• トイレ空間にビューティをずっと。ビューティ・トワレ おかげさまで発売45周年 出荷台数累計2,000万台を達成!(2024年8月1日現在)トイレ空間にビューティをずっと。ビューティ・トワレ おかげさまで発売45周年 出荷台数累計2,000万台を達成!(2024年8月1日現在)

2024年、ビューティ・トワレは
45周年を迎えました。

「トイレを快適な空間にしたい」
その一心で、持てるノウハウを出し尽くし、
温水洗浄便座の開発・普及に
取り組んでまいりました。

おかげさまで、多くのお客様にご愛顧いただき
累計出荷数2000万台を達成。
これからも、暮らしの質を
豊かにすることを目指し
清潔性・快適性を追求いたします。

健やかな暮らしを支える
ベストパートナーに。
これからのビューティ・トワレの
挑戦に、どうぞご期待ください。

  • ビューティ・トワレ 45年の歩み

    パナソニックは洗浄便座業界で、
    業界初の機能を開発するなど、
    お客様に役立つ商品の開発に取り組んできました。
    今までもこれからも“ずっと”変わらない価値である
    省エネ・清潔・快適の3つのビューティを掲げ
    トイレ事業一体化経営により、
    多様化するトイレ空間のニーズにこたえていきます。

    1970年代~2020年代
    1981年

    ビューティ・トワレの名称を使用開始

    1987年

    水洗便器を発売

    1995年

    タンクレストイレを発売

    2004年

    生産拠点を
    奈良から中国へ

    2006年

    アラウーノを発売
    ハウジング事業部へ部品供給開始

    2007年

    省エネ大賞を受賞

    2012年

    アラウーノV専用トワレ納入開始

    2014年

    グローバル生産累計1000万台突破

    2020年

    業界最薄モデル20GPFを発売
    累計出荷台数1200万台突破

    2024年

    発売45周年を迎え、
    貯湯式新商品を発売

    アラウーノと同じ、
    パナソニックハウジング
    ソリューションズ株式会社へ移管

    洋風便器が和風便器の
    売り上げを上回る

    水洗式トイレが普及

    腰掛便器の普及

    温水浄便座の
    普及率が10%超え

    二世帯住宅や
    ユニバーサル化・高級化が進行

    健康志向が高まり、
    清潔性への需要が高まる

    清掃性・清潔性を向上させた
    便器が相次いで発売

    省エネ志向が高まる

    インテリア志向が高まる

    温水洗浄便座の
    普及率が約8割に

パナソニック 中国・杭州 工場
製造責任者、品質責任者 トワレ工程ライン前にて

製造責任者、品質責任者 トワレ工程ライン前にて

品質への取り組み

パナソニックのビューティ・トワレは
中国・杭州にある工場で製造されています。

杭州ってこんなところ

この製造拠点では
IoTや自動化などを取り入れ、
スマート工場化を目指しています。

スマート工場化

手作業工場
Manual Factory
自動化工場
Automated
Factory
デジタル工場
Digital Factory
スマート工場
Smart Factory

自動化生産、
リアルタイム
データ収集、
品質保証

総合的な分析力
より迅速で正確な
意思決定

各リソースと
デジタル化を
結合し、業務分析と
最適化を実現

業務革新、物流革新、製造革新により
効率化と品質向上を実現。
市場・お客様視点の
QCD強化を目指しています。

Quality
品質力強化
×
Cost
原価力強化
×
Delivery
対応力強化
モニター表示サンプル

モニター表示サンプル

業務革新システム基盤の構築

人が個別集計していたデータを、IoTで処理・変換・分析・連携を行う。モノづくり全体の見える化を実施。

自動配送の様子

自動配送の様子

物流革新自動配送の実現

物流レイアウトを再構築して、物流動線の短縮と面積の削減を実施。システムが生産計画に応じて自動的に指令を送信し、自動で配送。工場内の物流効率が向上。

自動検査の様子

自動検査の様子

製造革新開発・製造・品質連携

開発と製造が連携し、部品点数の削減と組立性の向上を実施。材料・製造コスト・人に依存した作業・検査を削減し、IoTで不良の流出を防止。品質データ分析の高速化により、製造品質・市場対応力を強化し、自動組立機導入と共に部品精度を見直した。工数削減・部品誤使用防止・製品品質向上を同時に実現。

現場改善活動の様子

現場改善活動の様子

現場・現物・現実を掲げさらなる
QCD高位平準化と間接業務の効率化を目指し日々改善活動を実施しています。

ビューティ・トワレ事業 45年周年 トイレの明日を考える

発売開始から45年を迎えたビューティ・トワレ事業は、
アラウーノと同じパナソニック ハウジングソリューションズ株式会社 水廻りシステム事業部へ移管。
トイレ事業一体経営で、次のステージへ向けて歩み始めました。
「トイレ空間に、BEAUTYをずっと」。その思いを胸に、
私たちは一枚岩となって、これからのトイレを考え続けます。

