築30年のご実家をリフォームされたU様。「いろりダイニング」は、ショウルームで展示されているのを見て即決。IHと一緒になったカウンターがテーブルとして使えるという新しいキッチンの形を見て、「調理しながら一緒に食事ができるのがいい」とご夫婦揃って納得されました。
共働きのご夫婦が二人の時間を充実させる、というリフォームの目的にぴたりと合いました。
コンパクトな
キッチンで
作業スペースが
ゆったり
カウンターの奥行きが80㎝だから、
どのキッチンよりも
スペースにゆとりができました!
ダイニングキッチンの課題は「いかにスペースを広々と使うか」。希望はもともとアイランド型キッチンでしたが、さらにダイニングテーブルも置くと空間が狭くなるというのが悩みでした。
奥行き93cmのキッチンの場合、カウンターは広いのですがその分、キッチンを囲む動線が窮屈になります。75cmにサイズダウンすると動線に余裕はうまれますが、カウンター幅は20cm程度。朝食にはよくても、ゆったり夕食をとるには狭く、ご夫婦は並んで座ることになります。悩んだ結果、「向かい合って食事をすること」にこだわったU様は93cmを選びました。しかしキッチンの色決めに訪れたショウルームで発売したばかりの「いろりダイニング」に遭遇。まさに求めていたものとひと目で気に入ったそうです。
「いろりダイニング」なら奥行きは80cm。動線も確保しながら、何より向かいあって食事ができます。カウンターもテーブルとして使うことを想定したデザイン。設備というより家具という印象で、部屋の真ん中にあっても違和感がないのも決め手の1つでした。
部屋の真ん中に位置して存在感があるキッチンは、インテリア性も重視。家具らしいデザインもお気に入りです。奥さまが使い始めてよさに気づいたのは換気扇。「油が飛ぶのも換気しながら調理すれば気にならないですね」。
料理している目の前に夫がいるから
手伝ってもらいやすくて、
助かっています。
リフォームしていちばん変わったのは、ご主人に料理を手伝ってもらいやすくなったことだそうです。ご主人は晩酌をされますが、奥さまはお酒を飲まないので、味噌汁を食べるタイミングが違います。以前は、冷めてしまった味噌汁を温めなおすために、食事を中断してキッチンとダイニングを行ったり来たり。でも今は、食事をしながら鍋ののったIHのスイッチを入れるだけ。目の前にいるご主人に「スイッチ押して」と頼むこともできます。
「キッチンが離れていると頼みづらいけど、目の前にいると断れないでしょ」と奥さまも笑顔。いつも1人で料理をしているような感覚でしたが、それもなくなりました。とにかく会話が途切れないのがよいとご夫婦揃ってのご意見。共働きのU様にとって料理しながら食事ができるのも時間の有効活用につながっています。さらに煮炊きものは、タイマーのスイッチをいれておいて入浴することもでき…全般的に家事にかける時間は短くなり、ずいぶんラクになったそうです。
「いろりダイニング」の魅力は、何より一緒にいられる時間が増えたこと。「定年後は家で過ごす時間がもっと増え、もちろん食事の回数も増えるから一緒に料理できるのは嬉しい」と奥さま。
器が好きという奥さまが、カウンターに選んだのはベージュ。「白い器も黒い器もあるので、どちらを置いても映える色を選びました」。テーブルと食器洗い乾燥機が近いことも、家事がラクになった理由のひとつ。