湖からの風が吹き抜ける、光にあふれるリビング
琵琶湖の湖畔にたたずむ麻生圭子さんのご自宅は、もともとのペンキをわざわざ剥がした板張りの外壁と、建物をぐるりと囲むウッドデッキが印象的な建物です。
リビングに面した大きな窓から室内へ入ると、そこは光にあふれるおおらかな空間でした。天井を抜いてむき出しにした、太い梁。白い壁にアンティークの家具が美しくなじんでいます。薄い布のカーテンを揺らして吹き渡る風の心地よさに、しばしうっとりとしてしまいました。
ひとつひとつに思い出という物語のある家具や小物、器の数々。それらがさりげなく、しかもどこから見ても絵になるように美しく住まいを彩っています。