わいわい集える、すいすい動ける。
心豊かに過ごすセカンドライフ
リノベーションのきっかけ:
転勤により全国各地の社宅や賃貸住宅などさまざまな住まいで暮らしてこられたH様。定年を目前に控え、32年前に購入してしばらく賃貸住宅として活用されていたマンションに戻られることを検討され始めたそうです。お仕事柄、空間づくりの知識を豊富にお持ちだったご主人がリフォームにおいて重視されたのは、人を招いて楽しめる開放感と日々の暮らしやすさ。心身ともに豊かに過ごせる空間を実現したいと、セカンドライフのためのリフォーム計画がスタートしました。
DATA
- 建物構造
- マンション
- 家族構成
- ご夫婦2人
- 施工面積
- 約70m2
- リフォーム部位
- フルリノベーション
- 費用
- 約1,530万円(税抜)
キッチン
親しい仲間を招いて集う。
会話が弾むオープンキッチン
高級感のあるデザイン性に納得!
団らんの中心は『Lクラス キッチン』に
もともとH様邸のキッチンは、吊戸棚や袖壁に囲われた対面型キッチンでした。対面型とはいえ、ダイニングとキッチンの間の開口部はとても小さく、閉鎖的な空間だったそうです。今回のリフォームでは料理好きのご主人の「親しい人を招いて料理を振る舞い、みんなで食卓を囲みたい」という思いもあり、吊戸棚や袖壁をすべて取り払ったオープンキッチンに一新。ダイニングとの一体感をより高めるため、段差のないフルフラットなカウンターを選ばれました。
キッチンはゲストを迎えるメインステージだからこそ、デザイン性にはひときわこだわったと話されます。「とくに視界に入りやすいカウンターの素材と色を重視しましたが、この部分はパナソニックの『Lクラス キッチン』のグラリオカウンター一択でした。凹凸があり質感豊かな御影ブラック色を見て、これしかない!と感じたんです」とご主人。光の当たり具合で陰影を楽しむことができ、キッチンを高級感たっぷりに演出。グラリオカウンターに合わせ、扉色には落ち着いた印象のオーク柄をチョイスされました。
「『Lクラス キッチン』は、カウンターの寸法を調整できるのも良かったですね。キッチンの奥にパイプシャフトがあり、その奥行きに合わせてカウンターを切り欠きしてもらいました。」ピッタリときれいにカウンターが設置できました。
開口部の狭い以前のキッチンから、吊戸棚をなくしたオープンキッチンに。料理や片付けをしながら、ゲストとの会話もしやすくなりました。
ワンランク上の空間を演出する御影ブラック色のグラリオカウンターはご夫婦のお気に入り。傷や汚れが目立ちにくい点も良いと話されます。
カウンターのダイニング側は収納として活用。奥行きのあるカウンターのため、収納量もたっぷり。来客用のカップなど、ダイニングテーブルで使うモノを美しく収められています。
以前の住まいで悩みの種だったのが、ステンレス製シンクの水アカ汚れ。「シンクをグレーの人造大理石にしたところ、汚れが落ちやすく水アカも目立たない。水栓もスゴピカ素材を選び、ストレスから解放されました」と奥様。
毎日のことだからなるべくラクに、
安全に。
キッチンの作業性にも配慮。
ふたりのお子様が独立される前は、それぞれの学校や塾からの帰宅時間、ご主人の帰宅時間に合わせて1日に何度もキッチンに立たれていたという奥様。ご夫婦ふたりになってご主人が定年を迎えられたこともあり、食事づくりの負担はぐんと減ったものの「でもやっぱり毎日続いていくことですし、年齢を重ねると体も辛くなってきますよね。せっかくキッチンを新調するなら、よりラクに安全に作業できるような空間に、という点も希望しました」と奥様。
そこで来客時に使う食器類や調理道具をたっぷり入れられる深型の食器洗い乾燥機、10年間お手入れ不要のレンジフード、火の心配がなくふたりでも作業しやすいフラットな『トリプルワイドIH』など、最新の設備を採用されました。「よく煮込み料理をするのですが、つい火の元を離れたまま忘れてしまって……ヒヤリとしたこともあります。今後ますますそういった心配が増えるかもしれませんよね。炎がなくタイマーや温度調節機能が充実した最新のIHクッキングヒーターだと安心です」とご夫婦は口を揃えられます。
以前は卓上の食器洗い乾燥機をお使いでしたが、ビルトインタイプに切り替えて、キッチンをスッキリと。深型なので大きなフライパンも入ります。
レンジフードは換気連動システム付きのタイプに。IHクッキングヒーターのON/OFFや火力に合わせて換気風量も自動で調整。消し忘れも防止することができます。
キッチン横の壁面はギャラリースペースに。ご主人の趣味である馬術にちなんだ蹄鉄もディプレイされています。ゲストの目を楽しませる素敵な工夫です。