1.床面の温度はどれくらいになるのかしら?
最高で約33℃~35℃になります(室温20℃の場合)。一般には30℃前後で使用されることが多いようです。
※住宅構造や床暖房敷設率(総面積に占める床暖房の割合)、仕上げ材の種類によって違います。
2.電気式って、安全面ではどうなのかしら?
床暖房パネルには専用のコネクタを使用しており、しっかり結線されていないと納まらない構造になっています。
またヒーターには発熱を自分で抑制するPTCヒーターを採用して、モノが置かれた部分の発熱を抑え、高温にならないようにしています。
3.床暖房の上に水をこぼしても大丈夫かしら?
コントローラーの切ボタンを押し、すぐに拭きとっていただければ大丈夫です。濡れたままご使用になられますと、
感電等のおそれがありますので、完全に床暖房部分が乾くまでご使用をお避けください。
4.いまの床の上に、床暖房を設置できる?
いまの床の状態が、以下の4点を全て満たせば設置できます。
(1)いまの床が12mm以上の木質床材である。(直貼りフロアー、コルクフロアー、CFなどは不可)
(2)下地に303mm間隔の根太が設置されている。(コンクリート直貼り、二重床などは不可)
(3)傷みがひどくない。(下地合板としての強度があり、床鳴りなどがしない)
(4)断熱材が入っている。
さらに、施工時に以下の2点を守ってください。
(1)いまの床材を根太位置で木ねじ止め補強する。
(2)いまの床表面のワックス、汚れ、古い塗料などをきれいに落とす。(サンディングにより取り除く)
5.メンテナンスは必要ですか?
基本的にメンテナンス(定期的なお手入れ)は必要ありませんが、長期間ご使用にならない場合はブレーカを
切(OFF)にすることをおすすめします。
6.床暖房パネルはカットしてもいいの?
床暖房パネルは、それ自体が暖房器具と同じです。発熱体が内蔵されていますので、指定の場所以外の切断や
釘打ちは絶対におやめください。
7.床暖房だけでお部屋があたたまるのかしら?
床暖房だけで暖房した場合、住宅構造(天井吹抜けや他の部屋に続く開口部等)や
床暖房敷設率によっては、部屋全体を暖めることはできません。
また、エアコンやファンヒーターのように短時間では暖まりませんので、早く暖めたい場合は、
他の暖房器具との併用をおすすめいたします。
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