インテリア
心安らぐインテリアで、おうちの時間を豊かに

曲線、木目、光。
インテリアがつくりだす安らぎ空間

リフォーム計画が本格化したのは、2021年のはじめ。ステイホームのさなかで、自宅で過ごす時間をより心豊かで穏やかなものにしたいと、インテリアも工夫をしました。ポイントは、曲線や木目を随所に使い、あたたかさを感じる照明で演出すること。

「もともとリビング部分は高天井でした。今回のリフォームで曲線に沿って天井が上方向へと広がるようなデザインに仕上げられ、今まで以上に開放的な雰囲気になりました。間接照明の計画も当初は『暗いのでは？』と思っていたのですが、実際に採用してみると壁や天井がぐっと明るくなり、やさしい明るさに。ワインを飲むときは間接照明だけにして落ち着いた雰囲気に、新聞を読むときはダウンライトをつけて手元を明るく、など過ごし方に合わせて照明を変えています」。天井にとり入れた木目も、リラックス感を高めています。

天井の一部に曲線加工を施して、間接照明を設置。やさしい明るさがリビングを包み込みます。

リビング上の一部は吹き抜けではなくロフトになっています。風通しのためにリビング側に室内窓を設置。万一ロフトからものが落ちてきたとしてもリビングで過ごす人に危険がないように庇を設け、庇上を間接照明で明るく演出しています。

リビングだけでなく家全体の照明計画をトータルでご提案。間接照明やスポットライトとして使えるライトなども採用され、状況に合わせて角度を変えておうちで過ごす時間を楽しまれているようです。

使いやすさ、暮らしやすさも
インテリアの大切な要素

どれほど美しい空間に仕上がっても、使いづらかったり面倒に感じたりする要素があると美しさは長続きしません。そのため、ストレスなく暮らせる工夫もプランに盛り込まれています。「私たちはこの家で永く暮らすつもり。だからこそ無理なく美しさをキープできるようにしたかったんです。収納の量や位置、お手入れのしやすい部材などを提案いただき、取りいれました。信頼できるリフォーム会社さんにも出会え、プランやアイディアを提案いただき、理想の住まいを実現できたと思います」。

冷蔵庫横には『カスタムパーツ』のマグネット対応化粧ボードを設置し、メモ貼付やエコバッグ・エプロンかけとして活用。「冷蔵庫に貼り付けるよりもおしゃれに見えて良いですね。冷蔵庫によってリビングダイニングからの目線が遮られる配置も気に入っています」。

家族用通路・洗面室・キッチンは芦野石柄の床材に。高級感のある石の模様は、髪の毛や汚れなどが目立ちにくく、水廻りにぴったり。水拭きもしやすい素材でお手入れも簡単です。