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ホームエレベーターについてもっと知りたい方や導入を考えている方の疑問・質問にお答えします。
質問をクリックすると回答が表示されます。

当社について

パナソニック エレベーターとは?
パナソニック エレベーター株式会社は、パナソニックグループのホームエレベーターメーカーとして、住まいづくりの総合メーカー・パナソニック電工株式会社と、世界最大のエレベーター・メーカーであるオーチス・グループの日本法人である日本オーチス・エレベータ株式会社の合併会社として2005年7月に誕生した会社です。
当社は、「安全・安心・快適」をキーワードに、パナソニックグループの総力を結集した事業展開を行い、社会にお役立ちすると共に、世の中の多くの方に喜んで頂ける商品をご提供し続けたいと考えています。
販売している商品は?
個人住宅用ホームエレベーターと小規模建築物用小型エレベーターです。駆動方式は油圧式とロープ式を採用しています。パナソニック エレベーター株式会社では、日本の住宅モジュールに合わせた豊富な商品を揃えております。

市場について

どんな方が設置されているのでしょうか?
50歳前~65歳ぐらいの方が多く、そのほとんどが将来に備えての設備として購入されています。最近では40歳代の方々のお話も増え身近な設備になっています。将来の我が家を考えると、リフォームで設置するより新築で設置する方が手頃に出来ると言う事もあり新築の採用率も徐々に上がってます。ホームエレベーターを利用すれば、家の中で一番多い事故、すなわち階段事故の心配もなく、安心して、2階・3階への移動ができます。特に、赤ちゃんのいる家庭、洗濯・布団干しなど家事をする主婦の方から喜んで頂いています。もちろん、高齢者の方も喜んで頂いています。体の不自由な方でも、家の中を自由に移動して生活ができ、日当たりの良い上階へ行き来する機会が頻繁になったという声も聞いています。ひと昔前までは、ホームエレベーターを設置された家を伺うと、立派な家が多く、贅沢品という感覚を拭い切れなかったことも事実でしたが、現在は「必需品」として位置づけられてきています。
選ぶポイントは?
ホームエレベーターの機種を選考するポイントとしては、どんな生活スタイルに合わせて利用するのかの十分な検討が必要です。何人乗りにするか、車いすで乗ることができるか、デザイン性、機能性、アフターサービス、維持費も考慮してお選びください。
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3階建てに据え付ける家が多いのか
ホームエレベーター発売当初は、3階建て住宅への納入がほとんどでしたが、現在では約4割は2階建てになりました。 高齢化社会、バリアフリー、リフォーム、狭小地住宅等の需要増を背景に、木造住宅にも増えてきたことが要因と考えられます。
3人乗りと2人乗りどちらが多いのか
3人乗り約6割、2人乗り約4割です。設置スペースに余裕があるか、車いすをご利用になるかどうか等、様々な条件を考慮してお選び頂くのが良いと思います。

ホームエレベーターとは?

ホームエレベーターとはなんですか?
(一般エレベーターとの違いは?)
個人住宅に設置されるエレベーターのことで、一般ビル用のエレベーターとは区別 されます。個人住宅とは、一世帯の住宅、同一世帯のみが使用する住宅です。共同住宅のように異なる世帯が利用する場合は設置できません。また、ホームエレベーター(当社仕様)は、2~5階建て住宅に適用され、昇降行程(エレベーターが走行する最下階から最上階の床までの高さ)が最大13m、昇降速度は上昇20m/分・下降30m/分、積載量200kg以下、エレベーター内床面積1.3m²以下になります。機種により仕様が異なりますので機種選定には確認をお願いします。
ホームエレベーターの使用者の条件は?
ホームエレベーターを設置する住宅に同居している家族に限ります。 また、十分な判断力と操作能力を有する人が操作を行なうように定められています。
ホームエレベーターより階段の方が早いのでは?
従来品は分速12mでしたが、法改制により分速20mにスピードアップを図り、待ち時間も乗っている時間も大幅に短縮しました。おおよそ
  • 1階→2階(3m) 約11秒
  • 1階→3階(6m) 約20秒
  • 1階→4階(9m) 約29秒
車いすが使えるのですか?
2人乗り、3人乗りの各機種使用できますが、自走式車いすまたは介護者も同乗するのであれば3人乗りの機種をお勧めします。実際にご利用になる車いすの寸法を測ってから機種を選ぶことをお勧めします。
グループホーム、医院、寺院などにつけられるエレベーターはありますか?
小規模建築物用小型エレベーターがあります。小型エレベーターは、小規模な建築物に対して設置できるエレベーターで、使用の際は管理責任者を置く必要があります。
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※入院施設のない建物に限ります。

