介護されるご家族が直面する様々な質問やお悩みを解消するポイントをまとめました。
子どもから大人へと成長し、自分の家庭を持つようになると、親との関係が少しずつ希薄になってしまうことがあります。特に実家から離れたところで生活している場合、直接顔を合わせるのは正月やお盆のみで、それ以外は、用事があるときにたまに電話で話すぐらいといった家庭が多いのではないでしょうか。
介護をスムーズに行うには、親子の関係が良好で、普段からこまめに連絡を取り合っていることが重要な意味を持ちます。これは介護が、要介護者の極めてプライベートな部分まで立ち入って行うものだから。いくら親子とはいえ、年に数回しか会話を交わさないような相手に世話を焼いてもらうのは、気が引けて当然です。
まずは週に1~2回、他愛もない話で十分なので、実家に電話をしたり、親に話しかけたりすることで、なんでも気軽に相談し合えるような関係を築くことを目標にしましょう。