商品企画課 臼井萌絵 さん

「お客様大事」の精神を胸に

商品企画として、新商品の仕様や、お客様に対してどのように訴求するかを考えています。その中で大切にしているのは、「お客様大事」。インタビューやアンケート調査を行ったり、販売店に足を運んだりして、お客様のお困りごとをすくいだしています。最近特に気になっているのは、洗浄機能に不安を感じている女性の声。そこで、今ある清潔機能をさらによくするには、そして周知するにはどうすればいいかを考えています。

ポジティブなトイレ空間の提案を

アラウーノと事業を統合したことで、より広い視点を得られるようになりました。個人のアイデアには限界がありますので、担当シリーズや職能の違いにかかわらず意見を交換しやすくなったのは、大きな変化でした。空間の提案もできるアラウーノと一緒に推進することで、“汚い”“くさい”というトイレのイメージを、根本的に変えたい。トイレは、家族全員が1日に複数回必ず使う場所ですし、直接肌に触れる製品です。住まいの中でもあまり他にはない特徴を持つからこそ、さまざまな可能性を秘めています。たとえば「健康状態を知る場所」「リフレッシュする場所」といった、ポジティブなトイレ空間を提案していきたいです。

広く集めた意見を開発の糧に

これまでの業務の中で、一番心に残っているのはCH95シリーズの開発です。本体11cmという薄さを実現するには、中の制御基板を小さくしなければいけません。しかし、必要な機能を漏れなく搭載するために、使う部材も簡単には削れない。どうすれば限られたスペースに入れられるか、試行錯誤しました。主に1人で基板全般を担当していたので大変でしたが、先輩や他部署のメンバー、工場がある中国のメンバーとこまめに対話して得た意見を設計に落とし込み、完成に至りました。衆知を集めることの大切さを実感した業務でした。

顧客満足を一番に考え続けていく

製品を開発するうえで基本であり、大切なことは「マーケットイン」であること。「技術的に何ができるか」ではなく、「お客様が何を求めているのか」という視点から、これからのトイレに必要な機能を考えていきたいです。そのときに、広く意見を集めて開発に活かしてきたこれまでの経験が、未来の一歩につながっていると感じています。「どういう企画をしないといけないか」「安全設計についてどう取り組んでいくか」をアラウーノと一緒になって意見を出し合い、考えていきたい。目指す方向や考え方を合わせることで、よりお客様に快適に使っていただける強い製品を生み出し、業界をけん引する力にしていきたいと思います。

制御開発課 大澤創 さん

商品開発課 矢野有悟 さん

現場・現物・現実の三現主義を大切に

自らの手で、目で確認してこそ、より精確性の高い設計を生み出せると思っています。CH95シリーズの開発もそうでした。製品高さ11cmの貯湯式を実現するために、洗浄水タンクの設計を一から見直し。製品内の空間の小ささに合わせてタンク容量まで減らすと、使用中のお湯が早く冷えてしまうことが課題でした。そこで、空間を最大限活用したタンク形状と最適な内部構造を、シミュレーション解析で検討。安定した温度のお湯が1秒でも長く出るよう、試作品を何パターンも作り、自ら一つひとつ性能を検証して完成させました。

家電と住宅、双方の強みを開発へ

現在、トワレに加えてアラウーノの設計にも携わっています。トワレは家電領域、アラウーノは住宅領域の製品です。2つの領域が一緒になることで見いだせるものがあるでしょうし、それこそが当社の強みだと思います。お互いの長所を最大限に活かし、独自の製品や性能を開発していきたい。そのためには、企画や開発、宣伝広報といったあらゆるメンバーが一丸となって、「どんな製品だったらお客様に満足していただけるか」を考えていかなければいけません。今まで以上に対話する時間をつくって新しい開発にチャレンジし、パナソニックのトイレブランドをもっと周知していくことが目標です。

常に顧客視点に立った解析を

主に担当しているのは、市場不良の解析です。過去にソフト設計と回路設計にも携わっていたので、その経験を活かして不具合の原因究明に取り組んでいます。お客様に近い部署なので、一番に心がけているのはやはりお客様目線です。「こういう使い方をしたらどうなるか?」を実際に操作して確認。正しく動作するか、変更したソフトがあれば新たな不具合が生じていないか、丁寧に試験しています。推測と検証を繰り返して解析することで真因を見つけ、適切な対策で同様の不良をなくすよう努めています。

不良ゼロを、製品開発の助けに

アラウーノと一緒に業務を進めるようになり、アラウーノ側で発生した不具合や解決策に関する情報が得やすくなりました。不良への対策はスピードが大切。アラウーノで起きた現象はトワレでも同様に起きる予測ができるので、危機感を持って素早く解析を進められます。今後もこまめに情報交換をすることで対応を早め、不良ゼロを目指します。また、お客様が使いにくいと感じる部分にも目を向けて、想像や理想を超える品質づくりに取り組んでいきたいです。ひいては、トイレのマイナスイメージを変えたい。1日に何度も使う場所ですし、人によっては長く過ごす人もいます。家を買う時や借りる時に、優先的に考える条件の一つになる場所にしたいです。

品質保証課 窪田桃子 さん

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