設置について

ホームエレベーターを玄関の外に設置できるのですか?
出入口を外に付けることは出来ません。雨に濡れてもよい仕様になっていない事と、不特定多数の人が乗れる様な場所には設置できないからです。
階段を壊してホームエレベーターだけにしようと思いますが、大丈夫ですか?
ホームエレベーターを設置した場合でも、必ず階段は必要になります。地震や火事などでホームエレベーターが使えない場合の移動手段が必要になるからです。
二世帯住宅に設置できますか?
できます。しかし、将来的に家族以外の方へ賃貸できるようなレイアウトですと行政庁の指摘により設置できないことがあります(例:外階段しかない住宅)。地域の行政庁によって指導が異なってきます。
店舗付住宅に設置できますか?
ホームエレベーターは一住戸内に設置されていなくてはなりません。そのため、エレベーターホールを店舗、事務所、賃貸住宅部分から区画することで対応できます。区画は鍵のついた扉などでしていただき、不特定多数の人がホームエレベーターを自由に使えない様にする必要があります。地域の行政庁によって指導が異なってきます。
将来設置できるようにスペースだけ確保しておきたいのですが、その時注意することは何ですか?
将来、エレベーターを設置するまでは、各階押入れや納戸として利用するという事例もあります。予め建物の構造計算は、エレベーターの設置を踏まえたものとし、確認申請図面 に“将来ホームエレベーター設置予定”と明記しておいて下さい。尚、建物の完了検査は必ず受けてください。また、エレベーター用電源や電話線なども事前に引き込みをして頂いていれば(機種により引き込み場所が異なります)、将来の工事費用もさらに安価に抑えることができます。
既存住宅にリフォームでも設置できますか?
建築基準法にかなった住宅でなければ設置できません(建築確認検査済みであること)。建ぺい率や容積率、建築所、リフォーム面積などについて定められた基準をクリアしなければなりません。必要設置スペースが確保されていれば、既存住宅でも対応可能です。但し、設置の際は建物の強度を確保する必要があります。設置の際はエレベーターの確認申請を行政へ提出しなければなりません(エレベーター確認申請済証発行後に建築工事となります)。増改築の場合、増築面積が10m2以上や、防火地域の場合は、建物の確認申請も必要になります。また、建物の強度が確保できない場合は、昇降路内にエレベーターを支える鉄塔(自立鉄塔)を建てる方法もあります。
設置スペースはどのくらい必要ですか?
建物の構造、定員、機種によって違いますが、およそ3人乗りで0.6坪、2人乗りで0.3~0.5坪で設置できます。
木造住宅でも設置できるのですか?
木造住宅でも対応可能です。建物構造は選びません鉄骨造、RC造、混構造にも設置できます。また、木造2階建て住宅の場合は、エレベーター単独の確認申請は不要(但し、新築の場合は、建物側の確認申請書類に添付すること。リフォームの場合は、行政と相談が必要です。)である為、比較的容易に設置が可能です。
5階建て建物は大丈夫なんでしょうか?
昇降行程13m以下の5階建てまでホームエレベーターは対応ができるようになりました。
据付工事はどれくらいの期間かかりますか?
3~5日間ですが、建物の階数や機種により変わります。その後、エレベーター完了検査を受けて頂きますので、建築側の日程計画の際は、ご注意下さい。
注文してからどれくらいで出来ますか?
ご注文(色柄とその他オプション等の仕様決定後)頂いてから、約3週間程度後の納品となります。但し、事前にエレベーター確認申請済証があること。

