本体内部や配管内部の水が凍結すると、破損や水漏れを起こすことがあります。
使用温度範囲は、0~40℃です。トイレルーム内が0℃以下になる場合は、凍結防止を実施してください。
また、止水栓・給水ホースに断熱材を巻いたり、屋外配管・露出配管については、凍結防止ヒーターを取り付けるなどの凍結予防対策を施工業者に依頼してください。
寒冷地仕様の場合
製品品番末尾に「7」がついています。
給水ホースの水抜きをし、便器の凍結防止ヒーターで便器のため水を保温してください。
①トイレルームの暖房
暖房器具でトイレルーム内を暖房する
※暖房しても0℃を下回る場合は、②を行ってください。
②水抜き
※凍結防止ヒーターを作動させる場合にも本体内の保護のため、この作業は必要です。
1.止水栓を閉める
2.【大】ボタンを押す
※商品姿図は機種によって異なります。
※商品姿図は機種によって異なります。
3.サイドカバー(左)を外す
4.ストレーナを外して、水抜きをする
- 約50cc~100ccの水が出ますので、ストレーナを締めるまで水受けをお使いください。
- 取り外しの際は、指を挟み込まないようにご注意ください。
- 便器や床に水がかかった場合は必ずふき取ってください。
5.【ノズル除菌】ボタンを押す
- 温水洗浄機能の水抜きをします。
- 自動洗浄ランプが点滅するまでしばらくお待ちください。
※商品姿図は機種によって異なります。
6.ストレーナを元どおりに取り付け、サイドカバー(左)を取り付ける
①奥までしっかりと押し込む
②奥へ押し込みながら右へ回してしっかり締めつける
「軽傷を負うことや、財産の損害が発生するおそれがある内容」です。
必ず守る
ストレーナはしっかりと締め付ける
水漏れの原因になります。
③凍結防止ヒーター※寒冷地仕様のみ
凍結防止ヒータープラグを差し込む
※商品姿図は機種によって異なります。
凍結防止ヒーターについて
便器の凍結防止ヒーターの凍結防止限界温度は、-15℃です。
トイレルーム内の温度が-15℃以下になる場合は、暖房器具などで、トイレルーム内を暖めてください。
- 凍結防止ヒーターは、3℃以下の温度になると温めを開始し、8℃以上になると温めを停止します。
- 凍結のおそれがなくなったら
凍結防止ヒータープラグを抜いてください。
「軽傷を負うことや、財産の損害が発生するおそれがある内容」です。
禁止
- 凍結防止ヒーターを使用する場合は切タイマーを使用しない
便ふた部の結露で床をぬらす原因になります。
凍結防止ヒーターを使用して便ふたに結露が発生する場合は、便ふたを常に開いた状態にしてください。
(こちらを参照。) - 便器にヒーターなどを近づけすぎない
便器の変形・破損によるけがや水漏れ、火災の原因になります。
特にハロゲンヒータータイプの暖房器具は、便器から1m以上離してご使用ください。
必ず守る
- 凍結するおそれのある場合は、凍結防止(水抜きをし、凍結防止ヒータープラグをコンセントに差し込む)をする
- 寒冷地以外の地域でも、冬場周囲温度が0℃以下になる場合は、施工業者に依頼して適切な凍結予防対策を実施する
凍結すると配管、便器内部が破損して水漏れの原因となります。