リフォーム・リノベーションのヒント集

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2025/07/04

リフォームのビフォーアフター事例を築年数ごとに解説!

リフォームをしたいと考えているけれど、完成後のイメージがつかないとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなときには、まず、実際の施工事例のビフォーアフターをチェックすることをおすすめします。

築年数が古くても、リフォームによって大きく生まれ変わります。

築年数別にリフォームのビフォーアフターを事例でご紹介します。またリフォームに必要な費用についても紹介します。

建物全体をリフォームするフルリフォームだけではなく、気になる所だけをキレイにする部分リフォームもあります。記事の後半では、場所別にリフォームのこだわりポイントをまとめていますので、ぜひ最後までお読みください。

その他のリノベーションのビフォーアフター事例や費用相場などについて詳しく説明しているページはこちら

リフォームでビフォーアフターはこんなに変わる?

リフォームをすることで、住宅のイメージが大きく変わります。築年数が古い建物ほど、リフォーム後は見違えるほど変わることが多いようです。

どのようなリフォームをしたら、魅力的な家になるのでしょうか。リフォームのビフォーアフターについて見ていきます。

部屋を明るい雰囲気に変えたり、部屋全体のデザインや間取りの変更、一人暮らしを満喫できるこだわり空間にするリフォームなどをご紹介します。

築年数が古い物件を新しい魅力的な家に変える

これまで住んでいた家をリフォームする人や、中古の戸建てやマンションを購入してリフォームをする人が増えています。リフォームで住宅のイメージを一新することで、築年数が古い物件でも見違えるほど魅力的な住まいにすることができます。

最近では古い団地をリフォームして住む人も多くいます。例えば、築年数が古い住宅は細々と部屋が仕切られていることが多いのですが、リフォームをして間取りを変更することで、広々とした空間に作り変えることができるのです。

また、最近ではフォトジェニックなデザイン性の高いおしゃれな部屋や広いリビングにリフォームすることも人気です。

このように、自分たちの生活スタイルに合わせて魅力的な住まいに変えられることもリフォームの魅力の一つと言えるでしょう。

団地がモダンなデザインに変わる

団地は鉄筋コンクリート造であることが多いため、耐用年数が長いのが特徴です。定期的にリフォームすれば100年程度は住めると言われています。

鉄筋コンクリート造の住宅用の建物の法定耐用年数は47年ですので、それを目安に考えるといいでしょう。

最近では、古い団地の室内をモダンなデザインにリフォームして、住む人も増えています。

例えば、彩りにモザイクタイルの壁を作り、カフェのような雰囲気のある空間を演出するなど、無機質になりがちな室内をおしゃれなデザインで彩り、住んでいるだけでワクワクするような空間にするリフォームも人気です。

このようなリフォームはビフォーアフターでイメージが一変するため人気です。

間取りの変更で住まいが大きく変わる

団地やマンションなどの築年数が古い建物の場合、部屋が細かく間仕切りされていることも多くあるため、間仕切りを取り除くリフォームがよく行われています。

リビングでゆったりとくつろぐことを重視する人も多く、細かく区切った個室の間仕切りを取り払って、広々としたリビングにするなど、リビングのリフォームだけでも随分と雰囲気が変わります。

暗い雰囲気が明るく開放的に変わる

築年数が古い物件は天井が低いことが多く、また、壁紙なども古くなっていることが多いため、どうしても部屋が暗い雰囲気になります。明るく開放的な雰囲気にリフォームすることで、印象が大きく変わります。

低い天井でも広く感じるように、壁紙を明るいものに張り替えたり、採光窓付きのドアに替えたりすることで、開放感のある空間を実現できます。また、間仕切りをなくすことで、外の光を部屋の奥まで取り入れられます。

一人暮らしを満喫できるこだわりの空間に変える

一人暮らしの部屋も、リフォームする方が増えています。一人暮らしだからこそこだわって、オリジナリティのある部屋に住みたいという人も多いようです。

狭さを感じないように古い戸建てやマンションでは間仕切りをなくして、オープンスペースにすることで、これまでのイメージを一新できます。

非日常的な空間を演出する方法もおすすめです。コンクリート打ちっぱなしの内装にするなど、インテリアにこだわってリフォームをすることで、雰囲気が変わって見違えるものとなるでしょう。

北欧風にしたり、インダストリアルな雰囲気にしたり、モダンな雰囲気にするなど、好みの内装で家全体を統一してみるのもいいですね。古い部屋を生まれ変わらせることで、新築のように楽しめるかもしれません。