仕様・機能について

ロープ式とはどんな駆動方式ですか?
ドラム型の巻取装置で、ワイヤーロープを巻き取り巻き戻したりして、エレベータールームを昇降させる方式
油圧式とはどんな駆動方式ですか?
油圧ユニットからの圧力で油圧ジャッキが押し上げられエレベータールームを昇降させる方式
概算希望小売価格にかかる費用には何があるのですか?
概算希望小売価格には、エレベーターの本体と据付工事費が含まれています。建物側の建築工事費、電気工事費、電話工事費は含まれません。
点検口、機械室は必要ですか?
必要ありません。
油圧式もロープ式も最下階の床面下にピットを設け、そこに油圧ユニットや巻き上げ機を設置します。
騒音は気になりませんか?
静かな事務所程度です。気になる方は寝室付近に昇降路を設けることは避けてください。
ホームエレベーター設置するのに必要な電源は?
住宅内にある身近な単相3線式200Vで大丈夫です。エレベーターの駆動機・制御用・照明用に使用します。尚、ブレーカーは、エレベーター専用として用意してください。
小さい子供がいじらないような機能はありますか?
チャイルドロック機能は特に装備してません。小さい子供がいたずらしないようにするには、「管理キースイッチ(各階に増設可能)」を使用してエレベーターを休止させて下さい。
二方向出口とはなんですか?
ルーム内前後に出入口を設け、例えば、1階で正面から乗り、2階で背面から降りる仕様です。同一階での二方向や、直角方向出入りはできません。また、玄関のかまちの段差階床としても利用されています。
通過階マイナスはどういう意味ですか?
例えば3階建て住宅の場合、停止階を1階と3階、2階を停止しないで通過すると言った仕様です。この場合3階3停止の価格から通過階一ヶ所につき減額されます。
オプションで必ず設置しなければならないものはありますか?
必ず必要なものは標準装備されております。オプションはお客様の使用用途に応じてお選びください。
停電になったらどうなるのですか?
ホームエレベーターには停電時自動着床装置が標準装備されているため、使用中に停電しても止まってしまうことはありません。バッテリー運転により、最寄り階まで運転しますので、停電により閉じ込められることはありません。電源が復旧するとエレベーターも通常運転できます。
地震がおきたらどうなるのですか?
地震のときは絶対に使用しないで下さい。
地震があっても、運転し続けます。大きい地震があった場合は、テスト運転(乗らずにエレベーターだけ往復運転させてみる)をして、異常のないことを確かめてからご利用ください。専門技術員の点検を受けることをお勧めします。尚、メンテナンス契約をされてない場合は有償となりますので予めご了承下さい。
また、地震時管制運転はオプションで全機種対応できます。昇降行程7m超えた場合は、地震時管制運転装置が標準装備となります。

法規について

防火区画が適用される地域なのですが、エレベーター側で対策ができますか?
エレベーター乗り場ドアで防火区画を構成することができます。
遮炎対策に「鋼板性難燃戸」、遮煙対策に「けむりシャット」のオプション付加が各階必要となります。
これに加え、火災発生時に自動的にエレベーターを避難階に運転させる機能「火災時管制運転」のオプション付加も必要となります。
→詳しくはこちら
違法建築建物だが設置できますか?
弊社ではホームエレベーター設置の際にエレベーター確認申請を必ず提出して頂くことになっています。その為、エレベーター確認申請が出せない違法建築建物への設置はお断りしております。
確認申請とはなんですか?
建物を建てる場合、建築基準法に適合していなければなりません。それには法規に適合しているかどうかの確認の為に、必要な図面等をつけて申請し、役所で確認してもらう必要があります。確認申請はすべての建物に要求され、確認を受けない建物は建築することができません。
ホームエレベーターを設置するにはどのような手続きが必要ですか?
確認申請は、建築基準法にて建築主が行うことが規定されています。
  • 確認申請…所轄行政庁へ申請(法第6条第3項)確認通知書受領後、工事を着工
  • 工事完了検査申請…所轄行政庁へ申請(法第7条第1項)
  • 工事完了検査…所轄行政庁の工事完了検査実施(法第7条第2項)
  • 検査済証の交付→お引渡し(取扱い方法を説明の上、お施主様にお引渡しいたします(法第7条第3項)
エレベーター確認申請に必要な書類は?
入手していただく書類は
  • (イ)建築確認通知書の表紙及び第一面~五面
  • (ロ)図面:付近見取図、建屋配置図、各階平面図、断面図 (すべて通知書からのコピーが必要です)。
エレベーター確認申請は、お施主様の委任状をいただき、弊社が代理申請いたします。
型式適合認定とは?
型式適合認定は、その構造(強度・構造・仕様等)がすべて法令・告示等に適合していることをホームエレベーターの機種毎に認める制度です。この認定を取得すると、特例措置として確認申請時の強度計算書が省略できます。弊社は全商品の認定を取得しております。
型式部材等製造者認証とは?
型式適合認定を取得し、その型式機種を製造する工場が法令で定められた基準を満たしていることを認められた時は、製造者認証を取得することが出来ます。この認証を取得すると、特例措置として確認申請時の強度計算書と構造詳細図(昇降路の図面を除く)を省略することができます。従いまして、確認申請時の添付資料としては仕様書、レイアウト図面、製造者認証書だけとなります。弊社商品は取得済みです。

