住まいの情報ピックアップ
春休み、子どもが「自分で」
片づけ・お手伝いしたくなる
住まいのアイディア
仕事から帰ると、洗濯物を取り入れて、食事の準備…とママは大忙し。春休みは子どもが 家にいる時間が長い分、部屋も散らかりがちです。そこで、「片づけなさい!」と怒らずに、子どもが自分から率先して片づけ・お手伝いができる、住まいの工夫を取り入れてみては?ママの小言が減る上、一緒に食事の支度をしながら話し相手になれるなど一石二鳥。喜ぶママを見て子どももうれしくなるヒントをご紹介します。
間取りの工夫で、片づけ・お手伝いできる子に
リビングは、家族がゆったりとくつろいだり楽しんだりする場所。おもちゃや絵本が散らかっていては、気分よく座っていられません。子どもがリビングで遊ぶ場合は、一角に遊びコーナーと、おもちゃなどが収納できるスペースも作ってみては。遊ぶスペースのすぐ近くに収納があることで片づけやすくなります。また、ダイニングテーブルで宿題やお絵かきをするなら、対面キッチンがおすすめ。ママから子どもの様子がわかるだけなく、子どもからもキッチンのママが見えるので、自然とマネをしてお手伝いをしてくれるかもしれません。
- 1.リビングの一角にラグを敷いて遊びコーナーに。「自分のスペース」ができて子どももワクワク。成長とともにデスクを置けばお勉強コーナーにも
- 2.パーテーション仕様の子ども部屋なら、のびのび遊べる。大きくなれば仕切って、プラバシーを確保できる個室へも変更可能
- 3.水まわりがまとまった効率のよい動線で、家事効率をアップ。帰宅後の子どもの手洗いうがいもチェックしやすく
- 4.壁面収納などを利用して、家族それぞれの収納スペースを決めれば、いつもスッキリ
- 5.忙しい時は洗濯物を家事スペースに一時置き。時間ができたら子どもと一緒に洗濯たたみ
子どもの片づけ・お手伝いに!
子育て世代にオススメの設備
子どもが思わず片づけたくなるルールづくり
モノが散らかる原因のひとつは、収納場所が決まっていないこと。まずは、モノごとに取り出しやすく片づけやすい収納を考えます。そして定位置を決めたら、出したらもどす、を家族でしっかり守りましょう。また、普段から汚れているとそれが当たり前になってしまうので、いつもきれいをキープし、「片づいていて心地よい」感覚を覚えさせることも大切。おもちゃは片づけるタイミングを子どもと決め、全部片づけをしてから夕食を食べる、などルール化しましょう。
- 1.リビング
- 収納場所を一か所にまとめて、どこにしまったらいいか、子どもにもわかりやすく。使ったらしまう習慣づけを。
- 2.キッチン
- いつも使うお箸やスプーンなどは、そのままテーブルに出せるようにひとつのボックスに入れておけば、お手伝いも簡単。
- 3.バスルーム
- 汚れがつきにくく落としやすいお風呂なら、子どもにもお掃除しやすい。お手伝いの後、一緒に入って「ピカピカお風呂気持ちいいねー」とほめてあげると、やる気アップ
- 4.玄関
- 出しっ放しにならないように靴のしまう場所を決めておく。子どもの外遊びグッズも玄関収納にまとめて、汚れを室内に持ち込まない。
- 5.子ども部屋
- 学期ごと、学年ごと、など、時期を決めて衣服や学校のものを子どもと一緒にチェック。決まった収納スペースに入りきらない分や不用品は、譲ったり処分を。
子どもが自分から片づけ・
お手伝いしたくなる親の関わり方
「自分でできる!」うれしい住まいの設備
子どもは何でも自分一人でできると達成感を感じます。任せることで責任感が生まれ、最後まで頑張ろうとします。お手伝いしてくれて助かった、うれしいという家族の気持ちが伝われば大きな自信につながり、ますますやる気が出てくるでしょう。「自分でできた」という経験を得るために手助けとなるのが、子どもに使いやすい住まいの設備を取り入れること。「自分でする!」という気持ちをやさしく後押しできます。
- ガチャン!としまらないキッチンの引き出しで、安心してお手伝いできるキッチン「リフォムス」
- 子どもの目の高さにも鏡を配置。台に乗らなくても顔が見え、一人で身支度できる洗面ドレッシング「シーライン」
- 低い位置の引き出しで、子どもも中まで見やすく出し入れしやすい収納「キュビオス」
- 食べ物をこぼしても怒らずにすむ? 汚れを落としやすい床材「アーキスペックフローリングA」
- 流すたびに泡でお掃除。汚れてもサッと拭くだけでキレイになるトイレ「アラウーノ」
- 学校で作った作品や宝物を自由に飾れるスペースを作るなら「Archi-spec SHUNOU」
- 大がかりな工事不要。文字がくっきり見えるあかりでリビング学習に最適な環境づくり。シーンに合わせて切り替えできるあかり「LINK STYLE LED(リンクスタイルLED)」
使いやすいから自分でできる!
子ども目線の設備いろいろ
まとめ
家に帰ると部屋が散らかり放題…。そんな春休みの「あるある」を返上し、子どもに片づけやお手伝いの習慣をつけさせるには、子どもが動きやすい環境を整えることから始めましょう。子ども目線の住まいの工夫を取り入れ、根気強い声かけや励ましを欠かさないこともポイント。春休みの間に小さな「できた!」を積み重ねて、新学期が始まる頃には大きな成長につなげたいですね。
この記事は、2017年3月15日現在のものとなります。
住まいの情報ピックアップでは、リフォームのアドバイスや住まいのお手入れ方法などさまざまな住まい作りで知っておきたい「今」の情報をお届けします。