一人暮らしだからこそ、趣味志向に合わせた、こだわり空間にリフォームする人が多いようです。

築年数によるリフォーム費用とビフォーアフター

ここでは築年数によって、どのようなリフォームが実際に行われているのかをご紹介します。築年数が浅い物件ほど、リフォームすることで、日ごろの不便が解消されるなど、少ない予算で暮らしを快適にすることができます。

例えば、築10年~20年の建物では水まわり設備や電気設備などが老朽化するために入れ替えや工事をする必要があるでしょう。また、新しいキッチンや浴室などに取り替えることで、新しい雰囲気にすることができます。

築年数が30年を超えるあたりからは、フルリフォームも視野に入れた方がよさそうです。
築年数20年、30年、40年、50年の場合は、どのようなリフォームができるのかご紹介します。

築年数20年、150~300万円のリフォームのビフォーアフター

築20年の物件では、水まわりや電気設備の交換や補修など、部分的なリフォームが行われることが多いようです。フルリフォームに比べて、費用が少なくて済みます。

費用は、150万〜300万円程度でリフォームをすることが可能です。

設備を新しくしたり、レイアウトを変えたり、部屋のデザインを変えたりするリフォームが多く行われます。キッチンや浴室、トイレなど毎日使う設備がキレイになるのは嬉しいことです。

水まわり設備の交換リフォームだけでも、100~150万円の予算は必要となり、どのようなグレードの製品と交換するかによって、費用の差が生まれます。

築年数30年、500万円~のリフォームのビフォーアフター

築30年になると、フルリフォームするケースも多くなります。

古くなった内装や設備などを撤去・解体し、家を一度スケルトン状態にします。その後、リノベーションのために大規模工事を行うケースも増えてきます。

キッチン、浴室、トイレ、洗面所などの水まわりは、最初に設置していたものが老朽化して、取り換える時期です。

30年経って、新しい機種や機能のものと交換するので、機能面や使いやすさを実感できます。掃除などのお手入れもラクで、おしゃれなデザインのものが増えているため、使いやすく魅力的な空間にすることができます。

また、家の外観も老朽化するために、外壁の補修をすることも多いでしょう。その際、外壁の色を変えると家全体のイメージも大きく変わります。

結露予防、断熱効果のために窓のリフォームをすることもあります。

戸建ての場合は、玄関ドアを付け替えることによっても雰囲気がガラッと変わり、新築のように生まれ変わります。

こうして、キッチンや浴室、トイレ、洗面所や収納などの室内から、外壁や窓、玄関ドアに至るまで取り替えた場合、費用は500万~2,000万円以上もかかる場合もあります。キッチンや浴室の設備をグレードアップすると高額になる傾向があります。

しかし、室内や外観のフルリフォームを行うことによって、ビフォーアフターで大きな驚きを感じることができるはずです。

これから先、長く住むためにもデザイン性以外に機能性にもこだわったリフォームにしたいですね。

築年数40年、1,000万円~のリフォームのビフォーアフター

築年数40年の物件の場合も、フルリフォームを行うことが多くなります。

戸建ての場合、築年数40年というと、外装も内装も家全体が劣化しています。給排水管がさび付いていたり、雨漏りが起きる場合などもあり注意が必要です。

また、生活スタイルも40年前とは大きく異なることもあるはずです。家族構成が変わることで、間取りが使いにくくなっていることもあります。

さらに、1981年の新耐震基準より前に建てられている建物の場合には、耐震性に問題があるケースもあり、その場合は耐震工事をする必要があります。

築年数が古い物件では、断熱材が入っていないことも多く、断熱性を高めるためのリフォーム工事が必要な場合もあります。さまざまな工事で費用がかかってくるため、1,000万円以上が必要なフルリフォーム・リノベーションとなります。

築年数50年、約1,000~1,500万円のビフォーアフター

築年数50年の場合には、安心して快適に住むために大掛かりな工事、フルリフォーム、リノベーションが必要になることがほとんどです。耐震面での構造材の補強や断熱のための工事、使いにくい間取りの改善を行いましょう。

戸建ての場合は、建て替えなども考える築年数ですが、構造材を残して、1,000~2,500万円でフルリフォームできれば、新築のようになります。

ただ、戸建ての場合、築年数が50年以上の場合には、構造材も劣化している場合があります。また、基礎の工法や建物の造り自体が現在の造り方とは異なっていることもあるので、通常とは異なる大きなリフォームやリノベーションをする必要があります。

