F様は、空間や照明だけでなくインテリアにもこだわられました。そのひとつが、室内ドアのデザイン。実は2階に設けた室内ドアはすべて違うデザインを採用されています。これは、お客様にお手洗いの場所を聞かれたときなどに「四角い窓のドアです」とご案内しやすいようにとの配慮なのだそう。
ご夫婦のおもてなしの心が、ひとつひとつのドアにまで現れています。
空間をつなげる。光を取り入れる。間取りを自由に変える。意匠や木目の美しさと、長く使える耐久性に加え、住空間に開放感を与えるという、新しい概念のインテリア建材『ベリティスプラス』。
F様邸ではリビングドアに採用し、天井まで届くハイドアにされました。ショウルームでご夫婦が一目惚れされ、木目の美しさと他にないレリーフデザインが採用の決め手に。天井からの照明演出によってレリーフに陰影が生まれ、ひときわ重厚な雰囲気を演出します。帰省されたお子様からも「このドアが一番素敵!」と大好評だったそう。
ドアの上枠と天井の間の垂れ壁がないのですっきりと見えて、空間が広く感じられます。
ドアにあわせてハンドルも高さのあるデザインに。
「最初は普通のハンドルでも良いかなと思いましたが、やっぱり背の高いドアにはこのハンドルがぴったりでした!」と奥さま。
リビングから洗面へと続く廊下には、壁にスリットを設け、下からビームライトで天井へとあかりを灯しています。スリット部分には、ご主人が趣味でつくられるステンドグラスをはめ込めるように、工事中にスリットの下部にステンドグラスをはめる溝を設けてもらったそう。「もともと壁の厚みがそれほどない部分なのに、ミリ単位で調整していただきました。季節ごとに違うデザインのものを飾って楽しむことができるように、とスタッフの方が知恵を絞ってくださいました。」
ステンドグラスだけでなく、ご主人が集めた数々のアート作品やお父様の版画などを設置できるように、玄関や廊下にはギャラリーを設けました。以前は廊下の幅が狭かったため飾ることが出来ませんでしたが、廊下の幅を広くすることで、ギャラリースペースのような感じで絵を飾ることが可能に。
「次はどんな絵を飾ろうかと考えるのが楽しくなりました。絵を掛け替えるたびに雰囲気が変わり、楽しい空間になりました」とご主人。
ご主人が収集されたアート作品、趣味でつくられたシルクスクリーンの作品などを展示できる廊下のギャラリースペース。ピクチャーレールを設けることで、サイズが異なる作品でも自由に掛け替えられることができます。
ギャラリーの壁はあえて内側にへこませ、絵が美しく見えるように工夫されています。
ダイニングテーブル横の出窓にも小さなギャラリーを。
お気に入りの作品や、ご夫婦の思い出の写真が
いつも見えるように飾られています。
ゆったりと楽しく過ごせる空間づくりにこだわられたF様。その中で「自分の家のように、わが家のことを考えてリフォーム提案いただいたスタッフのみなさんのおかげで、イメージを形にすることができました」と、当時を振り返られます。
特にこだわられた照明は光の種類、明るさ、設置場所、周辺の内装材や建具の種類などによって、見え方の印象が大きく変わります。「どのような見え方になるのか、何度もシミュレーションをしていただきました。おかげでイメージを確かめながら希望を叶えることができました。たくさんのスタッフの方にそれぞれの分野で知恵を絞っていただいたことで、思い出がいっぱい詰まった幸せな住まいになったと思います」。
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