住宅リフォームのヒント集

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2015/07/13

大切なわが子、ストレス感じてないかしら?ネコ目線で考える安全・快適対策

愛するネコを交通事故や感染症から守るために、完全屋内飼育をする人が増えています。リフォームの際は、室内で一日中過ごすネコがストレスを感じないように、ネコの習性に合わせた工夫をしましょう。

交通事故に感染症、屋外はネコにとって危険がいっぱい

縄張り争いなど、オスネコにケンカはつきものですが、ケガをすると感染症が心配です。また、ネコが交通事故に遭いやすいのは定説。その理由は(1)走り出すとバックしづらく車に直進してしまう(2)車のヘッドライトに夜行性のネコの目がくらむ(3)危険を察知すると木に登る習性があるが近くに登るものがないと立ちすくむ、など諸説あります。いずれにしてもネコにとって屋外は危険地帯。愛するネコのために、完全屋内飼育する人が増えています。

家の中も危険がいっぱい!愛するネコを室内事故から守る

ただし、屋内にも危険な場所があります。近年増えているのが高層階からの転落事故。高層階の窓をあける際は必ず網戸にするなど、対策が必要です。浴槽でおぼれる事故もあります。バスタブのフタはネコが乗ったいきおいで外れてしまうことがあるので、危険です。バスルームのドアを閉めておくか、使わない時はお湯を抜いておきましょう。また、誤飲の危険があるので壁の画鋲は外しましょう。電気コードを噛んで感電する事故も起きます。マグネットコンセントなら、ネコがじゃれて力を加えても、ポンと外れるので安心です。

ネコは暑さにも寒さにも弱い。夏場は熱中症対策を

ネコの平均体温は38〜39度と高めで体温調整が苦手なため、温度変化に大きなストレスを感じます。暑さ寒さにも弱く、夏場など室温の上昇とともに体温が平均体温よりあがると熱中症の危険があります。暑すぎたり、冷房で冷えすぎたとき、ペットドア(小さなくぐり戸)がついたドアがあると、いつでも部屋を行き来できて快適に過ごせます。

観察から始める、ネコと一緒の楽しい暮らし

日頃から、ネコがどんな場所が好きか観察しておき、リフォーム時にネコの好む環境づくりに役立てましょう。例えば、廊下を走るのが好きなネコなら、直線距離が長い間取りを考えましょう。ペット傷に強い床材にすれば、ネコが思いっきり走り回っても気になりません。上下に動くのが好きなネコなら、ネコが飛び乗って移動できるキャットウォークを張り巡らしてあげましょう。この場合、ネコの移動する動線を長くとることがポイントです。

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