リフォーム費用は高額になる可能性もありますが、これから長く安心して暮らすためにも今の住まいの状況に合わせてリフォームすることが大切です。

今の住まいで使える部分を活かしてリフォームするのか、建て替えるのかは、建物の状況で判断する必要があります。

リフォームのビフォーアフターを費用別に検証

500万円と1,000万円では、どのようなリフォームができるのかをご紹介します。

500万円の場合は、キッチンや浴室、トイレなどの設備の交換や、間取りなど家の一部分のリフォームをすることが多くなります。劣化している箇所、住みにくい場所などを改善するリフォームとなることが一般的です。

1,000万円の場合は家全体のフルリフォーム、リノベーションをすることが可能です。家の中だけでなく、外壁や屋根などもリフォームを行う場合があります。

リフォームにかかる費用は施工会社によって異なります。リフォームを検討する際には、複数の会社で見積もりを取り、比較することをおすすめします。

500万円でできるリフォーム

予算500万円程度のリフォームでは、水まわりのフルリフォームとバリアフリー化などが可能です。次のようなリフォームで、リフォーム前後の違いを見比べてみましょう。

水まわり設備の交換やバリアフリーの工事で快適に

老朽化した水まわりを新しいキッチンや浴室、トイレに変えるリフォームが多く行われます。また、バリアフリーのために段差をなくしたり、手すりを付けるなどのリフォームがあります。

水まわり設備が変わるだけで、生活がしやすく快適になります。また、高齢になった時のために、段差をなくしたり、手すりをつけたりするなど、生活しやすくするためのバリアフリー工事も500万円あれば可能なケースが多くなります。

広いリビングの実現や収納問題を解決

予算500万円で、間仕切りを取り払い、広いリビングにするリフォームなども人気です。

収納が足りないという悩みからリフォームをおこなうケースもあります。キッチンの収納やウォークインクローゼットなどを新しく設置して収納スペースを増やし、より快適な居住空間をつくることも可能です。

木のぬくもりが感じられるくつろぎのリビングに

木の質感を生かした床材などを取り入れて、ゆったりとくつろげるリビングにするリフォームも500万円の予算で可能です。

デザインにこだわったり、自然な雰囲気を演出するために天窓を設けたりする方法もいいでしょう。採光面も考えた開放的な雰囲気にするリフォームも人気です。

1,000万円でできるリフォーム

1,000万円あると、マンションの場合はフルリフォームも視野に入ります。

戸建ての場合は、外壁や屋根工事なども必要となるため、1,000万円ではフルリフォームが難しい場合もあります。

「フルリフォームしたいけれど予算が足りない」という方は、リフォームしたい場所の優先度を設定して、優先度が高い場所から順にリフォームをすることをおすすめします。

マンションの場合は間取り変更や自然素材の内装、断熱対策工事も可能

マンションのフルリフォームでは、分譲の場合でもマンションの管理規約をよく確認してリフォームを行なってください。

オープンキッチンにするなど、水まわりの大きな移動は規約を確認する必要があります。排水管の移動などが可能であれば行える場合もあります。

また、自然素材を活かした内装などにリフォームすることも可能です。

さらに、マンションは気密性が高いため、結露対策のために二重窓やペアガラスにするリフォームが行われることもあります。

1,000万円の予算があると、間取りの変更や内装の変更、断熱対策などを行うことができ、リフォーム前後で住まいの機能性を大きく変えることができます。

戸建ての場合は外装や内装のテイストを変えたリフォームも可能

戸建ての場合も1,000万円程度で純和風の家を洋風にしたり、モダンな雰囲気に変えたりできます。

古くなった建物でも、リフォームやリノベーションをして若い世代が暮らしやすいようにするケースは多くなっています。間取りを変更し、和室を洋室にリノベーションすることもあります。

また、断熱効果を考えて、内窓を付けたり、玄関から風が入って来る場合は玄関ドアを替えたり、防犯性能の高いドアに替えたりすることもできます。

場所別ビフォーアフターの注目すべき点とは

リビング、キッチン、浴室、トイレ、寝室など、リフォームで見違えるようにするために、注目すべき点をご紹介します。

リフォームで下記のような要望を叶えたい人が多くいます。

  • ・「家での時間を大切にしたい」
  • ・「リビングにこだわりたい」
  • ・「料理にこだわりたいため、キッチンの充実を図りたい」
  • ・「浴室でのくつろぎを大事にしたい」
  • ・「トイレや寝室を快適にしたい」
  • ・「収納不足を解決したい」

