日々を楽しむ小さな工夫
アウトドアクリエイター
YURIEさんvol.2
「クッションとパソコンを持って
ベランダや庭で
仕事をするだけで、気分が違います」
外出がままならない状況が続くなか、家で過ごす時間が単調で飽き飽きしている人も多いのではないでしょうか。そんなときこそ、日常生活にさりげない非日常感や特別感を差し込んでリフレッシュしたいもの。
YURIEさんは、小さな気分転換をするのがとても上手。旅と自然が好きなだけあり、その方法は概ね自宅で自然を感じるためのちょっとした工夫です。
「仕事や食事を外でしてみることですね。テーブルの準備とか大げさな準備なんて必要なくて、ラグやクッションとパソコンをベランダに持ち出す程度のラフなスタイルで十分。それだけでリフレッシュになります」。
都心に暮らしていたときはベランダがその舞台で、ときには夜にゆっくり空を見上げるなどして楽しんだそう。現在は自然豊かな環境にある庭つきの戸建てに引っ越したので、より一層気分転換の時間が充実しました。
「外食する予算を器や食材に使って。
いいグラスでワインを飲むと
断然おいしい」
また、外食が気軽にできない今実践しているのは食事の演出。
「たとえばスパイスにこだわったり、ハーブをたっぷり使ったりして、いつもとは違う味わいにしてみるとか。思わず“レストランみたい!”と気分が上がるんです。ハーブはベランダでも十分育つので、育てたものを使うとより楽しいですよね」とYURIEさん。
さらに、外食をする代わりに少しいいワインやグラスを用意したり、料理が映える器を購入して盛りつけにもこだわるなど、ちょっとした発想の転換で食卓にも特別感を取り込んでいます。
一部画像提供/YURIE
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Profile
YURIE(ユリエ)
アウトドアクリエイター
1988年群馬県生まれ。趣味で始めたキャンプの様子をInstagramにて紹介し、アウトドアを楽しむ“ソトアソビ”を女性目線で提案。現在はアウトドアに関連して商品の企画プロデュースを手がけるほか、PR業、雑誌の連載なども行う。著書に『THE GLAMPING STYLE ~YURIEの週末ソトアソビ~』(KADOKAWA刊)。
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