いつもの暮らしをもしものそなえにいつもの暮らしをもしものそなえに

COLUMN:防災アナウンサー®に
聞く備えの重要性

―災害時、家にとどまる?避難する?―
「フェーズフリー」は未来への
プレゼント

大地震にスーパー台風、線状降水帯など、災害はある日突然やってきます。そんなとき、 あなたは家にとどまりますか?それとも避難しますか?

防災と聞くと、非常食や防災リュックなどのグッズを揃えることが真っ先に思い浮かぶか もしれません。でも、どれだけ備えても、家そのものが危険な場所では、それを活かすことはできません。

たとえば地震で家が倒壊してしまうと、備蓄品も取り出せません。洪水で1階が浸水する 地域なのに、1階に備えていたらすべて使えなくなってしまいます。「地震や水害などの災 害が起きたときに、自宅がどうなるか」を把握することが、命を守る備えの第一歩なので す。

その判断の目安となるのが「ハザードマップ」。洪水・土砂災害・津波など、地域ごとの被害想定が記されています。

その上で、防災は「家族に合わせてカスタマイズする」ことが大切です。世帯構成や住宅環境、生活スタイルを踏まえて、必要な備えや防災グッズを考えていくことが求められます。

14年間、被災地を取材する中で何度も伺った教訓が、「普段使っていないものは、災害時にも使えない」ということ。たとえばポータブル電源も、放置していると放電し、いざという時に使えなくなるケースがあります。

だからこそ、フェーズフリーな商品、つまり日常をより良くし、災害時にも役立つものを選びましょう。非常食ではなく、普段食べている食品を「プラ1(ぷらいち)備蓄」!少し多めに買って、一つ使ったら一つ買い足す。水とカセットコンロ・ボンベがあれば、ライフラインが止まっても調理が可能です。電球が切れたとき、停電対応の電球に替えるだけで、真っ暗にならない部屋をつくれます。雨具や防寒具を玄関に収納しておけば、災害時にもスムーズに避難できます。

ハザードマップについては「見てもよく分からない」「河川ごとに複数のページに分かれていて、すべてのリスクを読み解くのが難しい」といった声も多く聞かれます。

そこで、私が監修したのが、1分でできるリスク診断サービス「pasobo(パソボ)」です。 13の質問に答えるだけで、自宅の災害リスクが“見える化”され、在宅避難が可能か、それ とも避難を優先すべきかが分かります。無料で利用できるので、ぜひ診断してみてください。
https://pasobo.jp/

「防災は、未来へのプレゼント」

大切な家族や自分を守るために、プレゼントを贈るような気持ちで、今日から「フェーズフリーな暮らし」を始めてみませんか?

奥村 奈津美 さん

防災アナウンサー®︎ ×環境省アンバサダー

奥村 奈津美 さん

テレビ・ラジオをはじめ、雑誌・新聞など様々なメディアで「おうち防災」の専門家として出演。被災地支援活動や防災教育に力を入れるほか、環境省アンバサダーとして「気候危機×防災」の啓発活動にも取り組む。

もしもの時に必要な備え

ご存知でしょうか?もしもの時の備えは、最低でも3日分、できれば1週間分を用意しておくことが推奨されています。

飲み水はもちろん、非常食や衛生用品など、生活を維持するための備蓄品は多岐にわたります。たとえば、家族4人の1週間分の備蓄品をリストアップしてみました。この量を普段の暮らしの中でストックするためには、どうすればいいでしょう。

そのヒントは、非常時と普段の垣根をなくす「フェーズフリー」という考え方にあります。

4人家族に必要な1週間分の主な備蓄品

4人家族に必要な1週間分の主な備蓄品の一覧

※「東京備蓄ナビ」より、マンションに住む成人夫婦と3歳~小学6年女児、0~2歳男児の4人家族の必要量を計算

必要な量を備蓄するための
「フェーズフリー」収納のすすめ

非常時を想定した必要な量を備蓄するためのポイントは「日常でも使いやすい」ことです。

非常食や飲料はうっかり消費期限切れを防ぐためにも、目につきやすい位置に収納できれば、古いものから消費して不足分を買い足す「ローリングストック」がしやすく。

取り出しやすさも重要で、水など重いものは下段に、軽いものは上段になど工夫がしやすい収納選びも大切。毎日を快適に過ごせて備蓄もしやすい、おすすめの「フェーズフリー」収納をご紹介します。

システム収納キュビオス

システム収納 キュビオス

出し入れしやすい場所に防災用備品や
多量の備蓄が必要な「水」なども保管しやすい

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畳収納ユニット畳が丘

畳が丘

たっぷりの収納力で管理・取り出しもラクラク
家族4人分の備蓄を1箇所にまとめることも

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キッチン収納ソフトダウン・ウォールユニット

キッチン収納 ソフトダウン・ウォールユニット

キッチン上部のスペースを食料の備蓄場所にすれば
普段から意識してチェックができる

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他にもこんなところに

床下収納

入れ替えなどが不要な備蓄品は
床下の活用を

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玄関収納 コンポリア

避難を想定した備蓄品は動線を考慮して
玄関へ

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もしもの時に知っておきたい
パナソニック製品のあれこれ

01

タンクレストイレは、
停電の時も流せる?

トイレが使えないのは
困る…

全自動おそうじトイレアラウーノ

電池を使ってボタン1つで排水OK

アラウーノは停電や断水時でも排水が可能。L150、S160シリーズでは電池を活用することでスイッチで排水OK※。電池は本体上部のケースに保管できるので、もしもの時も慌てることなく、すぐに対応できます。

サイドカバー内にある非常用の手動ハンドルを回して、流すことも可能です。

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02

断水に備えることは
できる?

飲料水とは別に
生活用水として4人家族で必要な量は
7日で「280L以上」…。
断水時に水が使えないと困る…

タンクの水が使えるエコキュート

たっぷり湯水を備蓄。
震度7相当※1にも耐える耐震設計

非常用取水栓を標準装備し、断水時にはタンク内の湯水を生活用水として使えます。また、停電時でもシャワーや蛇口から出湯※2も可能です。

満水のタンクでも基礎にしっかり固定する仕様で耐震性にも配慮しています。

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  • ※1 試験条件:2013年6月以降発売の角型モデル370L・460L貯湯ユニットにおいて【 試験条件:JMA神戸波120%にて加振(当社調べ)。設置状況等によって異なります】
  • ※2湯温調節が出来ない為、高温のお湯や水が出る場合があります。必ず湯温を確かめてからお使いください。水温の低い冬場などは、湯温が低くなる場合があります。
03

地震に備えた、
収納物の落下対策は?

特にガラス類などの
収納物の落下が怖い…

キッチンウォールユニット
システム収納 キュビオス

地震の揺れを感じると
自動で扉をロックします。

食器やガラスのコップを収納するキッチンのウォールユニットや壁一面にプランできるシステム収納には、地震の揺れを感じると施錠する「耐震ロック」をご用意。万が一を考慮しつつ、たっぷりの収納プランでき、毎日の暮らしも快適に。

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