2025/01/30
暖かさもデザイン性も両立する床暖房リフォーム

床暖房を取り入れるなら床材は、床暖房対応のものを選ぶ必要があります。リフォームにおすすめの床暖房の種類は?どんな床材が使えるの?色柄のバリエーションは?など、床暖房リフォームの概要と選べる床材についてご紹介します。
インテリアに合わせて床材が選べる床暖房


フローリングのリフォームで一緒に考えたいのは床暖房。輻射熱で室内や身体に熱を伝えます。足元から暖かさが伝わり、室温がそれほど高くなくても快適に過ごせます。
床暖房にする場合は、床暖房専用の床材を選ぶ必要があります。パナソニックの床暖房の床材は、自然な風合いのものや、幅広サイズのもの、ペット対応など種類が豊富です。
カラーもホワイト系からダーク系のほか、個性的な柄やカラーまで揃っているので、インテリアの雰囲気に合わせて好みの床材を選べます。
床暖房は温水式と電気式の2種類

床暖房は、大きく分けると温水式と電気式の2種類があります。温水式は、お湯を循環させることで部屋を暖めるシステム。ランニングコストが安いので、広い範囲を床暖房にする場合や長時間使う場合におすすめです。
電気式は、温度に応じて発熱量を抑制するPTCヒーターで床面が必要以上に暖まらないようにきめ細かく制御するので、床暖房を部分的に設置したい時におすすめです。電気式は、温水式に比べると設置費用が安く、工事が簡単なのでリフォームに向いています。
仕上げ材分離型と一体型で選べる床材が異なる

床暖房は仕上げ材分離タイプのものと、一体タイプのものがあります。分離タイプの場合は、床暖房対応床材であれば自由に選ぶことができます。一体タイプの場合は、対応床材が決まっていますが、豊富な種類の中からお好みのデザインを選んで床暖房にすることが可能です。仕上げ材一体型は、簡単施工でリフォームにおすすめです。
表面仕上げの方法でイメージが変わる

パナソニックの床暖房に使えるフローリングは、天然木突き板仕上げの「マイスターズ ウッド」と高意匠シート仕上げの「ベリティス」の2種類の仕上げ材から選べます。
天然木突き板仕上げの「マイスターズ ウッド」は、パナソニック独自の「木質エイジング技術」で、天然木の木目、色彩、照りを繊細にコントロールし、樹種それぞれの個性を活かしているので、天然木の色や風合いを楽しめます。

「高意匠シート仕上げ」は、プリントしたシートを貼り付けたもの。高い印刷技術で、天然木としては入手が難しい柄を表現できるので、お好みの色柄を選ぶことができます。使い込まれた色合いやテクスチャー、天然木にはないカラーが選べます。使う場所やお好みに合わせて選びたいですね。
豊富なカラーから選べる


部屋の印象を左右する床材のカラー。ホワイト系のカラーを選べば、明るく広く見え、ダーク系のカラーなら落ち着いた印象になります。パナソニックの床材は、ホワイト系からダーク系まで、バリエーションが豊富。さまざまなインテリアスタイルとコーディネイトできます。わが家ならではのカラーを取り入れて、自分好みの空間をつくりたいですね。
お好みの木の種類から選べる

床材の表面仕上げ材に使われている木の種類もポイントです。種類によって木目や色味が違います。
●ウォールナット柄

ウォールナットは、深い茶色で高級感のある空間に。
●チェリー柄

赤褐色で温もりのある印象。やさしい木目でコーディネイトがしやすい
●オーク

力強い木目がナチュラルなインテリアにアクセントを与えます。
●メープル

メープルは、木目が少なく白っぽいので明るい印象に。
●アカシア

深みのある穏やかな色合いで色差があるのが特徴。重厚感のあるインテリアに。
●バーチ

きめ細かくてキレイな見た目。比較的木目が薄く主張しすぎないのでスッキリした印象に。
シート材の場合は、シートに木目を印刷するのでキレイな木目のものや、使い込まれた風合いのものなど、さまざまな雰囲気から選べます。
部屋の印象が変わる幅広サイズの床材

部屋の印象を左右する床材。カラーを気にされる方が多いと思いますが、板の幅にも注目してください。板の幅が広いものを使うと空間が広々とした印象に、幅が狭いものを使うと賑やかな印象になります。
パナソニックの「ベリティスフロアー」の広幅タイプは、溝のない303ミリサイズ。空間を広々と見せることができます。また、303ミリサイズの幅に溝が1本入ったタイプ、2本入ったタイプもあります。部屋の面積や使う場所に合わせて選ぶといいですね。