「音」は、いわば空気中を伝わる波。
重く、厚い材料を使いましょう
床、壁、天井の材料は重く、厚くなるほど遮音性能が向上します。
ただし、居住空間として壁等の厚みはむやみに厚くできないため、
遮音シートのように薄くても比重の大きい材料をうまく利用することが大切になります。
建物のスキ間をなくし、音の侵入や音モレをなくしましょう
防音対策には、建物のスキ間をなくすことが大切です。
床・壁・天井などに遮音性能を高める材料や構造を採用することも肝心です。
また、経年変化による住宅躯体の寸法収縮で、
後からスキ間が発生することもあります。
遮音シート・遮音テープ等を使用することで、
経年変化によるすき間の発生を抑えます。
建物構造の強度を高め、振動を抑える配慮が必要です
足音や物の落下音を軽減するにはクッション性のある下地を使い
衝撃を吸収することが大切です。
また、2階で子供が跳びはねる音などは「重量床衝撃音」と言い、
建物の躯体の剛性など、構造そのものに影響されます。
より頑丈な建物構造を採用しましょう。
開口部は防音の弱点。ドア・窓・換気扇まで対策を
開口部のスキ間をなくすことがポイントです。
防音構造の内装ドアや気密性に優れた二重窓を使うなど、遮音性能を高めましょう。
また、雨戸や厚手のカーテンなどを併用するのも効果的です。
換気口などの対策も忘れずに行ってください。
静けさを守るためには、間取りの工夫も大切です
音の発生源からの距離が大きくなると、音の大きさは減衰します。
寝室や書斎は、車の通行が多い道路から離したり、
隣室との間に廊下や収納スペースを設けると、
静けさやプライバシーが確保しやすくなります。
非塩ビ素材で住む人の健康や地球環境にも配慮したシートです。 塩ビに含まれる一部の可塑剤による健康への影響や、焼却時のダイオキシン発生を抑えるため、当社の遮音シートは非塩ビ素材としています。
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