増え続ける宅配物問題へのヒント
現代の生活様式に合わせた
これからの学生寮の在り方
快適な学生生活の提供と、
効率的な寮運営の両立へ
これまで京都産業大学(京都市北区)の学生寮では、たくさんの宅配物が集中し、学校・宅配業者の負担はもちろん、学生への受け渡しに多くの時間が割かれることが寮運営の大きな課題に。
そこで、物流問題と寮運営の負担軽減、学生の満足度アップを目指して、新たな学生寮においてパナソニックの「マルチロッカー」をご採用されました。その効果の詳細をご紹介します。
PROBLEM
京都産業大学の学生寮では、宅配物の受け渡しが
「職員の負担と寮生のストレス」に
ACTION
配達員、職員の負担軽減と
寮生の利便性向上のため
「マルチロッカー」を導入
京都産業大学の新学生寮「本山寮」様
ともに社会課題の解決に向けて
パナソニックと京都産業大学は、これまで京都市などとともに「京(みやこ)の再配達を減らそうプロジェクト(2017年)」で宅配便の再配達の削減実証実験を実施するなど、社会課題の解決に取り組んでいます。
導入背景とご感想
寮のリニューアル時に
どうしても導入したかった「宅配ロッカー」
これまで寮生への宅配物は、すべて事務室で受け取って職員が保管し、伝言メモで通知。事務室まで取りに来てもらって受け取りサインを記入してもらうことまでが一連でした。
スムーズに学生に荷物を渡してあげたいけれど、他の業務もあり、宅配のことを気にしている時間が毎日のストレスに。
そんな状況から、寮のリニューアル時にどうしても導入したかったのが「宅配ロッカー」でした。
自分のタイミングで受け取れ、
サインも不要になってラク
私たち寮生は「マルチロッカー」導入後、荷物が届いていても寮の職員さんが不在で取れなかった不満が解消。24時間自分のタイミングで受け取れてサイン不要でラクになりました。スマホに到着通知が来るので、荷物を待つストレスも減り、寮生の満足度アップにも大きく貢献していると思います。
毎日とても忙しそうな配達員さまの
再配達の手間の軽減にも
数多くの寮生をかかえる本山寮は、学生のご両親からの宅配物に加えネットショッピングでの購入物など、毎日多数の宅配物が到着します。職員不在時は再配達の依頼で心苦しくなり、スムーズに引き取れないことがあれば申し訳ない気持ちに。物流量増加による“2024年問題”が社会課題とされる今、「マルチロッカー」の導入で私たち寮側の手間の軽減だけでなく、忙しい配達員さんの手間の削減にもつながっていると思いますので、これまでとの大きな違いを実感しています。