春や秋といったエアコンが不要な季節は、自動で停止し24時間換気だけ行います。

全館空調は冷暖房を始める時に多くの電力を消費します。そのため夏や冬など冷暖房が必要な季節はエアコンをON/OFFせず、常にゆっくり動かすことをお勧めします。春や秋など気候が安定した季節はエアコンの電源を切り、24時間換気だけ行っていただいても構いません。
「ウイズエアー ディライト」はエアコンのオン/オフを最低限に抑え、快適湿度を保ちながら電力消費をかしこく抑えます。

測定住宅の仕様:床面積119.25m²、U_A値=0.37W/(m²·K)、C値=0.4cm²/m²
空調面積:全館空調119.25m²(容積286m²)、個別空調36.4m²(容積87.5m²)
温度条件:室外は6地域の8月平均の代表日。室内設定温度27℃
※実験住宅における測定結果であり、保証値ではありません。

住宅設計時に本体からの音を極力低減するには、設置場所を玄関の土間収納や廊下に面した収納などをお勧めします。

戸建ての2階建ての場合は1階と2階でそれぞれ温度設定ができます。

1フロア1システムのため、フロアごとにON/OFFを設定できます。

ニオイや湿気が居室に移動してしまうため、トイレや浴室は直接空調しません。それぞれ専用の換気扇（局所排気）を運転させることで、部屋からの冷暖房された空気を間接的に取り入れます。

家じゅうの空調・換気のために空気循環を行っている特性上、ある部屋で発生したニオイは薄まりながらも、他の部屋に搬送されることがあります。なおニオイは、空気循環の過程で緩和されつつ、24時間換気で屋外に順次排出されます。また、キッチンのニオイはレンジフードで、トイレのニオイは換気扇（局所換気）で屋外に排出されるよう設計します。

エアコンを使用し続けるため、空気が乾燥する方向に働きます。なお、全館空調熱交換気システム「ウイズエアー ディライト」は、熱交換気ユニットで部屋の湿度を回収し、冬場の過乾燥を抑制する換気システムを採用しております。

• 快適なのに省エネ設計

「アクアシッター」を設置しない場合、市販の「気化式」の加湿器をご使用ください。この際、「超音波式」加湿器はご使用しないでください。
※超音波式加湿器を使用すると、水滴や白い粉が空調ユニット内に付着することで故障の原因となる場合があります。

エアコンが運転している季節は、空調効率上、窓を閉めたままにすることをお勧めしますが、春や秋といった、エアコンが停止している季節は窓を開けても問題ありません。ただし、花粉や外気の汚れが気になる場合は、窓を閉めてください。

ウイズエアー ディライトは暖房した空気が家全体を循環するので、お部屋の中で温度差が少なく冬場も足元を暖かく保ちますが、特に床の暖かさや直接触れる心地よさをご希望の方には併用をお勧めいたします。主に天井裏にダクトを設置して空調できるシステムのため、床暖房との併設が可能です。

ウイズエアーに対して、静電HEPAフィルター^※と部屋別温度制御を非搭載として、大幅なコンパクト化を実現したものがウイズエアー ディライトです。

※JIS Z 8122：2000による規定。定格流量で粒径が0.3µmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能をもつエアフィルタ。

「アクアシッター」を設置しない場合、市販の「気化式」の加湿器をご使用ください。この際、「超音波式」加湿器はご使用しないでください。
※超音波式加湿器を使用すると、水滴や白い粉が空調ユニット内に付着することで故障の原因となる場合があります。

静電HEPAフィルター^※によるお部屋内の空気清浄機能はありませんが、熱交換気ユニットからの外気を浄化する給気浄化フィルターや、エアコン室内機フィルターの自動お掃除機能を有しています。

※JIS Z 8122：2000による規定。定格流量で粒径が0.3µmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能をもつエアフィルタ。

北海道や東北北部など、冬の寒さが特に厳しい地域については、より寒冷地向けの「ウイズエアーの寒冷地仕様」をご検討いただくのがお勧めです。

1階の設置場所に関しては玄関収納や、その他1階にある収納に必要スペースが確保できるかご確認ください。