パナソニックの独自技術を活用
マイスターズウッド
家具製作トライアル「Photo:Masayuki Hayashi」
家具メーカーと協力し
「木材活用の可能性を広げる」
取組みを実施
インテリア材に使いにくい樹種と部位の活用拡大を目指し、パナソニック独自の木材「マイスターズウッド」を支える「木質エイジング技術」と、家具メーカーのデザイン力をかけ合わせ、チェア・テーブル、照明の製作トライアルを実施。「源平材※」と言われる、心材と辺材で色差が大きく、インテリア材として使いにくい部位を使用しています。
※源平材とは別名赤白材ともよばれ、源氏の旗印の赤および、平家の白から由来。赤みのある心材は、害虫などに対抗するための結果で、木材が生きた証です。
①「tipo(ティーポ)」スタンド
②「nido(ニド)」ミニテーブルスタンド
③「nido(ニド)」フロアースタンド
素材にはイエローポプラ材を採用。※②、③の一部にはメープル材を使用。
(いずれも株式会社 柿下木材工業所製)リビングチェア・コーヒーテーブル:「穂高(ほだか)」シリーズ
素材にはカバ材を採用。
(飛騨産業株式会社製)照明の2 つに、協力先の飛騨地域に多く分布する「ホオノキ」を採用。
材の色のバラつきを抑えることで、新しい用途での地域産材活用を可能に。
(いずれも株式会社 柿下木材工業所製)
関係者の声
-
当社では、エイジング材をフローリング化粧の「面材」で使用しています。今回のトライアルでは「塊材」として家具に使用しましたが、家具メーカーさまのデザインも相まって、今までに以上に材料の魅力が引き出せたのではと思います。トライアルを通じて、エイジング材の可能性が広がったと感じます。
パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社
森 健次 氏 -
普段、イエローポプラ材やホオノキ材など濃淡がはっきりと分かれている部分は使用することが出来ないのですが、エイジング処理を施すことで新たな付加価値が誕生したと感じました。処理された木材の色味は落ち着いた感じでインテリアとしても合わせやすく、 今回のトライアルを通じて新たな可能性を発見することができました。
株式会社柿下木材工業所
代表取締役 柿下 孝司 氏 -
エイジング加工を施したカバ材を活用し、1969年の発売以来愛され続ける「穂高」シリーズの中から、人気のリビングチェアとコーヒーテーブルを製作いたしました。ナチュラルで落ち着きのある魅力的な表情になったと感じています。
飛騨産業株式会社
デザイン室 プロダクトデザイングループ
次長 舛井 敦 氏
パナソニック独自の「木質エイジング
技術」で
色のバラつきを緩和し
高級感のある仕上がりに
「Photo:Masayuki Hayashi」
今回のトライアルで家具製作に使用した材料は濃淡差が大きい木材であるカバ材(北海道産)、ホオノキ材(飛騨高山産)、イエローポプラ材(北米産)。
色のバラつきを緩和し、木の表情を最大限引き出すことで、家具として使っても遜色のない重厚な印象に。
パナソニックの
「エイジング技術」とは
1、色のバラつきを緩和
色とバラツキを繊細にコントロールすることで、深みのある質感を表現することに成功。
2、意匠性の向上
樹種の特性を活かしながら、色彩はより豊かに。光の当たり方による表情の変化「照り」も強調。
3、耐候性を確保
日焼けなどによる表面の経年劣化を軽減することで、木の一番美しい状態を、より長く楽しむことが可能に。
木質エイジング技術で、
天然木本来の美しさを際立たせる「マイスターズウッド」商品のご紹介
床材
マイスターズウッドフロアー ダブルコート
汚れや傷に強い、ベーシックな床材
玄関框
玄関框 マイスターズウッド(突き板仕上げ)
床と合わせて採用し、お客様を美しくお迎え
ビジネスのお客様
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