間取りづくりでは、部屋と部屋、そして外と内をつなぐ「開口部」の設計も大切なポイントです。
ドアや窓などの開口部は、採光・通風・プライバシー確保といった機能だけでなく、動線や空間の印象にも大きな影響を与えます。こちらでは主な開口部の種類をご紹介します。
1)内部(室内)の開口部
内部開口の種類
開口部の幅(有効寸法)
出入り口の役割を考えて開口巾や機能を考えましょう。
ドアと開き勝手
片開きドアの吊り位置や、開き勝手は部屋と廊下の広さや動線を考えて決定しましょう。
ドアの位置と開き勝手で視線配慮
隣接するドアの開き勝手のタブー
2~3部屋のドアが配置される場合は特に注意しましょう
2)外部の開口部
外部開口の種類
外部開口の防犯対策
- 1階窓開口はテラスサッシ以外は、原則面格子付となります。
- 防犯対策だけでなく台風などの対策も考慮する必要があります。(強風・物の飛来等)
窓の高さと位置関係
掃き出し窓(外部に出るための開口部)
一般的な窓
和室の外部開口と高さ
洋室とは異なる和室独自の開口位置と高さの関係があります。
浴室・トイレ・洗面室の窓
- システムバスの場合は、機種によって位置・大きさ等、開口可能範囲が設定されています。(カタログを参考にする)
- 洗面室やトイレの窓については、設備機器の高さや幅を考慮して取付位置を決めます。