住宅リフォームのヒント集

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2021/07/12

台風への備えと災害時に役立つ設備

夏になると台風の接近・上陸が気になります。台風による大雨や強風による被害を防ぐためにも、本格的な台風シーズンが来る前にしっかりと備えておきたいものです。台風が来る前の備えと、災害時に役立つ設備をご紹介します。

台風シーズン前にしておきたいこと

夏は、台風の接近・上陸に伴って発生する強風や大雨に注意が必要です。最近は秋に上陸する台風も増えてきています。秋の台風は夏に比べて風が強まる傾向があるので気をつけたいですね。
本格的な台風シーズンが始まる前に、排水溝や側溝に落ち葉やゴミがたまっていないか確認しましょう。急な大雨で水の行き場がなくなると、浸水することがあります。

また、雨といに落ち葉がたまっていると水が流れなくなり、屋根のあちこちから雨水が落ち、地面が水浸しになったり、跳ねて壁を汚したりすることがあります。水がたまると建物の基礎を濡らしたり、雨水が侵入したりして、建物を傷める原因にもなるため注意が必要です。

台風が接近する前に備える

普段から、備蓄品や非常用持ち出し袋は用意していますか?万が一避難が必要になった時に備え、非常用持ち出し袋の中身もチェックしておきましょう。非常用持ち出し袋は、詰め込みすぎると重くなり、避難しづらくなるので、必要最低限のモノだけにしておきましょう。

非常用持ち出し袋は、すぐに持ち出せるように玄関収納や決められた収納場所に用意しておくといいですね。
自宅で避難生活を送ることも考えられるので、水や食料品などの備蓄品も用意しておくと安心です。

台風が接近・上陸する前にすること

台風が接近してきたら、風が強くなる前にしておきたいことがあります。

●風で飛ばされそうなモノを家の中に入れる

植木鉢や物干し竿など、軽いモノは飛ばされることがあるので、家の中に入れておきます。また、自転車などの重いモノでも倒れたり、飛ばされることがあるので家の中に入れるか、しっかり固定しておきます。

●シャッターや雨戸を閉める

飛来物で窓ガラスが割れることがあるので、シャッターや雨戸は必ず閉めておきます。シャッターや雨戸がない場合は、万が一割れたときのことを考えて、カーテンやブラインドを閉めておきましょう。窓ガラスを飛散防止フィルムやガムテープで補強する方法もあります。

リフォームでは、停電・断水対策を

リフォームの際は、防災対策も一緒に考えておくと安心です。台風が上陸すると暴風で電柱が倒れたり、断線することも考えられます。停電に備えて、懐中電灯や電池の用意のほか、蓄電池があると安心です。

蓄電池というと大掛かりなイメージですが、最近はコンパクトなタイプも登場しています。バッテリーと充放電器をセパレート型にした蓄電池、「e-block(イーブロック)」なら、小型・軽量で手軽に持ち運ぶことができます。停電時はもちろん、災害時、避難の際にも電気を使うことができます。

また、万が一断水した時に困るのがトイレ。トイレが使えないのはつらいものです。
パナソニックのトイレ「アラウーノL150シリーズ」や「アラウーノS160シリーズ」は、停電時でも手動や、乾電池を使ったボタン操作で水を流すことができます。水を入れる必要があるので、非常用水をポリタンクなどにためておくと安心です。

エコキュートは、停電時に貯湯タンクのお湯が残っていれば、蛇口からお湯が使え、断水時に、タンクのお湯や水を生活用水として使うことができます。

設備を選ぶ際は、非常時のことも考えて選びたいですね。

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