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- 第30回整理収納アドバイザー Emiさんvol.2
日々を楽しむ小さな工夫
整理収納アドバイザー Emiさんvol.2
「情報や気持ちを“見える化”する目的は
モノの整理と一緒です」
日常生活のなかで見聞きした情報や日々のスケジュール、さまざまな出来事から感じる気持ち、あたたかい思い出……。蓄積されていく目に見えないモノ・コトは、意外と膨大にあるものです。
整理収納アドバイザーであるEmiさんは、目に見えるモノの整理だけでなく、“データ”状態にある物事もその対象と考えています。どちらも目的は同じで、快適で機嫌よく暮らすことを見据えての作業。ひとつひとつ“見える化”が必要か検討して、整理整頓のルーティーンに組み入れています。
「画像データやスケジュール管理は、
見やすい方法でシステム化しています」
例えば、気づくと膨大な量になって整理に困る画像データ。特に、子どもの写真は多くなりがちなうえ、スマホやデジカメ、もらった画像など、出どころもさまざまです。Emiさんの整理法は、毎月アルバムの見開きを埋める11枚だけをプリントして入れ込むというもの。データはDVDに焼いてアルバムと合わせて保管し、それ以外のものは外付けのハードディスクに収納。アルバムはいつでも家族やゲストが眺めて楽しめるようにリビングに置いています。
また、スケジュールは職場や家族と共有しやすいようにスマホのアプリを活用。todoリストは、仕事、プライベートも一緒に手書きで手帳にまとめ、いつでも確認したり、書き足しができるように持ち歩いています。
「そのほか、22歳からずっと続けているのが、“マイノート”。心が動いた事柄だけを書き綴るのですが、興味があることや感情など、自分の整理につながっています」。
見えないものこそ整理しやすい仕組みをつくること。それが、Emiさんの考えや行動を明確にし、日々の営みをスムーズにしているようです。
to do リスト作りは週1のルーティーン
Emiさんのスケジュール管理は2本立て。スマホアプリでは会社や家族で共有すべきことを管理していますが、自身でこなすべき細かいタスクについては手帳に手書き派。日曜日の夜の5分間を使ってスマホアプリを見ながら1週間のto doリストを作成するのが、ルーティーンとなっています。仕事、プライベートなどジャンル別に書き分けて明確に把握し、1週間がスムーズに進むように整理します。
画像提供／OURHOME
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vol.3 “マイノート”について
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Profile
Emi
整理収納アドバイザー。双子の母。大手通販会社にて商品企画をしながら、結婚を機に2008年にブログ『OURHOME』をスタート。独立後は暮らしの情報発信とオリジナル企画商品を扱うショップ「OURHOME」(兵庫県・西宮)をオープン。みつかる、私たち家族の"ちょうどいい"暮らしを軸に、著書やSNS、ショップなどを通じて、情報を発信している。著書に『続けるほど、毎日が面白くなる。もっともっとマイノート』『マイノートのつくりかた』(ともに大和書房刊)、『OURHOME ～子どもと一緒にすっきり暮らす～』、『私がラクする家事時間』(ともにワニブックス刊)ほか多数。
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