メンテナンスについて

メンテナンス契約を結んでいないとどうなるのか?
まず、エレベーターの所有者には、常時適法な状態に維持することが建築基準法第8条で義務づけられています。メンテナンス契約されていない場合の出動は都度有償となります。ホームエレベーターは、最先端技術を含めた精密機械の集合体ですので、長年にわたって安全な運行を維持するためには、専門技術員による定期的な点検が必要です。弊社とのメンテナンス契約をお勧めします。
万が一事故が起きたら直ぐに来てくれるのか?
エレベーター内に閉じ込められた場合は、原則として1時間以内に駆けつけます。24時間365日いつでも出動できる緊急対応体制をとっております。このときの出動料金は、メンテナンス契約料に含まれています。尚、メンテナンス契約されていなければ約5万円程度かかります。
故障はしないのですか?
絶対に故障しないとは言えません。一般の家電製品と違い定期的に点検が必要な商品です。定期的なメンテナンスをして頂ければ、故障を未然に防ぎ安全に運行することができます。また、万が一故障したり、使用中に止まってしまっても、ルーム内に設置してあるワンタッチ通報付き電話機で、弊社コンタクトセンターと24時間連絡が取れるようになっています。故障が発生した場合も、連絡を頂ければお客様のお近くの専門技術員がお伺い致します(メンテナンス未契約の場合、出動の都度有料)。メンテナンス契約をして頂き、定期的に点検をして頂いた方が、いつでも快適に安心して使用頂けます。
ワンタッチ通報ボタンは、メンテナンス契約をしていないと使用できないのですか?
契約していなくても使用できます。また電話機(外線電話)としても使用できますので、閉じ込めにあって外に連絡が出来ないという事はありません。
維持費(ランニングコスト)はどのくらいかかるのですか?
ホームエレベーターを維持していくのにかかる費用は、
  • 電気代 月約440円~約768円程度*1
  • メンテナンス料金*2 … 年1回定期点検 年間52,800円(税込)~、年2回定期点検 年間70,400円(税込)~、機種により料金が異なります。
    →メンテナンス費用についてはこちら。
  • 部品代と交換作業費(有償)
  • *1 [算出基準] 2階建て10往復の場合、新電力料金目安単価27円/kWh(税込)とした場合の試算です。
    (社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会)
  • *2 メンテナンス料金に含まれるのは、定期点検・検査、故障復旧、救出業務、停電運転用バッテリー交換費、交換部品代特別割引となります。万が一故障や閉じ込めが発生した場合、電話回線を使用し自動的に故障信号を通報する「遠隔監視システム年間8,800円(税込)」が装備可能な機種もあります。
小型エレベーターのメンテナンス料金はどうなってますか?
メンテナンス料金 … 年4回定期点検・年1回定期検査(届出代行費込)
  • 対象機種:XLウェルハートUi/ウェルハートUi/XLミディモダンUi/XLワイドUi 月額12,128円(税込) 年間138,600円(税込)

万が一故障や閉じ込めが発生した場合、電話回線を使用し自動的に故障信号を通報する「遠隔監視システム年間8,800円(税込)」が装備可能な機種もあります。
定期検査と点検の違いはなんですか?
点検は、機器の性能チェック、調整、給油、清掃などです。検査は、安全装置類の検査です。
※ ホームエレベーターは、地域の行政指導により行政庁へ検査報告書を提出を求められる場合もあります。小型エレベーターは必ず必要です。
ホームエレベーター所有者の保守業務とはどのようなことですか。
建築基準法により法定点検が義務付けられています。さらに点検記録を3年以上保管することが義務付けられています。
  • 変更届:修理や改造をした場合は所轄行政庁へ変更届けを提出しなければなりません。
  • 休止届:1~2年の長期にわたり使用しない場合は所轄行政庁へ休止届を提出しなければなりません。
  • 廃止届:廃止する場合は所轄行政庁へ廃止届を提出しなければなりません。

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