これらの要望に対して、場所別にどのようなリフォームが効果的なのか、注目すべきポイントを見ていきます。

リビング

リビングでは、「広いリビング」「くつろげるリビング」を求める人が多い傾向です。

また、最近では「自然を感じるリビング」も人気です。木のぬくもりを活かしたリビングへのリフォームも注目されています。

リビングは広さを求めるリフォームが多い傾向

耐震性を考える必要がありますが、間仕切りをなくして、広いリビングを作る人が増えており、リビングダイニングにするケースも増えています。

間仕切りの壁がなくなることで、視界が広がり、開放感が出て、明るいワンルームスペースができるでしょう。リビングと和室を繋げるリフォームもよく行われています。

子どもが小さい時は、どこにいても目が届くようになって安心です。また、高齢になっても、広いリビングの方がバリアフリーになって過ごしやすいでしょう。

ただ、間仕切りをなくす場合は、古い物件の場合は補強工事をしながら行う必要もあり、費用が高くなるケースが多いので注意しましょう。

木のぬくもりを感じられるくつろげるリビングも人気!

最近では、自然の雰囲気が感じられるリビングも人気です。無垢の木材などを使ったリビングも人気があります。

内装を変えることで、雰囲気が一気に変わり、くつろぎを演出することが可能です。無垢材の床にしたり、木の風合いを生かした床材にすることで、心地よさを追求できるでしょう。

テレワークでリビングにワークスペースを作るのも人気

テレワークの普及により、リビングにワークスペースを作ったり、自分だけの趣味や作業コーナーを作る人も増えています。生活スタイルに合わせて、こだわりのスペースを作ってみるのはいかがでしょうか。

リビングの一角にワークスペースのコーナーを作り、壁紙を変えたり、インテリアを変えて、雰囲気を楽しむのもおすすめの方法です。

キッチン

キッチンリフォームの事例を紹介します。
キッチンのリフォームでは、オープンキッチンにしたり、キッチンの収納を充実させるリフォームが多く行われています。次のようなリフォームをすることで新しい生活を楽しむことができます。

オープンキッチンで会話を楽しむキッチンに

オープンキッチンにして家族や来客との会話を楽しめるように、リフォームする人が多くいます。家族で料理をして楽しむため、オープンキッチンにする人もいるでしょう。

システムキッチンを移動しオープンキッチンにすることで、キッチン、ダイニング、リビングと繋がり、部屋が広く感じられるようになります。開放的になり、部屋の雰囲気がビフォーアフターで大きく変わります。

キッチンの収納力をアップするリフォーム

キッチンをリフォームしたいと考える背景の一つには、キッチンの収納が少ないといった悩みがあるのではないでしょうか。最近のシステムキッチンでは、引き出し式など、収納力の高いものもたくさん登場しています。

最新のシステムキッチンにして収納力を上げることで、スッキリとしたキッチンにできることも注目のポイントです。

また、キッチンなどの水まわりは毎日使う場所なので、お手入れがしやすいようにし、いつもキレイに保てるような設備を取り入れるなどのリフォームがおすすめです。

水まわりのリフォームのヒントについては、こちらのページも参考にしてください。

浴室

浴室のリフォームでは、お手入れがしやすい浴室や、ゆっくり入れる浴槽、浴室乾燥機・浴室暖房機などを付けるリフォームが人気です。明るい清潔感のある浴室にするのがおすすめです。

浴室には、こだわりを実現できるさまざまなリフォームの方法があります。

狭くても広くくつろげる浴槽や快適な機能付きを

浴室のリフォームでは、広い浴槽に浸かりたいという希望も多くあります。しかし、あまりスペースを広げられない場合もあります。ゆったりくつろげるスタイルの浴槽や、清潔感のある掃除のしやすい浴槽を選んでみるのはいかがでしょうか。

また、ジェットバスやこだわりの照明などを付ける、ワンランク上のリフォームもあります。

ドアや窓にもこだわって明るい浴室に

浴室のドアや窓にこだわって、より明るい浴室にするリフォームもあります。ドアを変えたり、窓の位置や大きさを変えたりすることで、浴室の明るさも変わります。

浴室暖房や乾燥で快適に

浴室は暖房や乾燥機があると、冬でも暖かく快適になるほか、乾燥しやすく清潔な浴室になるのでおすすめです。高齢になっても安心してお風呂に入ることができる浴室にリフォームしておくといいでしょう。換気の問題も解決し、カビが生えにくい浴室になります。

