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2019/8/6

台風・雷・地震…。対策と災害に備える住まい

自然災害は、いつ起こるかわかりません。非常用持ち出し袋を玄関や寝室などに置くことで、避難時にすぐ手に取ることができます。また、万が一の時に自宅で避難生活を送れる設備があるといいですね。

防災グッズは家族全員でチェックを

9月1日は「防災の日」。その前後の8月30日から9月5日まで一週間は「防災週間」です。家族で非常用持ち出し袋のチェックや、災害時の行動について話し合っておきましょう。
「家の中で安全な場所」「避難場所・避難経路」「非常用持ち出し袋の場所」など大切なことを家族全員で確認する良い機会です。

非常用持ち出し袋は、玄関や寝室など持ち出しやすいところに置きましょう。子どもが興味をもてるように、非常食を食べてみたり、防災グッズを一緒にリュックに入れたりするだけでも防災に対する意識づけになりそうです。

避難所に行けないときは「在宅避難」という方法も

災害時、避難所に行きたいけど足腰が悪くて一人では不安、子どもが小さいので移動が困難、ペットを飼っている…など理由があって自宅に留まる方もおられると思います。家が倒壊しそうだったり、土砂崩れの危険がある場合などには避難が必要ですが、自宅の安全性が確保されている場合には、自宅で避難生活を送る「在宅避難」という選択肢もあります。
避難所での慣れない共同生活は、特に子どもや高齢者には負担が大きいもの。食べ物や水などの備蓄がある、トイレが使えるなど環境が整っている場合には、在宅避難をしてもいいかもしれません。

「在宅避難」ができるように「日常備蓄」を心がけよう

災害が起こってから支援が届くまでには時間がかかります。1週間は暮らせるように普段から食べ物や水を備えておきましょう。
多めに食材や保存食を買っておいて、使ったら買い足す「日常備蓄」は、賞味期限が短いものから食べていき、食べたら補充するというもの。普段食べるものを多めに買っておくだけなので、気がついたら賞味期限が切れていた!ということがありません。
非常用持ち出し袋には、携帯ラジオや充電器、簡易トイレ、軍手、ブランケットのほか、赤ちゃんがいるご家庭なら、オムツやミルク、離乳食などを入れておきます。持病がある方なら常備薬も必要です。
ただし、非常用持ち出し袋は、何でも入れておけばいいというものではありません。自分で無理なく持ち出せる量をリュックなどにいれて、両手が空くようにしておきましょう。
食べ物や水などの重いものや、かさばるものは非常用持ち出し袋とは分けて、避難時はできるだけ身軽に移動できるようにします。

  • ※非常用持ち出し袋の中身は、家庭によって必要なモノが異なります。首相官邸のWEBサイトなどを参考に準備してください。

日常備蓄は、取り出しやすい場所に収納

日常備蓄は、普段食べるものなので、見えないところに保管してしまっては意味がありません。キッチンの床下収納やパントリーなど、よく使う場所で在庫量がすぐに分かるように収納しましょう。
飲み水の場合、ひとり1日3リットル必要と言われているので、たくさんの量が必要です。最近では、備蓄水としてウォーターサーバーが注目されています。定期的に水が届くので、水の賞味期限が切れていたということがなく、非常時の飲み水としても使えます。水分不足は命にかかわることもあるので、水の備蓄はしっかりしておきたいですね。

台風、ゲリラ豪雨。予想外の大雨や雷に備える

最近では、大雨による土砂災害や浸水などの被害が多く発生しています。気象情報をこまめに確認し、早めの対策をしたいですね。「雷を伴う」「大気の状態が不安定」「竜巻などの激しい突風」などの言葉が使われていたら天気の急変に備えましょう。
特に高齢者や子どもなど避難困難者がいる場合には、早めの判断が重要になります。避難情報の緊急度が高い順「避難指示(緊急)」「避難勧告」「避難準備・高齢者等避難開始」を知っておきたいですね。
また大雨が降る前には、「雨とい」やベランダの排水溝にゴミや枯れ葉がたまっていたら掃除をしておきましょう。水が溢れ出ることがあります。

万が一の時に家族を守る住まいの設備

台風や大雨以外にも、普段から気にかけておきたいのが地震への備え。毎日使っている設備がいざというときに2次災害の要因とならないように、地震対策がされているものを選びたいですね。災害時には、停電や断水などライフラインが使えなくなることも。普段使っている設備でも、緊急時に役立つように考えられているものがあるので、設備を選ぶ時の判断材料にしてもいいですね。

たとえば、キッチンや食器棚は地震の揺れで扉が自動でロックするものを選ぶと食器などの飛び出しを防げます。

寝室は、就寝時家具が倒れてこないように壁面固定の家具にすると安心です。

照明は、暗くなると点灯したり、停電すると同時に自動点灯するものを設置していると、夜中の地震でも慌てずに対応できます。

「エコキュート」は、普段も便利に使えるだけでなく、断水時に生活用水を取り出すことができます。雨水貯留タンクも打ち水や植物の水やりに使えるだけでなく、いざという時の生活用水になります。

太陽光発電システムと蓄電池が連携した「創蓄連携システム」があれば、普段は効率よく電気を活用、停電時には昼間は太陽光発電システムで創った電気、夜は蓄電池に蓄えた電気が使えます。

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