2024/10/31
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季節ごとの衣替えがラクラク。片付け上手になる収納リフォーム
衣替えの季節は、衣類だけじゃなく、布団の入れ替えや季節家電の片付けなど、手間を考えるとため息が…。リフォームの際に収納を見直して、季節のものを収まりやすく取り出しやすくすれば、衣替えはぐんとラクに。収納リフォームのポイントをご紹介します。
季節ものの入れ替えは、収納リフォームでスムーズに
季節の変わり目の衣替えのタイミングは難しいですね。また、特定の時期しか使わない季節家電を片付けたり、布団の入れ替え作業も大変。衣替えも季節家電の移動もラクになる収納リフォームをご紹介します。
「吊るす」「たたむ」を使い分けるウォークインクローゼット
ウォークインクローゼットは、使い方によって衣替えがラクになります。パーツを組み合わせて自由にプランニングできる「アイシェルフ」は、しわになりやすい服はハンガーにかけて、シャツやセーターは、たたんで引き出しに収納すれば、着たいときにサッと取り出せます。
手前に秋、冬もの、奥に春、夏ものなど、シーズンごとに位置を入れ替えるだけなら、衣替えがラクになります。
寝室は壁面収納で、ベッドカバーやシーツもスッキリ
寝室はベッドを置くと場所を取るため、収納家具を置くと狭くなってしまいます。壁面収納にすることで、収納力が格段にアップします。
壁に固定する壁面収納は、寝ているときに地震で家具が倒れてくる心配もありません。パナソニックのシステム収納「キュビオス」は、地震の揺れを感知して自動的に扉をロックし、ものの飛び出しを防ぐ「耐震ロック」をオプションで付けることもできます。
布団カバーやシーツ、パジャマなどもスッキリ収まり、扉ごとに夏物・冬物などしまい分ければ、衣替えの手間も省けます。
押入れは、クローゼットタイプにリフォームすると収納力アップ
押入れは、奥行きがあるため、詰め込み過ぎると収納の中がわかりにくくなります。クローゼットにリフォームすることで、整理しやすくなり効率的に活用できるようになります。
押入れの中は上中下段に分け、出し入れのしやすい中段は、ハイプを設置してハンガーを掛けられるようにします。手持ちの服がひと目でわかり、取り出しやすくなります。下段は、奥行きの浅い収納ケースを前後に2つ並べて季節ごとに分ければ、衣替えの時はケースごと入れ替えるだけで済みます。上段はバッグや帽子など、軽いものの収納におすすめです。
畳スペースに、かさばる季節家電もスッキリ収まる
パナソニックの畳コーナー収納「畳が丘」は、簡単に畳スペースを設けることができます。畳の下がすべて収納になっているので、こたつ布団や、電気カーペットなどの季節家電のほか、シーズン小物までまとめて収納できます。引き出しはキャスターが付いているものなら、ラクに引き出すことができて便利です。
リビングの一角に設置すると、子どもの遊び場として、洗濯物をたたむ家事スペースとして、さまざまな使い方ができます。広めの畳スペースを設けて、ロールカーテンなどで仕切れば、在宅ワークのスペースや、ゲストルームとしても使えます。
季節のアウトドア用品は玄関収納にまとめて保管
柄が長い虫取り網や、かさばるアウトドア用品などの季節ものは、玄関に収納すると取り出しやすく便利です。底板のない土間置きできる玄関収納にすれば、ゴルフバッグやベビーカーなど普段使いのもの以外にも、スキー用品やキャンプ用品など、季節のものもそのまましまえるので、出し入れもラク。
収納するものに合わせて動かせる可動タイプの棚であれば、冬に履くブーツなど、背の高い靴も収納できます。季節によって棚の位置を入れ替えて、取り出しやすい位置に変更すると靴の衣替えも手間なくできます。
取り出しやすさと見やすさがアップする収納用建具
収納が開き扉の場合、手前に開閉スペースが必要になるので、中のものを取り出すときにジャマなことがあります。引戸であれば、左右どちらからも開閉できるので、端にしまったものも取り出しやすくなります。
引戸が無理な場合は、折れ戸もおすすめです。折れ戸は、フルオープンにすればモノの出し入れがしやすくなります。折れ戸の扉のストッパーを外すと扉が左右に自由に動くタイプもあるので、扉の厚み分のデッドスペースがなくなります。
監修協力
高山 一子(たかやま いちこ)さん
収納コンサルタント/ライフオーガナイザー
株式会社SMARTWORKS代表取締役。一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会認定トレーナーとして活動するとともに、片付け収納サービス、新築・リフォーム時の収納コンサルティング、収納や片付けの各種セミナー講師として活動。