リフォーム・リノベーションのヒント集

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2025/07/31

リフォームで設備・家電を新しく。省エネ性のチェックで快適、おトクに

リフォームに合わせて、設備や家電を新しくしたい!という場合は、デザインだけでなく省エネ性も考慮して選びましょう。光熱費を削減するだけでなく、快適性も向上させます。設備や機器の上手な選び方と使い方を紹介します。

その他の省エネのリフォーム事例や費用相場などについて詳しく説明しているページはこちら

省エネ製品の見分け方

●「統一省エネルギーラベル」に注目

最新の設備や家電は、省エネ性が向上しています。省エネ性の高い家電を購入するときに、見るべきポイントがあります。
エアコン、冷蔵庫、テレビ、温水洗浄便座、照明器具などは、店頭に並べられている商品に「統一省エネルギーラベル」が表示されています。
省エネ性能が高いものを星の数で表示したり、1年間使用した場合の目安電気料金などが表示されています。ラベルのデザインは、ほとんどが統一されているので、比較して選ぶことができます。

リビングの省エネ

●「エアコン」は省エネ性だけでなく快適性も向上

エアコンは、早くから省エネ化が進んでおり、今でも少しずつ消費電力量が削減されています。10年前のエアコンを使っている場合、10年前のもの(2014年)から買い替えすると、約14%省エネになり、年間の電気代は約3,810円おトクになります。

省エネ性だけでなく、空気清浄機能で空気を自動でキレイに保つ機能や、カビや菌、においなどの付着を抑制・除去するクリーン機能、自動でフィルターの掃除をするものなど、便利な機能が付いたエアコンが登場しています。また、センサーやAIで部屋の状況を解析し、部屋の状態を見極めて運転するなど、消費電力を抑える機能が搭載されているものもあります。

キッチンの省エネ

●「食器洗い乾燥機」は、水道料金とトータルで考えておトクに

システムキッチンを入れ替えるときに検討したいのが食器洗い乾燥機。家事の時間を短縮するだけでなく、手洗いよりもキレイになり、水道代を削減できるメリットも。電気料金がかかりますが 水道料金とトータルで考えると 大きな省エネに。ビルトインタイプなら、キッチンにスッキリ収まります。

●「冷蔵庫」は、大容量で電気代も安く

冷蔵庫は365日24時間使っているので、家庭の消費電力量の多くを占めています。10年前のものに比べると年間消費電力量は減少。10年前のもの(2014年)から買い替えると年間で約2,260円~3,500円おトクになります。

省エネ性の向上はもちろん、冷蔵庫のサイズはコンパクトなのに大容量のものや、食品が見やすく取り出しやすい引き出し、さらに、急速冷凍機能や生鮮食品が長持ちする工夫が搭載されたものなど、便利な機能が搭載されているので、使い勝手も向上します。

冷蔵庫は、モノを詰め込み過ぎないこともポイントです。容量が大きいからと言って年間消費電力が必ず大きくなるわけではないので、家族人数、ライフスタイル、設置スペースにあわせて最適なものを選びたいですね。

●「IHクッキングヒーター」は、夏の冷房効果も含めて考える

IHクッキングヒーターは、ほかの熱源と比較すると熱効率がよく、省エネ性能が高くなります。また、まわりに放熱する熱が少ないので、キッチンが暑くなりにくく、夏場の調理が快適です。

バスルームの省エネ

●「給湯器」も省エネ化が進む。リフォームの際、取り替えも検討

バスルームをリフォームする時には、給湯器の取り替えも検討しましょう。給湯器も省エネ化が進んでおり、10年以上使っている場合は、買い替えで光熱費を下げることができます。給湯器は電気とガスのものがあります。たとえば電気でお湯を沸かす「エコキュート」は、大気の熱を利用して効率よくお湯を沸かすため、光熱費を節約できます。

●「断熱浴槽」で保温。冷めにくいから追い焚き回数を減らせる

バスルームは給湯器のほか、使い方を工夫するだけでも省エネになります。できるだけ間隔をあけずに入る、シャワーを不必要に出しっぱなしにしないなどに気を付けるだけでも省エネになります。

パナソニックのシステムバスルームは「床・壁・天井断熱」で、温めた浴室の温度を守ります。帰宅時間がずれてしまう…という場合でも、浴槽も断熱材で包んで、高い保温効果を発揮するため、時間が経ってもお湯が冷めにくく、追い焚きの回数を減らして光熱費を削減できます。

トイレの省エネ

●高い省エネ技術で消費電力や使用水量を大幅にカット

トイレは節電機能や節水機能が搭載されているので、最新のものに取り換えることで、光熱費を削減できます。便ふたを自動開閉したり、少ない水で流せるなど、手間をかけずに節電・節水できるように工夫されています。

また、便器に後付けができる温水洗浄便座には、瞬間式と貯湯式があり、使う時だけ温める瞬間式の方が省エネです。温水洗浄便座や洗浄水の温度を低めにしたり、使わないときは便ふたを閉めるなど、使い方に気を付けるだけでも節電になります。

家全体で省エネ

●断熱性など家全体で省エネを考える

省エネ性の高い設備や機器に買い替えるだけでなく、住まいの断熱性を高めることで、もっと効率よく省エネを実現できます。
住まいの断熱性を高めるためには、壁や天井に断熱材を入れたり、窓の断熱リフォームなどがあります。
天井や壁に断熱材を入れる断熱リフォームは、大掛かりなリフォームになりますが、窓の断熱リフォームであれば比較的簡単にリフォーム可能です。
窓は熱の出入りが最も多いため、リフォームすることで住まいの断熱性能が向上します。今ある窓に内窓を取り付けることで、夏は日射熱を低減し、冬は窓から伝わる冷気を低減します。冷暖房効果が高まるため、光熱費の削減につながります。

国の省エネルギー化推進により、様々な補助金や助成金制度が用意されています。省エネリフォームをお考えの際は、上手に利用したいですね。

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