木質化によるオフィスのくつろぎ

設計者の声

天井をつなぐハイドアで開放感を。
樹種、色柄を使い分けてリラックス効果も

オフィスは無機質な空間になりがちですが、最近はくつろげる空間も求められています。床仕上げを木のフローリングに変えて空間を木質化するとリラックス効果が得られ、建具も木製にすれば空間の木材率がさらに高まり人はより活動的になるといわれています。^※

ただし天然素材である木質建材は上質な質感を得られる一方、温度・湿度の変化に伸縮したり傷やシミが目立ちやすいという性質も。多くの人が利用するオフィスではメンテナンスに積極的にかかわることは難しいので、天然素材である木質建材を使用するには細心の注意が必要です。

ベリティス プラスの木質建材とフローリングは天然素材の上質感はもちろん、独自の構造や塗装技術で傷や汚れに強い機能性も充実しています。この度「廣瀬病院」のオフィスフロアに採用。建具の高さも2700㎜まで対応でき天井いっぱいまで納めているので、扉を開放すると廊下から会議室の窓外まで視線が抜け、空間の圧迫感が一気に解消されます。

※木材率（内装に使用する木材の使用率）が30％あれば脈拍数が下がる。部屋の床部分を木材仕上げにすれば、木材率は30％程度になるので、フローリングを使用するとリラックス効果が高まる。木材率を45％にすれば脈拍数が上がる。人はワクワクした状態になり、より活動的になるという（参照：「建築知識2018年1月号100歳までヒトが元気に長生きできる住まい」）