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2018/07/04

買取終了後にますます重要、太陽光発電の上手な活用法

太陽光発電の余剰電力買取制度が2019年11月に初めて買取期限を迎え、今以上に、かしこい電気の使い方が求められます。ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)へのリフォームや、蓄電池への充電、エコキュートなど、太陽光発電を上手に活用する方法をご紹介します。

太陽光発電の余剰電力の買取が2019年、終了

「太陽光発電の余剰電力買取制度※1」が始まった2009年に制度の適応を受けた住宅用の太陽光発電システム(10kW未満)は、10年間の買取期間が2019年に終了します。現在、余剰電力を売電されている方や、設置を検討されている方には、気になる話題かもしれません。※2
終了後も売電するには、同じ小売電気事業者で新たな売電契約に切り替えるか、別の小売電気事業者への切り替えが想定され、ご自身で契約手続きを行う必要があります。
今までは、買取価格が高かったため、売電のメリットが多かったのですが、買取期間終了後は、売電価格が安くなることが考えられます。今後は、太陽光発電を上手に自宅で使う「自家消費」がポイントになりそうです。

  • ※1 現在は、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」
  • ※2 国は、余剰電力買取期間終了後の太陽光発電システムの新たな使い方を検討したり、買取期間終了を迎える人をサポートする対策を検討しているようです。

電気の「自家消費」ができるZEHにリフォーム

電気の「自家消費」で最初に紹介するのは、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)です。家庭で使われる1年間の電気やガスのエネルギーより、太陽光発電システムなどによってつくるエネルギーの方が多い、または、エネルギーの差がゼロになる住宅のことです。
リフォームでもZEHにすることができ、2018年度は、国からの補助金を利用できます。住まいの断熱性能を上げて、家庭で消費するエネルギーを削減するほか、省エネ性の高い設備などを使い、太陽光発電などのエネルギーをつくる設備を設置することで、家庭で使うエネルギーをプラスマイナスゼロにします。
太陽光発電システムをすでに設置している場合でも要件を満たした住宅は、補助金の対象になります。さらに、電気を蓄える蓄電システムを設置すると、補助金が加算されます。

太陽光発電に蓄電池を後付けできる「創蓄連携システム」

ZEHにリフォームすると大掛かりな工事が必要ですが、太陽光発電システムが設置されていれば、作った電気をためる蓄電池ユニットとパワーステーション(つくった直流電気を、家庭で使える交流電気に変える装置)を後付けして、「創蓄連携システム」として使う方法もあります。
「創蓄連携システム」は、発電量が落ちる雨の日や夜間にも、蓄電池に蓄えた電気を使うことができます。運転モードの切り替えもでき、昼間余った電気を蓄電池に蓄えて、夜間買う電気を減らす「環境優先モード」や、昼間に余った電気を売電し、夜はお得な夜間電力を使って電気を蓄える「経済優先モード」など、おトクな方法を選択することができます。パワーステーションは、壁掛けできるコンパクトタイプも登場し、設置工事も短期間で済みます。

  • ※後付けする場合、設置方法により追加する設備が変わります。詳しくは、電気工事会社、リフォーム会社などにご確認ください。

HEMSと連携し、気象警報を受けて自動で蓄電池に充電

台風や雷、大雨などの自然災害による停電も気になりますよね。太陽光発電システムは、停電をしても、太陽光が発電できる日中であれば、電気を使うことができますが、「創蓄連携システム」であれば、発電しない夜間の停電時にも蓄えた電気を使うことができるので安心。さらに、HEMS(AiSEG2新機能)に対応した「パワーステーションS」なら、HEMSに連携することで、大雨や暴風などの警報が発せられると停電に備え優先的に蓄電池に充電します。急な天候不良でも蓄電池の残量を気にすることなく、安心して過ごすことができます。

つくった電気で、エコキュートの沸き増しやEV・PHVに充電

蓄電池以外にも太陽光発電でつくった電気を有効活用する方法があります。
大気の熱を利用してお湯を沸かすエコキュートは、昼間、太陽光でつくった電気でお湯を沸かし、貯めておけば、夜間、電気を使わずにお湯を使うことができます。
電気自動車(EV)やプラグインハイブリット自動車(PHV)などに充電する方法もあります。充電しておいた電気を家電などに使うことができる車種もあるので、非常時には安心です。

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