2025/06/30
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家の中でも熱中症対策を。夏を快適に過ごす工夫
年々、熱中症による救急搬送の人数が増えています。暑い日は外出を控えるなど対策を取られている方は多いのですが、熱中症は家の中でも発症することがあります。熱中症になりにくい室内の環境づくりについて紹介します。
その他のファミリーのリフォーム事例や費用相場などについて詳しく説明しているページはこちら7~8月に多い熱中症。家の中でも要注意
令和6年(2024年)の5月から9月までの熱中症による救急搬送者数は全国で9万7千人以上※。暑い日は、炎天下の外出を避け、帽子をかぶるなど、熱中症予防を意識している人も多いはず。でもうっかりしてしまうのが、家の中で過ごしているときです。熱中症で救急搬送された人は、住居(敷地内すべての場所を含む)が最も多く、約38%※を占めています。
遊びに夢中になっている子どもや、エアコンをつけることをためらいがちな高齢者の方は、気づかないうちに熱中症を発症してしまうことがあります。注意しましょう。のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけたいですね。
- ※「令和6年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況」(総務省消防庁)より
「暑さ指数」を参考に家族みんなの熱中症対策を
室内での熱中症を予防するためにも、遮光カーテンやすだれなどで、屋内に入ってくる暑さを避ける工夫をしましょう。また扇風機やエアコンを適切に使い、熱をためにくい風通しのよい服装や、こまめな水分補給を心がけて。
環境省が毎日公開している「暑さ指数」を参考にしてもよいでしょう。「暑さ指数」は、気温や湿度などをもとに算出されます。同じ地域でも駐車場や住宅地など場面別や、子どもの場合などの参考値も表示されています。
令和3年から、環境省と気象庁が共同で「熱中症警戒アラート」を運用していますが、令和6年(2024年)からは、さらに一段上の「熱中症特別警戒アラート」の運用が新たに始まりました。「熱中症特別警戒アラート」は、「暑さ指数」が翌日すべての観測点で35以上となると予測された都道府県に発表されます。
これらの情報を上手に活用して、熱中症を予防したいですね。
外からの熱の影響を減らす工夫
太陽から直接受ける日射による暑さの他に、日射があたる路面や壁面も熱を吸収して温度が上昇するので、注意が必要です。できるだけ建物が熱を持たないように対策することがポイントです。
建物の外側によしずやシェードを取り入れたり、ゴーヤなどを育てて緑のカーテンを作れば、外壁温度の上昇や窓からの日射を減らせます。朝夕に打ち水をすると放射熱を減らす効果が持続しやすく、見た目も涼しげです。
また、熱中症対策は室内の風通しを良くすることもポイントです。ドアを引戸にすると開けたままでもドアがジャマになりません。開け閉めの調整がしやすく家の中に朝夕の涼しい風を通しやすくなります。
エアコンを適切に使うことも熱中症対策に欠かせないポイントです。扇風機を併用することで室内の空気が循環しエアコンの効率もアップします。
窓の断熱性を高めて冷房効果をアップ
熱の出入りが最も多いのが窓などの開口部です。窓に内窓を付けることで、窓からの日射熱を低減し、冷房効果が高まります。熱中症対策だけでなく、電気代の節約にもつながります。
パナソニックの内窓は、今ある窓に後付けすることができます。スリム設計だから既存の窓枠内に内窓がスッキリ収まります。お住まいのインテリアに合わせやすいカラー展開で、リフォームにもおすすめです。
冷房時もクリーンな空気で省エネに過ごせる換気扇
熱中症対策にエアコンは欠かせませんが、つけている時は部屋を閉め切りがちで換気が気になります。新鮮な空気を効率よく取り入れられるのが、熱交換形の換気扇。外気を室温に近づけて室内へ取り入れるので、熱ロスが少なく省エネで冷房費の節約にもなります。