026キャンペーン」では、断熱改修や高効率給湯器、内窓の設置など、省エネ性能を高めるリフォームに対して補助金が支給されます。
また、リフォーム減税や住宅ローン減税など、税の優遇が受けられる制度もあります。これらの補助金や優遇制度は、申請時期や条件がそれぞれ異なり、工事の着工前に申請が必要なケースもあるため注意が必要です。
早めにリフォーム会社へ相談し、利用できる制度がないか確認しておくことで、コストを抑えながら、性能面でも価値の高い住まいを実現できます。

フルリフォームをするメリット

フルリフォームは、今の住まいをそのまま活かしながら、新築のような快適さを実現できることがメリットです。

建て替えよりも費用を抑えられる上、間取りやデザインを自由に変えることで、家族の暮らし方に合わせた空間に生まれ変わります。老朽化した設備を入れ替えたり、断熱性能を見直すことで、住み心地や省エネ性も向上します。戸建ての場合は、耐震性を高めることで安心して長く暮らすことができます。

住み慣れた場所にいながら、安心で快適な新しい生活を叶えられるのが、フルリフォームの大きな魅力です。

また、建て替えより費用を抑えながら理想の住まいを実現できることもポイント。住み慣れた家を活かしつつ、間取りや内装を自由に変更できるため、ライフスタイルに合わせた快適な空間づくりが可能です。

補助金や減税制度を活用すれば、コストを抑えながら長く快適に暮らせる住まいへと生まれ変わります。

フルリフォームをするデメリット

フルリフォームは理想の住まいを実現できる一方で、大掛かりな工事になるため費用が高額になります。また、工事期間が長くなるほか、期間中に仮住まいが必要になるケースもあります。
建物の構造によっては、希望どおりに間取りを変更できない場合も。さらに、解体して初めて劣化や補修が必要な箇所が見つかることも少なくありません。

こうしたリスクを防ぐためには、信頼できるリフォーム会社に相談し、事前の調査や見積もりを丁寧に行うことが大切です。計画と準備をしっかり整えれば、デメリットを最小限に抑えて満足度の高いリフォームが叶います。

フルリフォームをする際の注意点

フルリフォームをする際に、気を付けておきたいことを3つ紹介します。

自由に設計できるとは限らない

マンションの場合は、自由に設計できないことがあります。例えば、玄関ドアや窓、バルコニー、配管スペースは共用部分なので変更することができません。また、耐力壁は動かせないため、間取り変更ができない場合があります。さらに、マンションの床は、防音性能を確保するために遮音等級が管理規約で定められていることもあります。

戸建ての場合は、基本的には自由に設計でき、外壁や屋根、間取りなどの変更が可能です。

予算だけでなくスケジュールも意識する

フルリフォームでは、スケジュールの管理も重要です。小規模なリフォームや設備交換などの部分的なリフォームに比べ、フルリフォームは時間がかかります。リフォーム工事中の家では、生活できない可能性が高くなります。引っ越しや仮住まいが必要な場合は、工期と生活のタイミングを合わせるなど調整が必要です。

中古物件を購入してフルリフォームを考えている場合は、物件探しの期間も必要になります。それぞれに時間がかかるため、スムーズに行うために、物件探しからリフォームまでをまとめて依頼できる仕組みを利用するのも一つの方法です。

信頼できるリフォーム会社を探す

フルリフォームは、工事の規模も費用も大きくなります。だからこそ、信頼できるリフォーム会社を選ぶことが成功のカギになります。

見積もり金額だけでなく、提案の内容・担当者の対応・施工実績などを含め、総合的に比較することがおすすめです。工事保証やアフターサービスの内容も事前に確認しておきましょう。打ち合わせの段階で、疑問にきちんと答えてくれるかどうかも信頼の目安になります。

フルリフォームは長期間の工事になるため、担当者との相性やコミュニケーションの取りやすさも重要なポイントです。信頼できる会社と出会うことが、希望するリフォームを成功させる一番のポイントと言えます。

フルリフォームに関するお悩みは、パナソニックにご相談ください

希望するリフォーム会社が見つからない場合や、リフォームの進め方など迷ったときは「パナソニックのリフォームショップ紹介サービス」が便利です。

パナソニックでは、建築関係の資格やリフォームの知識を持ったコンシェルジュが親身になってお話を伺います。ご紹介するリフォーム会社はパナソニックの審査基準をクリアした約500社からお客様に合った会社をご提案いたします。

まとめ:フルリフォーム費用の全体像を掴んで賢く計画を

フルリフォームは、費用相場を知り、予算をもとにどんなリフォームができるか全体像を把握することが大切です。リフォームの優先順位を明確にすることで、予算オーバーを防ぎます。補助金や減税制度を活用すれば、負担を抑えることも可能です。

何より大切なのは、信頼できるリフォーム会社に相談すること。プロの目で建物の状態を確認してもらい、構造や管理規約など制約の中でどこまでできるのかを一緒に検討することで、ムダのない現実的なプランが立てられます。計画から施工まで親身になって伴走してくれる会社と理想の住まいを実現してください。

監修協力

前海 佐季子さん

前海 佐季子(まえうみ さきこ)さん

沖縄県で活動する住まいコンサルタント。一級建築士・インテリアコーディネーターとして20年に渡り約120件のマイホーム建築に尽力。経験に加え、住まいの悩みを心理学・脳科学を使って解決。学んだ"空間デザイン心理学®"に基づいたカウンセリングで「世の中の悩めるお母さんたちの力になりたい」と、2021年に独立。「模様替え」からリノベーション設計まで幅広く、数々の住まいの悩みや家庭内のトラブル解決に努める。空間デザイン心理士®、2児の母。

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