インテリア
やさしく、温かく、いつまでも飽きない。
木目が織りなすくつろぎの時間
和室を洋室に変え、LDKと一体化。
ナチュラルテイストの大空間に
リビングダイニングは、かつての和室を取り込んで広びろとした空間に。フローリングや造作収納などインテリアには木目をふんだんに使い、ナチュラルテイストに仕上げられています。フローリングにはホコリや汚れが目立ちにくいカームチェリー柄を採用し、インテリアのアクセントとしてダイニングテーブル上に北欧を代表するブランド・ルイスポールセンのペンダントライトを設置。「リビングにいると、なんとも言えない安らいだ気持ちになります。主人はダイニングテーブルでレコードを聞いたり、私はリクライニングチェアに座ってドラマを観たり。時間に追われない穏やかな日々を心置きなく満喫しています」と奥様もにっこり。
また大空間LDKは3方向に窓があるため、夏の暑さ・冬の寒さを心配されていたH様。そこで断熱リフォームに関する補助金を活用した内窓の設置を検討。「リフォーム会社の担当者も制度をしっかりリサーチしてくれて、書類の準備や提出などもお任せできました。簡単な手続きで補助金が入金され、助かりましたね。実際に冬場も窓からの冷気を内窓が防いでくれるおかげで、エアコンを少し使用しただけで日中は20度以上になり、体もラクですね」と想像以上の効果にご主人も驚かれています。
内窓も設置。木目調のものを選び、ナチュラルテイストで統一。結露やカビの発生も抑えられるため、お手入れの手間も削減できたそうです。
廊下もリビングダイニングと同じフローリングで統一。やさしい木目でコーディネートされ、家の隅々にまで心地よさがあふれます。
転勤先での楽しい思い出などを
住まいのあちこちに散りばめて
H様邸では、木目をベースにしながら要所要所の壁紙に遊び心のあるデザインをとり入れられています。洗面室に以前住まわれていたエリアにあるテーマパークをイメージしたデザインを選ばれたり、リビングの柱部分や収納内に華やかなウィリアム・モリスのボタニカルデザインを選ばれたり。「遊びに行って楽しかった思い出とか、柄の中に隠された可愛い小鳥の姿とか、ちょっとした宝探しみたいでしょう?壁紙で遊ぶことで、空間ごとに違った楽しみ方ができて気に入っています」とご主人。
さらに今回のリフォームでは、ピアノルームを新設。外壁に沿わせるように配置すると隣家への音の伝わりが気になるため、家の中心に配置したいと考えられていました。そこでリフォーム会社が提案したのは、玄関ホールに面した廊下をピアノのスペースとして活用するプラン。もちろんここにもご夫婦が大好きなウィリアム・モリスの壁紙を使い、視覚的に特別な空間として感じられるように工夫されています。
廊下の一部を個室側に広げ、ピアノルームに。ピアノの背面分が自宅の個室に面しているため、隣家への直接的な音の伝わりも心配ありません。玄関ホールと廊下に美しい音色が広がり、演奏がより楽しくなったそうです。
廊下の照明は人感センサー付きのものに。玄関側とLDK側にセンサーを設置しました。買い物帰りなど荷物で手が塞がっていても、高精度のセンサーが感知して自動的にあかりが灯るので足元も安心。
壁紙以外にも、楽しい思い出はたくさん。リビングの造作収納に飾られたご家族の写真、旅先で買い求めたアイテムや馬術にちなんだ食器などが訪れたゲストとの話題を盛り上げてくれます。