浴室乾燥機があれば、室内干しもでき、梅雨の時期や花粉の季節も安心です。

トイレ

トイレが狭いと感じている人や収納で困っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。狭くてもスッキリとした印象を感じさせるトイレリフォームもおすすめです。

壁紙を変えて明るくオシャレにしたり、掃除道具やトイレットペーパーなどのストックを収納できるスペースも確保するリフォームも人気です。

最新のトイレにして快適でキレイにスッキリと

リフォームで最新のトイレに入れ替えることもおすすめです。新しい便器にすることで、節水になり、タンクレスのものにすれば、空間がスッキリします。

また、お手入れがしやすいトイレにリフォームするのもおすすめです。毎日の掃除がラクになり、キレイなトイレを維持することができます。

トイレの壁紙や床を変える

トイレの壁紙や床を変えるだけでもトイレの印象は大きく変わります。狭い空間だからこそ、こだわってオリジナリティがある空間にしてもいいですね。

壁紙や床を張り替えるだけでも雰囲気が変わるためおすすめです。

収納力のあるトイレにしたい

収納スペースが大きいトイレにすることで、スッキリとした印象を持たせることができます。生活感を見せないトイレにリフォームすることにも注目が集まっています。

寝室

寝室でのくつろぎも大事にしたいですね。寝室は、毎日使う空間なので、リフォームで新しくするのもおすすめです。

壁紙を変えるリフォームやホテルライクな雰囲気をデザインして、スッキリと落ち着く寝室を目指すのもいいでしょう。

寝室の壁紙を変えて雰囲気をイメージチェンジ!

寝室は壁紙の印象で大きく変わります。家具が少ない分、壁紙の色などを変えることで、リフォーム前後で印象を変えることができます。

壁紙を変えて、お気に入りの雰囲気でくつろげる寝室、オシャレでオリジナリティのある寝室にしてみるといいでしょう。寝室の1面の壁紙だけを変えて空間にメリハリをつける方法もおすすめです。

ホテルライクなリフォームも人気

最近では、ホテルのような寝室にするリフォームも人気です。

ホテルのようなシンプルかつモダンな寝室を作るのも良いでしょう。壁紙やベッド、家具、カーテンなどの色調を揃えて統一感を出すのがおすすめです。

リフォームで気を付けたいこと

リフォームで新しい生活を楽しむことができます。しかし、雰囲気や見た目だけでなく、実際に生活をした際に住みやすくリフォームされているかどうかも大事です。

見た目は新しくオシャレになっても、自分たちの生活スタイルに合っていないリフォームでは意味がありません。生活しやすいリフォームを目指すことが何よりも大切です。

また、リフォームを始めると、どうしても最新の設備にひかれてしまい、グレードが高い設備を設置してしまうことも。予定よりも予算がオーバーしてしまうこともあるので、費用面もしっかり考えながら、リフォームを検討しましょう。

築年数を考えたリフォームで魅力ある住まいを!

今回の記事では、リフォームする際に、築年数によってどのようなビフォーアフターになるのかを紹介しました。

築30年程度までは構造材がしっかりしていれば、比較的安く、魅力的なリフォームを行うことができます。

また、それ以上築年数が経過していると、フルリフォーム、リノベーションも視野に入ります。費用は部分リフォームよりも多くかかりますが、費用をかけてフルリフォーム、リノベーションすれば、それだけ見違えるようになるでしょう。

リフォームによって、どこを変えたいのか、目的をしっかり持ってリフォームすることが大切です。

自分のライフスタイルを考え、将来どのように住みたいのかも検討しながら、こだわりを持ってリフォームしましょう。

監修協力

野村 正樹さん

野村 正樹(のむら まさき)さん

株式会社 ローバー都市建築事務所 代表取締役
一級建築士/インテリアコーディネーター/宅地建物取引士/古民家鑑定士一級
同志社大学法学部を卒業後、京都工芸繊維大学造形工学科へ編入学。(株)NEO建築事務所を経て、00年「ローバー都市建築事務所」設立。後に、京都工芸繊維大学大学院建築設計学 前期博士課程修了。2006~2018年 毎日新聞京都版 朝刊「きょうと空間創生術」第1回~第274回執筆掲載。

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