介護されるご家族が直面する様々な質問やお悩みを解消するポイントをまとめました。
介護保険のサービスを受けるには、「どの程度の介護が必要なのか?」を判断する「要介護認定」を受ける必要があります。要介護認定の流れは、次の通りです。
まずは要介護度を判断する材料の一つとなる意見書を書いてくれる主治医を決めましょう。普段から決まったかかりつけの医師がいる場合は、その医師に連絡して、意見書を書いてもらえるかどうかを確認してください。
次に、市区町村にある介護保険担当の窓口へ行き、介護保険申請書(要介護認定申請書)に必要事項を記入し、申請を行いましょう。
申請後、1~2週間ぐらいのうちに訪問調査員(認定調査員)が要介護者の心身の状態についての聞き取り調査を行うため、自宅へ調査に来るので、それを受けます。
認定調査の結果や主治医の意見書などをもとに、保険・医療・福祉の専門家たちによる介護認定審査会によって、どの程度の介護が必要かが判断されます。ここで介護保険のサービスが必要であると判断された場合、心身の状態などに応じて「要支援1~2」「要介護1~5」という要介護度が決められます。認定結果の通知は郵便で届きます。