5)断水・凍結について
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Q [断水について] 断水するとどうなりますか?A
- 給湯はできません。
- 混合水栓からお湯も、水も出ません。
- シャワー、蛇口のお湯はつかえません。お風呂の湯はり、追いだき、保温運転もできません。
【断水したら・・・】
- 給水元栓を閉める。
断水時は、電気温水器の給水元栓を「閉」にしてください。 - 漏電しゃ断器を切る(電気がきている場合)
電気温水器の漏電しゃ断器を「切」にしてから生活用水として使用してください。
漏電しゃ断器が「入」のままだと・・・
タンクが満水でない状態で沸き上げ運転が開始されますので空焚きとなり『H91:温度過昇検知』のエラーコードが出ます。
※停電時でも、必ず「切」にしてください。(停電復帰時に同様の現象が起きます。)
【断水が復旧したら・・・】
- 水の汚れを排出する。
断水復旧後は、タンク内に汚れが入るおそれがあるため、台所や洗面所で蛇口の水側(青)を開きしばらく水を出し、汚れがないか確認してください。 -
タンクを満水にする。
- 電気温水器の給水元栓を「開」にする。
- 逃し弁レバーを上げる。
- 排水口または排水配管から、水が出ることを確認する。
- 逃し弁レバーを下げる。
※タンクの水を満水にする方法は、取扱説明書の「ご使用前の準備」または 「はじめてお使いになるとき」のページに記載しています。 - タンクの満水状況を確認する。
台所や洗面所で蛇口のお湯側(赤)を開き、水(お湯)が出ることを確認してください。タンクが満水になっていない状態で通電すると、空焚きとなり『H91:温度過昇検知』のエラーコードが出てしまいます。
※蛇口のお湯側から水(お湯)が出れば、タンク内が満水になっています。 - 漏電しゃ断器を「入」にする。
電気温水器の漏電しゃ断器を「入」にしてください。リモコンが表示されます。
【リモコンの時刻表示が正しい場合】
自動的に運転を再開します。
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Q [凍結について] 凍結予防方法は?A
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ふろ配管の凍結予防
(フルオートのみ)
浴そうにお湯や水をはったままにします。
※浴そう水を自動で循環させることにより、ふろ配管の凍結予防運転をおこないます。
- 入浴後排水をせず、おふろにお湯を残しておきます。(循環口より10cm以上)
- 残り湯がない場合は、水をはってください。
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給水・給湯配管の凍結予防
外気温が0℃以下になると、保温工事を行っていても、給水・給湯配管が凍結することがあります。
- 1分間に200ml程度出るように給水栓を開けておくと、凍結しにくくなります。
※お湯が出ない場合は、凍結が解消するのをお待ちください。
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風の強い場所のとき
配管に直接風があたると、熱をうばわれ配管の温度が下がり凍結することがあります。
脚部化粧カバー(別売)を取り付けると、風よけの効果があります。
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各部配管の保温材
給水・給湯配管、ふろ配管、ヒートポンプ配管は断熱材で覆われています。断熱材が破損していると凍結することがあります。
破損している場合は、販売店に連絡してください。寒い冬がくるまでにご確認ください。
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Q [凍結について] 蛇口からお湯が出ないときは?(台所・洗面・おふろ)(フルオート・セミオート・給湯専用)A
- 給湯栓(お湯側蛇口)を少し開いて、凍結が解消するのをお待ちください。
※ひんぱんに凍結するときは、念のため保温材の破損等がないか確認してください。破損等がない場合は、販売店にご相談ください。保温材の厚みをさらに厚くするまたは凍結予防ヒーターを取り付けるなどが必要になります。
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Q [凍結について] エラー「U22」の表示が出てお湯はりができないときは?(フルオート・セミオート)A
- ふろ配管が凍結した場合、保温材の破損等がないか確認してください。破損等がない場合は、販売店にご相談ください。
(保温材の厚みをさらに厚くするまたは凍結予防ヒーターを取付けるなどが必要になります。) - 今後の予防
排水配管や排水栓に保温材で凍結しないように保温することが必要です。(販売店にご相談ください)
また、脚部カバー等で、風が当たらないようにすると凍結予防になります。
- ふろ配管が凍結した場合、保温材の破損等がないか確認してください。破損等がない場合は、販売店にご相談ください。